新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

俳優はバラエティ番組に出演して素顔をさらしてはいけない! のかも? 映画「アナログ」を見た感想

2023年11月30日 11時33分32秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 映画「アナログ」を見た感想


家人がどうしても、というので、終映間近の映画「アナログ」を鑑賞してきました。

二宮和也主演、波留がヒロインの難病(?)悲恋物語です。

二宮和也、波留ともに演技が達者で役柄に良く溶け込んでいました。
二宮の友達役の桐谷健太、浜野謙太ともに良かったです。

映像もきれいで脚本も破綻なく、良く出来た映画だったと思います。

だがしかし、どうにも感情移入できず、「良く出来た映画」とは思うものの、「面白かった」とは思えませんでした。

基本的に「難病モノ」が嫌いなせいもあるのですが、まず、二宮くん、きみ、本当はこんなキャラじゃないよね? という違和感が強烈で、物語に没入することが出来ません。

家人に付き合って二宮くんが出演するバラエティ番組をよく見るのですが、長年見続けているせいか、「素」の二宮くんのイメージが私の中で完全に出来上がっていて、役柄とのギャップから、ひどく「嘘くさい」との思いを強く感じてしまいました。

「ラーゲリから愛を込めて」とか、ちょっと古いですが「硫黄島からの手紙」などは、そんなことはなかったので、より「素」に近い役柄に関して、そのような違和感を感じてしまうのでしょう。

俳優は素顔をさらしてはいけない! という昭和の名優たちを思い出してしまいました。



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金と時間を返せ! 稀に見る駄作 映画「お前の罪を自白しろ」

2023年11月29日 12時04分38秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲金と時間を返せ! 稀に見る駄作 映画「お前の罪を自白しろ」


家人がどうしても、と強く言うのでわざわざ新宿まで見に行った、映画「お前の罪を自白しろ」でしたが、稀に見る駄作でした。 

金と時間を返せ! その代わりにもう一度「ゴジラ ー1.0」を見たほうが何百倍も有益だったと思いました。

それなりの演者を集めてそれなりの費用をかけて制作した映画のようですが、なんで脚本が出来た時に、制作中止を決断できないのでしょうか?

なぜこんな駄作を制作して、平気な顔で公開してしまうのでしょうか? 松竹の正気を疑います。

日本の製造業では不良品の発生を嫌い、どうしたら不良品の発生が低くできるか徹底的に研究すると聞きます。

しかしながら、映像産業では「失敗の研究」(なぜ駄作を制作してしまったかの反省)が相当に疎かになっているような気がします。

なぜつまらない映画やドラマが作られてしまったのか、もっと合理的に研究すべきと思います。

なお、主演の中島健人はそこそこの演技だったと思いますし、他の演者もこの作品をぶち壊すような酷い演者はいなかったと思います。

責任があるとすれば制作を決めたプロデューサーの責任でしょう。 もう一度言いたい! 金と時間を返せ!



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再訪! 五島列島福江島 名店・いけす割烹「心誠」

2023年11月28日 11時05分36秒 | 街歩き
▲再訪! 五島列島福江島 名店・いけす割烹「心誠」


五島列島福江島を再訪しました。
目的の一つが、五島名物の「ハコフグの味噌焼き」を食すことでした。

目指すは福江島の名店・いけす割烹「心誠」です。

2週間前には予約を完了し、当日は17:50に当店に到着。
すると17時開店のはずが、「開店準備中」の看板がどーんと出ているではないですか!

