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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

携帯電話の向こう側で・・・

2005年04月26日 | 携帯電話・電話
これだけ「携帯電話」が普及すると、携帯電話で通話している相手に突然、災難が降りかかったりするのではないかと、前から思っていた。通話中に「車から電話している人(違法)」「電車の中で電話している人(マナー違反)」「通り魔など、突然、襲われた人」等のケースが実際にあると思う。昨日の事故もそうだが、「どこにいるかを相手に訊かずに電話していて、『突然の衝撃音』が聞こえ、電話が不通になってしまう」と、携帯電話のこちら側にいる人間は大慌てするだろう。「警察に電話する」「NTTドコモなど、携帯電話会社に相手の携帯電話の電波発信地を調べてもらう」などの行動に出ざるを得ない。今までは、「電話」というものが「家」「会社」「公衆電話」の三種類が主だった発信場所だったので、事故や事件に通話中に巻き込まれる事は無かったが、どこにでも「電話」という通信手段を持っていける世の中になり、そういう意味での「不安」は増した様に思う。
昨日の事故は本当に悲しい出来事だが、中途半端に「ATS-SW」という旧式のシステムを使っていなければ、あの事故は起こらなかったかもしれない。昔、田舎の方で単線で運転していた鉄道は「輪っかの様なもの」を駅ごとに列車に渡し、それで安全な運行を保っていた。もちろん、通勤区間の複線には使えるものではないが。
JR宝塚線(福知山線)は、尼崎で東海道本線と一緒になり、そこから、「東西線」と「東海道本線」に再び分岐する。つまり、尼崎駅で、多数の列車がクロスしたり、まっすぐ行ったり、ダイヤが乱れると、他の線区にも影響を及ぼす、複雑なところなのである。だから、もしかしたら、事故を起こした運転手は、一分半という「遅れ」に敏感になったのかもしれない。
僕の毎日乗っている「京王線」は、朝のラッシュ時、たいてい2~5分遅れて運転している。乗客の安全を優先しているが為、遅れているのだろうと思いたい。
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