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都市伝説PART4.

2007年03月10日 | エッセイ・日記・意見
アメリカ同時多発テロを示唆する便名「NY33」
上記「マイクロソフトはユダヤ人迫害を支持」と同様のフォントによるもの。同時多発テロで飛行していた航空機の便名に「NY33」というものがあるというもの。この「NY33」を「Wingdings」にすると、ドクロマーク、ダビデの星、二つの長方形となり、世界貿易センタービルに突っ込んだ飛行機テロが表現されている。実際にはNY33という便名の航空機は飛んでいなかったが、世界貿易センターの北棟に衝突したアメリカン航空機の便名は「N334AA」で、最初の3文字「N33」はドクロ、ビル2つを表示することが可能なため、ここから流布したものと推測されている。またこれに付随して飛行機を表示する「Q」が付け足されることがある。
殺人者だけが受ける心理テスト
『とある所に3人家族が住んでいた。ある時夫が死に、妻は葬儀の参列者の男に一目惚れした。数日後、妻は自分の息子を殺害した。それは一体なぜか?』という心理テストに対する解答方法による性格の診断に関する噂。
普通の人間であれば「再婚の際に息子が邪魔になったため」と答えるが、嗜虐嗜好が極端に強い人間は「息子の葬式でもう一度好きな人に会えるため」と答えるという(八百屋お七に由来)。「その証拠に有名凶悪犯である宮崎勤、麻原彰晃、酒鬼薔薇聖斗などは後者を選んだ」という解説が付くことも。
曲がりなりにも精神鑑定として犯罪者に信憑性があまりない手段を使うとは到底考えられず、この話は明らかに都市伝説の域であるといえる。また、この設問自体も誰でも知っているわけではないため、一般的だとはいえない。
また、桜庭一樹によるライトノベル作品『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』にて、「凶悪犯罪者(子殺し)かどうか」を試すために実際にこの心理テストと類似した設問を使用した精神鑑定を行っているシーンがあり、このエピソードが元になっていると思われる。
テレビ東京のバラエティ番組『やりすぎコージー』の「芸人都市伝説」というコーナーで、ダイノジの大谷ノブヒコがこの都市伝説を語った(2005年10月放送)。
原発周辺での巨大植物
原子力発電所の周辺や構内で、通常よりも明らかに一回り大きなタンポポなどを目撃したというもの。対抗神話として、これは放射線の影響ではなく原発からの廃熱(冷却水など)が原因なのだ、といった解釈が付け加えられることもある。
サンチアゴ航空513便事件
1989年10月12日にブラジルのポルトアレグレにある空港に、35年前に西ドイツを飛び立ち行方不明となっていた飛行機が突如現れて着陸したが、乗客乗員全員が白骨化していたとされる。なお、同様な例としてソ連の飛行場に白骨死体の乗ったナチスドイツの戦闘機が着陸したという話もある。これらの話は逆バミューダ現象として噂されることが多い。
フィラデルフィア計画
マンハッタン計画と並行して行われた計画とされる。船舶をレーダーから消すための実験のために船全体を電磁波で覆ったところ突然船が消え去り、全く別の場所で発見されたという。機器は乱雑に散らばり乗員は壁に体がめり込むなど船内は異常な光景だったという。一部の見解では、この話は大戦時の研究であり軍の機密事項でありながら、軍関係者によりメディアへ漏洩されており、その事から敵国情報機関の監視をマンハッタン計画から逸らす為に意図的に流布されたというものがある。アメリカで「フィラデルフィア・エクスペリメント」という題名で映画化された。映画では未来へタイムスリップする設定になっている。
角膜融合
コンタクトレンズをしていた男が溶接作業中にある拍子に火花が目に入り、角膜とコンタクトレンズが溶接されていてしまい、帰宅後にコンタクトレンズをとったとき角膜がはがれてしまったというもの。前述のような事例はありえないが、コンタクトレンズと角膜が張り付いてしまい外科的手術によって取り除かれるという事は実際にある。中国においては3枚のコンタクトレンズを重ねて半年間使用したために1枚目を取り除くのに手術を行ったという事件が起こっている。
フルフェイスヘルメット
フルフェイスヘルメットをかぶったバイクライダーが転倒時にヘルメットが反対側を向き気絶するが、かけつけた救急隊員が頭がまわったと勘違いし頭部を反対側にまでまわしたというもの。
