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「霜柱」。

2007年03月27日 | エッセイ・日記・意見
子供の頃、関西に住んでいても、冬、霜柱ができる日があり、ザクザクとそれを踏み潰して小学校に通った記憶がある。

今、東京でさえ、霜柱ができたのを見る事は無い。

霜柱とは・・・

霜柱(しもばしら)とは、地中の温度が0℃以上かつ地表の温度が0℃以下のときに、地中の水分が毛管現象によって地表にしみ出し、柱状に凍結したものである。関東地方の赤土でできやすい。

霜柱は地中の水分が凍ってできたものであり、霜とは別の現象。

冬の季語である。

近年は地球温暖化による冬季間の気温上昇が影響してか、「昔は霜柱がよくできていたのに最近見かけなくなった」という地域が増えている。

なお、秋に花が咲くシソ科の植物に、Keiskea japonicaという和名シモバシラ(霜柱)という植物がある。この名前は、枯れた茎の維管束が毛細管現象を引き起こし、茎から霜柱が発達、その姿が花のようで美しいことに由来する。


日本には豊かな「四季」があった。それが少しずつ気付かないうちに無くなっていくのは淋しい。

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