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新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

冬ドラマ1番手!? TBS日曜劇場「グッドワイフ」

2019年01月22日 16時04分53秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 冬ドラマ1番手!?「グッドワイフ」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

冬ドラマも初回・二回が終わり、明暗がハッキリと分かれてきています。
無論、冬ドラマの全てを見るわけではありませんので、あくまで、私の見た極めて範囲の狭い話です。

日曜劇場はTBSの看板でもあるせいか、どうしようもないハズレが極めて少ない優良枠ですが、今期の「グッドワイフ」は相当にクオリティが高そうです。

つかみは上々の初回に引き続き、第2回もかなり面白かったです。

日曜劇場の池井戸潤・原作チームが次回製作するなら、大量人員や物量の投下を最優先にするのではなく、今期の「グッドワイフ」のように、脚本の充実と適材適所の配役に重心をおいたほうが良いと思います。

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これがリアル東條英機? 映画「プライド運命の瞬間」

2019年01月22日 15時55分12秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ これがリアル東條英機? 映画「プライド運命の瞬間」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

津川雅彦追悼企画ということで年末に放映された(録画しておいた)、映画「プライド運命の瞬間」を鑑賞しました。

いろいろ話題になった公開当時も見た記憶こそあるものの、当時は東京裁判に関する知識が無いに等しかったためか、あまり印象に残っていませんでした。

その後、「大東亜戦争の真実(東條英機宣誓供述書)」を読んだ時に、映画の1シーンで「紙!紙!紙!」といいながら、東條が部屋いっぱいに書き付けていた書類がこの本なんだ、と思い出して不思議な感慨を覚えました。

戦後、人のような扱いだった東條英機に、従来と違った切り口でスポットを当て、東京裁判に堂々と立ち向かう姿を描いたのがこの映画です。

「フーバー大統領回顧録」なども発行される現在では、先の対米戦は日本が望んだもので無いことが次々と明らかになってきていて、東條英機に対する評価も映画公開当時とは随分と変化してきているので、今ではそれほどの衝撃作とは思えませんが、この映画製作当時の関係者は、製作に当たって随分と勇気を出したのだろうと思います。

東京裁判の法廷もよく再現されていて、改めて見直すと、とても良くできた映画だった事がわかります。

津川雅彦は非常な熱演で、戦勝国ばかりの裁判官や検事に堂々と対応する姿には感動を覚えます。

もともとがパール判事を主人公にする企画だったそうなので、中途半端に挿入されるパール判事のエピソードがこの映画のリズムを壊しているのが実に残念です。

米英検事・裁判官対東條英機の法廷対決を中心にしてほしかったと思います。

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