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世代間のレベル比較

2006-12-21 00:42:09 | horseracing
最近購入した「keiba01」というムックは680円という手頃な価格ながら、それに十分見合った内容の本だった。中でも競馬評論から撤退して久しい大橋巨泉氏のコラムが読めるというのは貴重かもしれない。

巨泉氏のこのコラムや以前出版された「蔵出し有馬記念」に収められた競馬エイトの予想コラムには、「有馬記念は日本版の凱旋門賞」「世代間の比較がカギ」といったことが何度も出てくる。

そこで、どのように比較をしてみようかということで、札幌記念以降の芝G1・G2(JRAのみ)における世代別の掲示板に載ったのべ頭数を比較してみることにした。

芝G1・G2での5着以内回数(札幌記念~有馬記念、除 3歳限定・海外等)
'06のみ偏差値'02~'06偏差値
3歳14 [4](54) 66 [26](51)
4歳 9 [3](48) 94 [42](59)
5歳26 [11](69)114 [43](64)
6歳 6 [3](44) 62 [25](50)
7歳10 [5](49) 27 [10](41)
8歳 1(37) 2 (34)


'06'05'04'03'02
'03産(現3)14 [4]- - - -
'02産(現4)09 [3]07 [2]☆- - -
'01産(現5)25 [11]20 [8]★15 [5] - -
'00産(現6)06 [3]23 [11]*19 [9]★15 [9]☆*-
'99産(現7)10 [5]17 [6] 26 [10]* 20 [11]★15 [6]★
'98産(現8)01 08 [3] 12 [4] 24 [6] 26 [11]*
'97産 - 00 03 [2]☆15 [4] 16 [5]☆
'96産 - - 00 00 12 [8]
'95産 - - - 01 06
'94産 - - - - 00

[]=連対回数 ★=有馬記念優勝 ☆=同2着 *=同3着

'02~'06年の5年分を集計した上で、偏差値化してみたが現4歳・現6歳世代の偏差値が大きく下回っている。もちろん4歳世代にはディープインパクトがおり、同馬自体は優れた馬なのだが全体的にはレベルが低い。6歳世代は今秋はアイポッパーがG2で活躍したくらいで掲示板の頭数も近年の半数程度。

世代全体のレベルを順に並べるならば、現5歳>現3歳>現6歳>現4歳といったところではないだろうか?ただし、全体のレベルが高いからといって必ずそこから連対馬が出るかといえば、2003年のように7歳で2着に入ったタップダンスシチーもいるし、傾向は捉えつつもやはり個々の馬の比較が大事になってくるのだろう。


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