日高見製作所 業務日報

「鉄分」欠乏中。。

子供とおでかけ 茨城県・つくばエキスポセンター

2006年11月23日 23時19分32秒 | 日記
←こいつ、おぼえていますか・・・?
「コスモ星丸」です。。
茨城県つくば市にある、「つくばエキスポセンター」の1階展示室「メモリアルパビリオン科学万博つくば'85」に今も居ます・・・。

というわけで、本日は「つくばエキスポセンター」へ行って来ました。

館内の展示は「よくある科学館モノ」と、豊富な「宇宙開発モノ」、そして「原子力ってスバラシイ」の3種類に分けられるかと思います。
特に「原子力モノ」の展示が豊富で、科学博のころの「未来はみんな原子力で動いてる」といった幻想を今も抱いているかのようでした。




上の画像は「アポロ計画」の歴史を紹介する映像を見ている小猿です。
2階の展示は全て宇宙モノ。
世界の宇宙開発史、日本のロケットの歴史、太陽系の様子などなど。
小猿は展示場内を行ったり来たりしておりました。
映像資料(機器や画質の劣化は進んでいます)が豊富なので、宇宙・ロケット好きは時間を忘れて楽しむことができる場所です。




こちらは、H-2Aロケットの2号機に装備されていた衛星フェアリングです。
これは、ロケットが宇宙へ運ぶ荷物である衛星(探査機など)を守るカバーです。
2号機の打ち上げ後、太平洋で回収されたものだと説明が付いていました。


その他に、今日はエントランスホールにて「ミーツ・ザ・サイエンス のぞいてみよう2000℃の世界-アルミと酸素がルビーに大変身!?」というイベントが開かれていました。
これは「物質を単結晶化することで、その物質の本質が見えてくるので、単結晶を作る装置を格安(400万円)で作ってみました。家庭用の100V電源で作動します。ドライヤーや電気ストーブなみの1500Wの電力で、あなただけのルビーが作れます」というものです(表現は二枚橋により誇張されていますのでご注意くださいませ)。


もう少し細かく説明をします。。

物質の性質を詳しく分析するためには「単結晶」という状態が望ましい。
だが、単結晶を生成する装置は1000~1500万円もするので、簡単には購入できない。
そこで、コンパクトで安価な生成装置を作りました。
ということを、開発者である池田さんがド素人相手に一所懸命説明されておりました。
我が家の面々は、「白い砂糖を溶かして、氷砂糖にすると透明になる。同じようにアルミニウムを溶かして、時間をかけて冷やしてやるとルビーになる」という説明を聞いて、理解したふりをして「アルミから作ったルビー(砂粒くらいの大きさ)」を頂いて来ました。


開館時間を目一杯つかって遊んだ「つくばエキスポセンター」。
宇宙関係の展示が充実しているところが「優」。
1日滞在しても飽きません。
ただし、併設のレストランは全席喫煙席で、禁煙席は無し。
タバコの煙が苦手な方は、お弁当持参をお勧めします。