ユジノ・サハリンスクで開かれた「第一回サハリン国際人形劇祭」に招かれ、「信太妻」を上演しました。飛行機が遅れて9月7日夕方到着、8日の舞台仕込みは夜10時半から翌日午前3時までかかり、9日は朝から舞台の準備、12時から2回公演、解説と続き、帰りの飛行機もサハリンをを6時間遅れて出発、あわただしい日程でしたが一行10名、予定より1日遅れて11日に無事新潟に戻りました。ハンガリー、トルコ、ロシア国内の4劇団と交流、8日には主催者の「サハリン人形劇場」が用意してくれたバスで観光も出来ました。劇場スタッフの皆様、通訳のエレーナさん、終始お手伝い頂いたボランティアの学生の皆様に心から感謝します。
在ユジノサハリンスク日本総領事・小池孝行氏が開演前の挨拶をして下さいました。
公演後、人形浄瑠璃の解説をする八郎兵衛、八太夫、通訳のエレーナさん。
以上2葉の写真は祭典のホームページhttp://molute.ru/post/58より。
ユジノサハリンスクから北へ約50km、海岸の砂浜で琥珀が拾えます。バスに同乗した各国の出演者と共に琥珀探しのひと時、岩の上にはアザラシが群れています。旧日本軍の砲台もありました。少し離れた海辺の村に宮沢賢治が逗留したとか。外国へ行くたびにジョン・レノン「イマジン」の歌詞を思い出します。