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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

都市伝説PART2.

2007年03月10日 | エッセイ・日記・意見
すでに物故した著名人との遭遇
エルヴィス・プレスリーとの遭遇例が代表的。その死を認めたくない支持者などによく信じられている。死体が見つかっていない人物、影響力の大きい人物は生存説が発生しやすい。また、死後も多数の未発表作品が発見され続けるなどの理由で、生きているものと考えられることもある。

アドルフ・ヒトラー生存説 - 1950年代から60年代にかけて、ヒトラーの死体は実は替え玉で、親ナチスの南米で生存しているという説が流れた。
ジョン・F・ケネディ生存説
スバス・チャンドラ・ボース生存説 - 母国インドでは政府が調査団を作って「生存の可能性はない」という報告書までわざわざ作成した。
テレサ・テン生存説
2パック生存説 - 死後も多数の未発表作品により新曲CDを出し続けている為、生存説がよく囁かれている。
ウォルト・ディズニー生存説 - 厳密にいうと彼は冷凍保存されているらしい。

迷信や誤解に由来する話
対象物への知識が不足しているため、本来ありえないことが事実として語り継がれることがある。単なる迷信との区別は明確ではない。

海辺で足を切った後、フジツボの卵が足の裏に入り込んで繁殖
フジツボの固着性や繁殖性からきたものと思われる。実際には動物の体内でフジツボが生息することは不可能である。クジラの皮膚にフジツボが寄生しているという話がベースになっていると思われる。岡野剛の漫画『未確認少年ゲドー』でギャグとして採り上げられたことがある。なお対抗神話として「…という話が冗談として流布しているが、条件が揃えば繁殖は可能である」というものがある。
○○公園の池のボートに恋人同士で乗ると、離別する
東京の井の頭公園や名古屋市の東山公園など、著名な公園で言われる事が多い伝説。類似した物にとある遊園地・テーマパークへカップルで行くと別れるというのもあるが、どちらも統計的な根拠は全くない。また、手こぎボートはフォトジェニックであるためカップルが乗る図像が映画・ドラマ・写真によく使われるが、水が撥ねないように漕ぐのは慣れなければ難しく、不仲の原因になるのはどの公園であろうと変わらない。
サーカスは人拐い
サーカス団員は、親に売り飛ばされた人や人攫い(子取り)に攫われた人だという噂。かなり古いもので、最近はまず聞かない。団員が孤児だけで構成されているベンポスタ子供サーカス(スペイン・ベンポスタ子ども共和国)の存在理由が説明出来なくなってしまう。もともと、サーカス団は各地を巡業しているので、定住生活者から見れば客人的存在だったためこのような噂が流された。ヨーロッパでロマがジプシー(放浪民)と差別されたのと本質的に同じである。
満月の夜には犯罪が増える
ヨーロッパを中心に、満月の夜には犯罪が増えると思われている。また、これを証明するデータも存在しているとされる。しかし、月の引力は潮の満ち引きには影響するものの、月の引力が人間の体液、性質にまで影響を及ぼす科学的な証明はされていない。
都市伝説は狼男伝説と、近代的にはアーノルド・L・リーバーの疑似科学書『月の魔力』による。この本は満月と犯罪の関係を調べた本だが、虚偽の統計操作が多いという批判がなされている。
また、かつては街灯も充実しておらず、月が満ちている時期でないと何も見えなくなってしまうことと関係していたことも考えられる。
白人夫婦から黒人の子供が生まれる
黒人と性交していないにもかかわらず白人女性から黒人等の有色人種が生まれる、という都市伝説。都市伝説であるにもかかわらず、何度も新聞やニュースで取り扱われた事がある。母体から被差別民である黒人が生まれてしまうという、差別する側の白人の恐怖心から広まった都市伝説であると思われる。黒人が生まれた理由として次の理由が挙げられる事が多い
