新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

前作同様、映像はとても綺麗で、これは全ての邦画が手本にすべきと感じるくらい綺麗でした。

2022年01月29日 16時07分31秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲前作同様、映像はとても綺麗で、これは全ての邦画が手本にすべきと感じるくらい綺麗でした。


前作同様、映像はとても綺麗で、これは全ての邦画が手本にすべきと感じるくらい綺麗でした。
それにプラスして、前作のように、これ苦労して撮影したからもっと見て、的な余分なシーンが一切なかったことも好印象でした。
映像に関する私の評価は「最高」です。

その代わり、物語の起承転結の結、犯人が明らかになって、謎解きが全て終わった後が長すぎます。グダグダで白けるばかりです。

原作は未読なのでよくわかりませんが、物語のキモ、そんなことで人殺す?という根本的疑問が拭えず、前作同様まるで感情移入はできません。







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朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週と58・59回の雑感

2022年01月25日 12時35分14秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週と58・59回の雑感


第12週の最後・57回(金曜日)で再開を果たしたるいとジョーでしたが、ジョーの思いがけない冷たい言葉に凍りつき、踵を返してクリーニング店にもどる、るい。

第12週の最後・57回(金曜日)は、おおよそ全ての視聴者の予想を裏切るとても意外な展開でした。

金曜朝イチのゲスト、作家・原田マハ氏は当日の朝ドラ受けで、るいが手に持った鍋が伏線になっているのでは?と予想されていました。

しかしそれは伏線というか、脚本家・藤本有紀のとても秀逸な小道具使いの職人芸でした。

58回冒頭、クリーニング店に戻ったるいでしたが、買いに行った豆腐が入っているはずの鍋がカラ、ということから何事かあったことを察する濱田マリ。

それでストーリーは展開。

「ナイト&デイ」への洗濯物の配達をるいに代わって村田雄浩に行かせ、そこでジョー帰阪の本当の理由が判明、それを聞いたるいが、ジョー潜伏先の旅館に走る。

「安子編」と比べ、かなりゆったり進行している「るい編」ですが、58回はいつになくスピーディー、しかし、視聴者誰もが十分に理解できる、納得の進行でした。
そして、ラスト、るいの決意をキリッとした表情で絶妙に表現した深津絵里の演技が見事でした。

そして本日の59回、土曜日に予告編を見てしまい、おおよその展開が読めてしまったため、特に意外感もなかったのですが、朝ドラ受けの、ジョー潜伏先が1階であったという指摘が一番の驚きでした。



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なかなかの佳作だった「潜水艦カッペリーニ号の冒険」

2022年01月24日 12時00分38秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲なかなかの佳作だった「潜水艦カッペリーニ号の冒険」


ネットニュースで、視聴率的には大惨敗・爆死などと評されていた、フジTVの新春特別ドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」を視聴しました。

結論としてはなかなかの佳作であり、視聴率的には大惨敗・爆死であったとしても、見るに値しない駄作ではなかった、と思いました。

原作・監督は馬場康夫。

馬場康夫が監督したこれまでの娯楽映画を、私は全作品鑑賞しており、全ての作品が面白かった、見てよかったと及第点をつけています。

私をスキーに連れてって(1987年)
彼女が水着にきがえたら(1989年)
波の数だけ抱きしめて(1991年)
メッセンジャー(1999年)
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2007年)

当作品もストーリーに破綻なく、見せ場をそれなりに用意した娯楽作品で、彼のこれまでの作品のテイストと一致しています。

視聴率が振るわなかったのは、ドラマ放映の時期が良くなかった、としか思えません。
8月の終戦の頃あたりであれば、視聴率的にも、もっと健闘したことと思います。

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大河ドラマ雑感 血洗島編から明治初期までが出色! しかし晩年が雑な感じで残念だったNHK大河ドラマ「晴天を衝け」

2022年01月18日 14時56分11秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲血洗島編から明治初期までが出色! NHK大河ドラマ「晴天を衝け」


いままで幕末・維新の大河ドラマとは相性が悪く、念の為NHKのHPで確認したところ、「龍馬伝(2010)」のみ、最後まで視聴を完走したことを思い出しました。

理由の一つとして、登場人物の立ち位置によって善悪が逆転するという気持ち悪さが、幕末・維新の大河ドラマ視聴のハードルを高くしているように個人的には思います。

当ドラマは後年、渋沢栄一が企業人として大成した基礎が血洗島にあるとして、血洗島編を丁寧に描写しました。

その丁寧さゆえ、人間・渋沢栄一の成長を、間近から見守るように感じることができました。

徳川慶喜・平岡円四郎主従の関係も、コミカルだが丁寧に描写され、そのため、後年、平岡が暗殺された時の慶喜の悲しみの深さもよく理解できるように思いました。

草薙くん演じる慶喜は、英明だけれど人間味溢れる人物でしたが、やはり、将兵を置き去りにして敵前逃亡した徳川最悪の将軍という私個人のイメージまでは払底することはできませんでした。

通常の幕末・維新の大河ドラマのクライマックスである、大政奉還から戊辰戦争の間、主人公がパリ滞在中で本国の状況がよくわからない、という展開も、史実通りとはいえなかなか斬新でした。

ただ、渋沢栄一の偉業の本番である、壮年、晩年の描写がかなり雑だったように感じました。

これはコロナの影響で番組開始が2月の中旬となり、また、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックのため、7〜9月中に5回の放送休止もあり、放映回数が41回とコロナ前の大河「いだてん」の47回と比べると6話も少なくなったためと思われます。

実際、脚本家の大森美香氏が「朝イチ」で、放送回数の短縮はかなり残念だったと述べており、私も大森氏が完成させたオリジナル脚本で見たかったと強く思いました。

壮年・晩年の尻すぼみ感はとても残念だったとはいえ、主演・吉沢亮の好演もあり、面白く最後まで楽しく視聴できた大河ドラマでした。


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糖質オフ1年ぶりの復活メニュー「菜の花とホタテのマヨ和え」

2022年01月18日 14時54分51秒 | グルメ
▲糖質オフ1年ぶりの復活メニュー「菜の花とホタテのマヨ和え」


家人が「菜の花とホタテのマヨ和え」を作ってくれました。

正確に覚えているわけではありませんが、概ね、1年ぶりくらいと思います。

まだまだ出始めの菜の花ですが、ほのかな苦味が淡白なホタテと濃厚なマヨネーズととても合い、美味しくいただきました。
菜の花が終わるまで、繰り返しリピートをお願いしようと思います





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