爆乳
豊胸手術でバストにシリコンをいれたが飛行機に乗ったときシリコンが膨張し風船のようにふくらみ胸が破裂するという内容。
壁に耳あり
解剖実習に飽きた医学生の一人が、献体の耳を切除して壁に付け「壁に耳あり」と冗談をやり、不謹慎として退学になるという話。「切開した胸から手を入れて口から出し「喉から手が出る」とまでやった」という部分が付随する事も。小腸で縄跳びをしたという内容のものもある。また、似たようなネタが『金田一少年の事件簿』に使われている(アニメ版ではカットされた)。実際に解剖実習の手順として、耳介を切除した後に鼓膜や耳小骨の観察を行うというところが多い。そのため、発覚して退学になったかどうかは別として、行った者は居ると思われる。また、この話自体は、白菊会の中でも広まっている。
中国奥地の達者(だるま)
中国奥地へ行った日本人観光客が、両手両足を切断されて見世物にされるという話。闇で売られているとする だるま女という話もある。
偽の警察官
殺人事件の聞き込みに来る制服警察官が実は事件の真犯人であり、訪問を受けた目撃者がテレビニュースでそれを知る、という話。
フジテレビのサブリミナルCM
フジテレビの深夜枠で放送されていたCM「JUNGLE」にはサブリミナルがかかっていたというもの。一つはエイズに対して、もう一つは原子爆弾に対して偏見を持つようにサブリミナルがかかっていたという。
借金で首が回らなくなるとマグロ漁船に乗せられ、遠洋漁業に連れて行かれる
マグロ漁を行うには数ヶ月以上船に乗り続けて漁をすることになるが、その職業が高給だったため、借金を抱えて逃げられないようになると債権者が負債者をマグロ漁船に乗せて働かせるという噂がよく聞かれることになった。実際にはマグロ漁に従事するには、遠洋マグロ漁船乗船資格をはじめとする各種の資格・免許の取得や知識・技術の習得(水産高校卒業者など)を必要としており、何ら資格や技術のない素人をマグロ漁に従事させることはまず不可能である。だがそれは法を遵守するという前提が必要であり、完全に否定する根拠にはならない。非合法な金融業者の回収手段ゆえ、生命保険をかけて漁船から突き落とし殺害するという説もあるが、現在に至るまで摘発例はない。但し、債権者が負債者に対し「マグロ漁船に乗せるぞ」と脅迫し逮捕された例、あるいは実際にマグロ漁船に乗せようとしたが、旅券習得に失敗したため、未遂で警察に逮捕された例はある。もちろん、この話自体が実際に法を遵守した上で遠洋漁業に携わる人々や関係者を傷つける話であることも事実で、軽々しく信じたり公言したりすることも慎むべきである。
外国航路船の簡易便所
拉致して来た女性を、甲板隅の極狭スペースに監禁し、航海中、船員が性欲処理の捌け口として代わるゞ凌辱を繰り返す。その女性は、散々性的暴行を受け、最低限の生命維持は施されるが、性交を強要された傷を癒す処置も受けられないまま生かされる続ける。やがて体がボロボロになり、使い物にならなくなるとそこから連れ出され、航行中の船から外洋に、生きたまま投棄され始末される。その女性が閉じ込められていた極狭スペースの外側、扉には簡易便所と書かれたプレートが貼られていると言うもの。この場合、この船は遠洋漁船であったり外国貨物船であったりする。

怪談都市伝説
恐怖心をあおるよくできた怪談は語り継がれやすく、(特に超常現象が絡むものは)事実かもしれないという思いを抱かせやすいので都市伝説化しやすい。

見えてるくせに
交差点の横断歩道の向側にいた女の人が人ではない気がしたので、気づかないふりをしていた。そして信号が青に変わり横断歩道を渡ったときすれ違いざまに「見えてるくせに」と言われたという話。
「ばばされ」の呪い
この話を読むと、その日の夜必ず老婆が現れるというもの。正確な内容は不明だが、開けた覚えが無いのに窓が開いていて、外を覗くと家の前の道に老婆が立っている。次の日も窓が開いていて、外を覗くと今度は家の前に立っている。さらに次の日、夜中に眼を覚ますと今度は目の前に老婆が立っている。その際「ばばされ」という呪文をつまらずに3回言えないと、老婆が冷たい手で首を絞めてくるという。
てけてけ(テケテケ)
冬の北海道の踏み切りで女性が列車に刎ねられ、上半身と下半身が切断されるが、あまりの寒さに血管が収縮してしまい、出血が止まり即死できずに数分間もがき苦しんで死んでいった。この話を聞いた人の所には三日以内に下半身の無い女性の霊が現れ、霊を追い払う呪文を言えないと足を引きちぎられるという。