売春婦が黒人男性と交わった際に膣内に黒人男性の精液が残り、夫が売春婦と交わった際にその精液が夫のペニスに付着し、そして夫が妻と交わった際に妻の膣に黒人男性の精液が入った。
近年では人工授精とからめた話が語られる事もある。(夫ないしその他の)白人男性の精液を使って人工授精を行う際手違いが生じ、誤って黒人男性の精液を注入してしまい、白人女性から黒人の子供が生まれる。
また、夫か妻の何世代か前の先祖が黒人だった、という事例も存在する。
大気汚染のひどい地域に住むと、鼻毛が速く伸びるようになる
統計的な調査結果は、まだ出回っていないため、検証不可能である。ただし、『探偵!ナイトスクープ』で一度この伝説に関して実際に調査を行ったところ、山間部の空気のきれいな場所では鼻毛の短い人が多く、都市部になるほど長い鼻毛が多く見られる、といった結果があったことからまんざらうそとも言い切れない。ドラえもんにおいて、道具でパパを未来人にした際「汚れた空気を吸わないように鼻毛が伸びた」話もあり、それも噂を助長した理由の一つという説もある。その話をモチーフにしたCMを女優の相武紗季が演じていることでも知られている。
血液型性格分類
医学的な根拠は、現在のところ全くない。血液型による性格判断が行われるのは日本及び韓国と台湾の一部の人たちの間だけで、他の国では全く行われない。しかも韓国と台湾でのブームは日本のサブカルチャーの影響によるものである。これについては、テレビ番組などで過熱した占いなどが行われたことで、いじめなどが発生したことから、局への抗議が行われたことすらある。
血液型と性格との関係性を医学的に検証しようという研究もあるが、完全に証明されるまでは「関係性はない」と言わざるを得ない。
墾田永年私財法は現在でも有効
詳細不明。VOWにはこのような誤解を招くような文章が掲載されていた。
点滴中に気泡が少量でも混じると死亡する
少量であれば気泡は肺の毛細血管に小さな塞栓を形成するだけであり、死亡に至るには故意に大量の空気を送り込まなければならない。また、点滴の際に多少の空気が入る事は良くあるが、それが原因で死ぬ事は無い。
手で握れるくらいまでの所にホクロが多ければ多いほど億万の金をつかめる
北斗晶が聞いた噂。実際彼女には多数のホクロがあり、喜んでいることを『快傑えみちゃんねる』で話したが、実際に手相占い師に聞いたところ「そんな噂を聞いたことはありません!むしろ、手に付いたホクロは不幸を呼び起こします」と言われたとのこと。占いの段階ですら判断が分かれている有様。
富士の樹海では方位磁針が正常に動作しない
青木ヶ原は溶岩流の上に出来た地形のため、鉄分を多く含むために磁力が強くなり、故に方位磁針が狂うというのが根拠である。しかし、鉄分が多いことは事実だが、方位磁針を狂わせるほど強力ではなく、トリビアの泉でも「ガセビア」として紹介されている。
しゃっくりが100回続くと死んでしまう
しゃっくりが止まらずにいると、100回目になった途端に死んでしまうと言うもの。体の変調を見逃さない様にとの先人の知恵と思われる。(例:夜に爪を切ると親の死に目に会えない⇒昔は明かりも弱く危険な事を戒めた)
尺取虫が頭の天辺まで這い上がると死んでしまう
尺取虫が足元から這い上り、気付かずに頭の天辺まで到達してしまうと死ぬと言うもの。
テレビ番組『TVジョッキー』に出演したゴキブリ男は食べたゴキブリが胃の中で繁殖して死亡した
ゴキブリは胃液で溶けて死ぬため、胃の中で繁殖する事は起こり得ない。少々の事では死なないゴキブリの生命力・耐久性から生まれた流説。漫画『GTO』でも同様のネタが出たため、このことも若者が信じる原因となった。
なお、この男は後に別のテレビ番組に出演し、自身で生存していると証明している。
電線に処女の生き血を塗る
明治時代に流布した伝説。当時の電線は被覆されないため絶縁のためにコールタールを塗布するが、それを目撃した者が処女の生き血を塗ってると勘違いしたものが広まったものと見られる。それが広まってる間、生き血を取られないように、妙齢の女性は既婚女性と同様の容姿(丸髷、お歯黒、引眉、地味な着物等)となる場合が多かったらしい。