扉を開けて入ってみると、ちゃんと営業しています。
どうやら当夜は予約だけで満席になってしまったので、「開店準備中」の看板を出していたようです。

カウンターに通され、まずは瓶ビールで喉を潤します。

▲当夜のお通し「牛煮込み」


さっと出てきたお通しが「牛煮込み」。
これは単品でもう一度頼みたいほど美味しかったです。
 
▲「刺し身の五種盛り合わせ」


次に「刺し身の五種盛り合わせ」これも美味しかったです。
特にキビナゴ、今まで何度か食べたことはあるものの、それほど美味しいと思ったことがなかったのですが、こちらのキビナゴ、鮮度が良いのか、とても美味しかったです。

▲「くらげ胡瓜甘酢和え」


次に「くらげ胡瓜甘酢和え」、クラゲの食感が良かったです。

▲「車海老 五島久賀産」


次に「車海老 五島久賀産」、エビの甘さはもとより、素揚げされた海老の殻がとても美味しい、酒がすすみます。

▲「イカゲソの酢味噌」


次に「イカゲソの酢味噌」、これは頼まないで良かったかもしれません。

▲「ハコフグの味噌焼き」


次がお待ちかねの「ハコフグの味噌焼き」です。
濃厚な味噌味に、ハコフグのあっさりした白身がよく合い、とても美味しかった。さすが名物! わざわざ再訪した甲斐がありました。

▲「五島牛の串焼き」


次が「五島牛の串焼き」、こちらも味わい深く、印象に残る味でした。

▲締めの「海老」と「キビナゴ」の握り寿司


締めに「海老」と「キビナゴ」の握り寿司。
福江島の他、中通島でも寿司屋さんに入ったのですが、こちらの握り寿司の方が本職よりも美味しかったです。
五島で握り寿司を食べたい向きにも当店を自信を持っておすすめします。

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ネタバレ感想 「ゴジラ -1.0」

2023年11月12日 19時43分32秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲「ゴジラ -1.0」、若干のネタバレ感想です。


映画鑑賞前の方は、どうぞ鑑賞後にご覧ください。

「ゴジラ -1.0」に関して、私は安物感というか、予算足りないのでこれくらいになりました、的な映像が全く無かった事に特に感心しました。

CGも見応えありましたし、ハリウッドゴジラに全く引けを取らないように私は思っています。

「シン・ゴジラ」が内容的(世間の評価)にも興行的にも大成功を収めたことを考えると、山崎監督がよく新作ゴジラの監督を引き受けたなあ、などと小心者の私は思ってしまいますが、ご本人としてはものすごく自信と自負と、庵野監督に対する対抗心が有ったのだろうなあ、と勝手に推測しています。

なにやら、男対男の意気地のドラマがありそうです。

最終的な興行収入が「シン・ゴジラ」を上回るかまだわかりませんが、山崎監督を起用したプロデューサーは作品の出来と評価を聞くたびに、プロデューサー冥利に尽きることだろうと思います。

たまたま映画鑑賞当日の朝、「大刀洗平和記念館」に関するYoutube動画を見ておりましたら、館内に展示している「震電」は「東京の映像制作会社が震電の実物大レプリカを作り、記念館が展示している」というコメントが有りました(3:37頃)。


最近そんな映画有ったかなあ、等とぼんやり考えていましたが、実は「ゴジラ -1.0」のために制作されたのだ、ということが映画鑑賞中にわかりました。

展示に関する説明でも「ゴジラ -1.0」はなかったようなので、内容が外部に漏れ出ないように徹底的に情報を秘匿しているようです。 

今朝、記念館に電話して聞いたところ、この「震電」の展示は2022年7月からと言うことなので、実写の撮影が随分前に終わっていて、かなり長い間特撮の仕上げをやっていたのだと推測できました。

「映画のですよね?」と聞いたのですが、まだ東宝からのOKが出ていないようで、「今のところ記念館としては何も申し上げることはできない」と秘匿継続中です。

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「ゴジラ -1.0」見てきました

2023年11月06日 17時55分43秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲「ゴジラ -1.0」見てきました


とても面白かった。
「シン・ゴジラ」超え、と褒める人の気持も分かる気がします。

映画としては「ゴジラ(1954)」と「シン・ゴジラ」と「永遠の0」を足して3で割った雰囲気がします。

劇場での鑑賞を強くおすすめします。


新沼

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