詳細は「テケテケ」参照のこと。
死ねばよかったのに…
有名な心霊スポットの話。ある日、男はドライブに出かけた。トンネルを抜けるといきなり女性が落ちてくる。びっくりして急ブレーキをかけ慌てて車を降りるが誰もいない。ふと車の先に目をやるとそこは崖、急ブレーキをかけていなければ崖に落ちて死んでいたであろう。男はここが心霊スポットであることを思い出し、女性を幽霊だと確信、幽霊に感謝する。そして車をバックさせようとした際、バックミラーに女性の姿が。そして女性はこう呟いた。「死ねばよかったのに……。」
三本足のリカちゃん
ある女性がトイレに入った。するとそこにはリカちゃん人形が落ちている。不審に思い手にとって見ると普通の足のほかに黄土色の足がついている。驚いて地面に落とすと「私リカちゃん。呪われてるの……。」と繰り返し始める。怖くなって女性はその場を立ち去ったが、リカちゃんの声は耳から離れることは無く、女性は狂って自殺してしまうという話。対抗神話として、この話の元はとある玩具工場の製造ミスで三本足のリカちゃん人形が作られ、それが流通してしまったことによる。というものがある。
三人で写真を撮ると真ん中の人が透ける
しばしば奇数の人数で写真を撮ると、真ん中の人物が不幸になるといわれる。カメラが日本に伝来した際に「撮影されると魂が吸い取られる」といった噂があり、それが現代に継承されているとも考えられる。
ありえない帰宅
家に帰ってきたはいいが、酔っていたのでどうやって帰ってきたのか覚えていない。靴を履いていなかったのに靴下が綺麗なままだったり、友達の家に財布を置き忘れていた為に無一文だったり、普通は家に帰れない状況で帰宅するという内容。
心霊写真
海水浴中に水難に合い子供が死んでしまう。その後海水浴の写真を現像に出したところ、死んだ子供に対して海から無数の手が伸びていたという話。眼にも見えない物がやはり光学作用である写真フィルムにだけ写る事はあり得ない。
今度は落とさないでね
ある夫婦の間に子供が生まれたが、その子供が醜かったため旅行中にフェリーから突き落としてしまう。そして数年後にまた子供が生まれる。その子供は容姿が良かった。数年後家族旅行でフェリーに乗る。その際、その子供が「今度は落とさないでね」と言う内容。「殺した相手が自分の子供に生まれ変わる」という因果応報を主題とした古くからある民話・怪談(『六部殺し』、『真景累ヶ淵』、夏目漱石の『夢十夜』など)の影響が伺える。
繰り返される時間
同じ時報を2回聞く、同じラジオを2回聞く等、同じ時間を2回経験するという内容。寝ぼけていたなど真実味を与える内容が付加される場合が多い。いわゆるデジャビュ。
赤い部屋
インターネット上に存在する赤い部屋というサイト、あるいはポップアップリンク。それを見た者は死が訪れるとされる。ビジュアルノベルの体裁をとってこの話の紹介とちょっとしたサプライズを実際に製作した人物もいる。
ターボばあちゃん(100キロババア)
高速道路を車で走行中、猛スピードで走る老婆に窓をたたかれるというもの。見てしまうと体が動かなくなって必ず事故に遭う、といった派生型もある。高速道路に入り込んだ認知症の高齢者目撃談が生んだものと思われる。
首なしライダー
首の無いバイクライダーを目撃する話。或いは、バイクライダーへの悪戯や復讐などの目的のために、道路にピアノ線を張る者が居る、という噂話。どちらが主体に据えられているかは話し手によって変る。
ベッドの下の男
知らないうちに、ベッドの下に殺人鬼が潜んでいたというもの。その時点では殺人鬼の存在には気付かないが、後に安全が確保された時に痕跡に気付き、ぞっとする事になる。
ルームメイトの死
ルームメイトが、殺人鬼によって殺されたのを知らずに翌朝までその場で寝てしまうというもの。
死体洗いのアルバイト
病院等で死体をホルマリンで洗うバイトを募集する事があり、その報酬は非常に高額である、というもの。
エイズ・メアリー/エイズ・ハリー
行きずりの異性と夜を共にした翌朝、相手は姿を消し「エイズの世界へようこそ!」というメッセージが残されていたという内容。
高速道路上に出現する幽霊
高速道路で事故が多発するところでは幽霊、赤い火の玉が出現するというもの。実際には科学的に説明することは可能。