長命企業に対する噂
長命な企業に対する噂は、世代を超えて語り継がれて伝説化する場合がある。

マクドナルド
英語版マクドナルドの都市伝説(en:McDonald's urban legends)を参照。
ハンバーガーの肉
大手ハンバーガーチェーン店で出されるハンバーガーの肉(パティ)に、ネズミ・ミミズ・ネコなどの肉が使われているとする説。ハンバーガーの低価格さから生まれた噂。戒律により牛肉を食べることができないヒンドゥー教圏の店舗では、鶏など牛以外の動物の肉も使うことがあるが、実際にネズミやミミズなどを使った場合、牛肉よりかえって経費がかさんでしまうことから通常ありえないことと考えられている。(『買ってはいけない』でも取り上げられ、同書の記述のいい加減さの例にあげられることが多い)
また、この話を語る際に「ミミズが入っていることを店長に指摘したところ、口止め料をもらった」「その話を聞いた者が真似をしてクレームをつけ、口止め料を騙し取ろうとしたが、店長にボコボコにされた」(大抵はふたつセットで付け足されるが、こちらの話がメインになったり、または語られないこともある)といった小話が追加される場合もある。
また、ミミズを食べミミズ人間になるという1965年公開のホラー映画『THE WORM EATERS』が日本で上映される際にインパクトを付けようと邦題が「ミミズバーガー」(ただし、同映画にはミミズをハンバーガーにして食べるシーンは無い)となり、これが噂となり「ハンバーガーにはミミズが入っている」と言われてしまうきっかけになったとの説がある。
コカ・コーラに関する都市伝説
コカ・コーラに関する都市伝説は数多く知られている。これらは民間伝承(フォークロア)と引っかけて、諧謔的に「コークロア」と呼ばれる(ブルンヴァン等)。コカ・コーラの健康への悪影響に関するものが多い。コカ・コーラ参照。
コカ・コーラの原料にコカインが使用されているという説 - かつては実際に使用されていたが(事実)、1903年にアメリカ政府がコカインの販売を禁止したため中止された。しかし、現在でもコカイン成分を除去したコカの葉(香料7x)が使われているとする説もある。
「コカ・コーラばかり飲んでるとコカ・コーラ中毒になる」という説。
「コカ・コーラ中毒患者はコカ・コーラを注射している」という説。
「骨や歯が溶ける」という説。これは『Gの嵐!』で検証(ただしコーラではなく炭酸水)された。炭酸水に鳥の骨を一週間漬けるという実験で、実際に溶けた。しかしこれはあくまでも極端な理論であり、飲んだだけで骨や歯が溶けてしまうことはない(そんなコーラであれば到底飲めたものではない)。
コカコーラ社のトラックのタンクから漏れたコーラ原液がアスファルトを溶かして道路に穴をあけた。
「コカ・コーラは強壮剤である」という説。語源の1つ、コーラナッツは強壮剤として使われるがコカ・コーラにおいては単なる香料として使われるだけである。
性交した直後にコーラで膣を洗うと精子が死ぬので避妊ができる - コーラが特に殺精子力を持つわけではない。ビールでも同様の都市伝説が存在するが、ある程度の洗浄効果があるとしても避妊に関し実用的なほどの効果はなく、むしろ危険である。
「コーラを飲み過ぎると肌が黒くなる」という説。
味の素の原料は毛髪
うま味調味料の味の素は毛髪が原料で、製造会社(味の素株式会社)が理髪店から毛髪を仕入れているとする説。1917年にはヘビが原料ではないかという騒ぎも起こった。他にも石油原料説がまことしやかに囁かれたことがある。実際には現在はサトウキビ(かつては小麦粉。石油を用いた時期もある)が原料である。また、毛塵屋を経由して毛屑を集めると人件費がかさんで採算に合わないとのこと。また2000年にはイスラム教国インドネシアで原料に豚肉の成分が使われているという噂が広がり、現地法人の社長の逮捕にまで発展してしまったことがある(後に釈放)。
因みに、DORENPUの豆本キーホルダー「雑学の本(編集・イラスト/永野めぐみ)」中の「いろんなもの編(美容院で切られた髪はどこへゆく?)」でも「髪に含まれるアミノ酸を利用すると調味料になる」と言う毛髪原料説が書かれていた。実際、日本でも戦中から戦後の物不足時代には「毛屑から代用醤油が作られた」との記述がある。(「ニューヘアー」1982年9月号に掲載)その作り方は、毛屑を10%の塩酸の中に入れて24時間ほど煮沸した後に濾過して苛性ソーダで中和させる、とのこと。
 なお、中国では政府により毛髪から作られるとされる毛髪醤油の生産禁止命令が再三出されているが、毛髪醤油は依然として全国各地で密造され、低級醤油として販売されているという。(2005年10月。沈陽市の新聞「沈陽今報」記事より)
ケンタッキーフライドチキンの鶏
モモ肉がたくさんとれるように、とバイオテクノロジーで三本足ないし四本足に改良された鶏を使っている。もちろん事実無根[3]。ただしブロイラーは人為的な品種改良が繰り返された種であり、かつて生産性向上のため羽根のない裸ブロイラーの開発(羽根を毟る手間を省く)が試みられたこともある。狭い鶏舎や抗生物質の利用などが批判されることが多く、そういった背景が伝説の背後に考えられる。また、鶏肉の代わりにカラスやネズミの肉を使っているが、客にバレてしまった場合は口止め料の入った封筒を手渡すといった説もあったが、これもハンバーガーの肉と同じくコスト的に非現実的であるため事実無根。
明治ブルガリアヨーグルト
明治乳業の製品ブルガリアヨーグルトはブルガリアの国名を勝手に使ったためブルガリア政府にクレームを受けたとされる。実際はブルガリア公認のもと製造されており(ブルガリアヨーグルト辞典)、そのようなことは無かった。また、製造前に一度ブルガリア政府から断られていることや、朝鮮民主主義人民共和国を北朝鮮と呼称した際に北朝鮮政府からクレームがきたことなどによる派生の噂であると考えられる。
ディズニーランドに関する都市伝説
一般に最大手の企業は都市伝説の標的になりやすいが、ディズニーランドの場合はとくに、「夢の国」というイメージ戦略がある為、そのイメージを壊す都市伝説がかえって流れやすい。
ディズニーランドのキャラクター達の中の人は奇形である。[1]
ディズニーランドの下には巨大地下室があり、そこには裏カジノがある・会員制の秘密クラブがある。
実際に巨大地下室があるが、これは貯水用。ここから尾ひれがついたものと思われる。またスポンサー企業向けの会員制クラブ「クラブ33」も実在するが、場所は地下室ではなくワールドバザールの2階。
臓器売買の為に大規模な誘拐団が園内で幼児誘拐を繰り返しており、ディズニーランド側もそれを黙認している。この事実がばれそうになると、ディズニーランド側はありとあらゆる方法で事件を隠蔽する。
1996年の春頃に関東近辺で流れた都市伝説。新聞が「事実無根」と報道。不審者は全部保安担当キャストの監視対象となる。
あるお化け屋敷アトラクション中に行方不明になった子供が今になっても発見されてない事件があり、鏡の間を通過する時、たまにその死んだ行方不明になった子供の霊が見えるという有名な話もある。
東京ディズニーランドの都市伝説も参照。
日産自動車に関する都市伝説
ラングレーは東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人が乗っていたため、イメージダウンを恐れて生産中止にした
実際は1.5ℓクラスの車種をパルサーとサニーに集約し、それ以外の車種は打ち切りとしたためであって、同事件とは一切無関係である。

