▲五島・福江島のホテル 五島列島カンパーナホテル
五島編は終了したつもりでしたが、家人が、数少ない五島のホテル情報もあった方が、旅行を考えている方によいのでは? とのこと。
なるほど尤もと思い、五島で泊ったホテルのご紹介をします。
福江島・五島列島カンパーナホテル
帰りの飛行機の都合で、高速船で奈良尾港から福江島・福江港に戻りました。
滞在していた中通島にも上五島空港があるのですが、2006年に定期便が廃止されたため、一般旅行客には意味のない空港となってしまいました。
福江島の宿は「五島列島カンパーナホテル」で、福江港ターミナルから徒歩5分ほどでした。
当ホテルは福江島で一番の格式あるホテルだそうで、平成14年、平成天皇皇后両陛下が宿泊されたそうです。
▲五島列島カンパーナホテルロビー
▲和室 無駄に広い印象
▲内湯 浴槽 とても綺麗でした
▲洗面台も綺麗でした
▲窓の外の庭園
当ホテルにはほぼ寝るためだけの滞在でしたが、屋上の大浴場から福江城および市内を一望することが出来たので、ゆっくり過ごしたい方にも良いホテルと思われます。
また、福江島観光の起点としても便利この上ないと思います。
▲幕末に出来た日本最新の城郭? 福江城
▲福江城の堀
夕食は馴れぬ町を徘徊してお店を探すより、安全確実にと思い、ホテル内の和食処「万葉」を利用しました。
個室となっていてとても落ち着いた時を過ごすことが出来ました。
▲ホテル内和食処「万葉」の夕食
翌日はそれまでの好天と打って変わっての大雨になりました。
その上、五島市に暴風警報まで発令され、帰りの飛行機が心配でしたが、まずは福江空港までタクシーで移動しました。
道中、運転手さんの話によると、暴風警報発令のため高速船とフェリーは始発から全便欠航とのこと。
「飛行機も飛びませんかねえ?」と伺ったところ、「船より欠航が少ないよ、ちょっと雨風強いくらいじゃ欠航しない、船が止まっても飛行機だけは良く動いてる」とのこと。
福江空港で待っていると、帰りの飛行機は長崎空港で天候調査中とのこと。
福岡行きの飛行機が、長崎から飛んで来れれば、福岡に出発できるということで滑走路を眺めることしばし。
なんの前触れもなく全日空機が風雨を突いて福江空港の滑走路に着陸し、待合席から沸き起こる拍手。
タクシー運転手さんの言う通り、船はダメでも飛行機は大丈夫でした。
こうして無事に福岡経由で東京まで帰ることが出来ました。
五島列島の福江島と中通島を振り返ってみると、滞在中はこれ以上ない位の好天に恵まれたこともあり、海がどこでもとても綺麗に見えた事が良かったです。
また、両島にくまなく存在する、カトリック教会が当地の独自性を物語るようで、風景の美しさ、各地の教会など一見の価値はあると思いました。
宿泊の際気になったのが、マンパワー不足です。
離島故、もともとそうなのか、コロナ禍を生き残るためリストラせざるを得なかったためかよく分かりませんが、とにかく、ホテル従業員が少なかったです。
決定的な不具合などありませんでしたが、そこそこの料金設定のホテルでも、時にマンパワー不足故の不満を感じることがありましたので、そういうものだ、と思っていくと特に不満を感じることもないのかもしれません。
ということで、今回の五島列島編はこれで終わりです。