高速道路の建設に際し、公団側はなるべく安い土地を買おうとして、山間部では墓地近辺の土地を買う傾向がある。実際に沿線に墓地がよく見受けられるのはそのためであり(学校の怪談でよくある「この学校は昔墓地だった」という触れ込みも同様の背景がある)、したがって、建設された高速道路は墓地を結んでいくような線を描くことになる。すなわち墓地近辺に(事故が起こりやすい)カーブができることになり、結果、必然的にカーブで事故が多発する。
この時点で「高速道路では墓地の近くで事故が多発する」という都市伝説が出来上がる。しかし、ここで話は終わらず、「幽霊もしくは赤い火の玉が出る」という話が付け加えられた。しかし、それは光学的現象(幽霊、赤い火の玉に見えたものは墓石が自動車や道路のライトに照らされて起きる)であることが判明している。つまりこれは「道路公団の思惑」と「光学現象」が偶然結びついた結果である。この事例は日本テレビ『特命リサーチ200X』にて取り上げられた。
亡くなった著名人の幽霊騒動
亡くなった著名人が「テレビ番組の放送中に幽霊として現れた」「ここで幽霊となって現れる」という噂が流れることがある。
美空ひばりの幽霊騒動
1990年6月に放送された没後1年の特別番組の放送中に「ひばり」の幽霊が出たという問い合わせが殺到した。
夏目雅子の幽霊騒動
生前辛い時にTBS内の女性用トイレの個室内でよく泣いていたことから、死後その個室内で「雅子」の霊が出るという噂が流れた。
可愛かずみの幽霊騒動
亡くなった年の1997年の8月某日の「巨人vsヤクルト戦」の生中継に「かずみ」の霊が出たという問い合わせが殺到した。
岡田有希子の幽霊騒動
歌番組で中森明菜が『シプシークィーン』を歌っている最中に「有希子」の霊が出たという問い合わせ電話が殺到。
赤マント
赤いマントをつけた人さらいが少女を誘拐し、暴行して殺すというもの。
サザエさんの家
ある廃屋に関する都市伝説。
青森県杉沢村伝説
青森県にかつて杉沢村という村があったが、1人の男により村民全員が殺害され、廃村になったとする噂。津山事件が噂の元ともいわれる。
マンションの一室の窓から見つめる女性
ある男が毎夜帰宅途中に見かける窓には、いつも夜空を見上げる女性の姿があった。思いを募らせた男は意を決してその部屋を訪れ、扉を開けると、そこには窓に向かって首を吊っている女性の姿があった。首を吊っている様が夜空を見上げているように見えた、というもの。
忽然と客の消えるブティック
ブティックの試着室に入った客が次々と行方不明になるというもの。その後の行方には諸説あるが、中国奥地の達者などの人身売買話につながる場合も多い。
フランスに「オルレアンの噂」と呼ばれる、よく似た話があり、これが元になっているという説がある。
カラスの死体は消滅する
東京都内には数多くカラスが生息するが、その死体はほとんど見かけない。これはカラスが死ぬと、その死体が消滅するからだと説明する。その消滅には対消滅、異次元へ消え去る、または自然発火して燃焼するといった理由付けが試みられる。矢追純一の著書『カラスの死骸はなぜ見あたらないのか』(ISBN 4277880118)ではこの説が紹介されている。しかし、実際にはカラスの死体が消滅するという事実は無い。
耳から白い糸
耳にピアス用の穴をあけたところ、耳から白い糸が出る。それを引っ張ると眼球が突然裏返しになり、失明してしまうという。
詳細は「耳から白い糸」参照のこと。
呪われたクリネックスのCM
1985年頃に放送されたクリネックスのCMのこと。出演していた赤鬼の子がすでに死んでいた、或いは挿入されていたアカペラの声が若い女性からしわがれた老婆にかわっていた、共演していた松坂慶子がCMの後鬼の子を産んだ、など。アカペラの曲が死の歌と言われているが、実際は明るい曲(Miss Jane『It's a fine day』)であり、そのCMが不気味に見えるためにそういわれるようになっただけといわれる(ただし、1977年頃に放送されていたクリネックスのCMに使われた芸能山城組の曲は、実際に異様な雰囲気を持った曲として記憶している人が多い)。
大日本帝国陸軍兵士の亡霊
北海道・真駒内駐屯地や旭川駐屯地では、終戦記念日(8月15日、1945年に玉音放送のあった日)の深夜0時頃に大日本帝国陸軍の軍靴の音が聞こえてきて、営門前で左向け(右向け)止まれの号令後整列し起立し姿勢を正した隊員達に向かって敬礼をし、その後師団司令部の隊舎に入り、階段(廊下)の鏡の中に入るという話。その日に就く警衛隊は毎年ほぼ同じ隊員が就くという。
続きはPART5.へ

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