都市伝説化しつつある話
都市伝説とされる話の中には、単なる一過性の噂やデマ、噂の類であるが繰り返し流布するもの、迷信、事実認定が困難なために特定の層に受け入れられて伝説化しつつある話がある。


一過性の噂・デマ

有名人の死亡説・非実在説
メディアによく登場していた人物が、急激に露出を減らした場合「すでに死亡している」という噂が流れることがある。作品は発表されるが、メディア露出がほとんどない人物について「実在しない」という噂が流れることがある。いずれもメディアにより作られた印象なので、メディアに登場するようになると噂は終息することが多い。

死亡説

ポール・マッカートニー
志村けん
レギュラー番組を数本持っているので、現在ではほとんどこの話は聞かれない。
正確に言うと、新聞の誤報が広まったもの
マリリン・マンソン
高倉健
つぶやきシロー
現在は主に福岡でローカルタレントとして活動中。NHKのアニメ南の島の小さな飛行機 バーディーで声優もしている。
テレサ・テン
彼女が生前に、諸事情により日本国外へ亡命したということから。テレビ番組等で周知の通り現在は故人となっている。
アーノルド坊や
義姉のキンバリーを演じた女優は故人となっており、このことが誤って広まったものと考えられる。
新井薫子
長島雄一
『たんけんぼくのまち』のチョーさん。現在は主に声優業で活動。
堀江淳
井上真央
『キッズ・ウォー3』にて中高生の知名度が上昇した時期に発生。現在の活躍は『花より男子』などで周知の通りである。
秋本治
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』などの作者。作風や絵柄が、初期と比べてあまりにも変化した事から発生したと思われる。
松坂慶子
クリネックスの1980年代のテレビCMが呪われているという噂があったが、その後再びテレビCMや番組に出演している。
冨樫義博
『幽遊白書』『HUNTER×HUNTER』の作者。休載が多く、まれに掲載されても下書き同然というのは作者の怠慢という見方が一般的だが、「生前に描き溜めていたものを少しずつ掲載しているから」という見解もある。
レイモンド・ジョンソン
引田天功
死亡説とは若干異なるが、実際は病死であったにも関わらず、「脱出マジックに失敗して命を落とした」と言われている。これは脱出マジックを演じる者のいわば宿命と言うべきものであり、同じく脱出マジックで有名なハリー・フーディーニに対しても同じ誤解をされることがある。
志村けんと長島雄一は、出演番組で死亡説がネタにされている。

非実在説

筒美京平
大黒摩季
ZARDの坂井泉水(最後のテレビ音楽番組出演は1993年)
チトー終身大統領(旧 ユーゴスラビアの元首)
タム・ライス(力道山と対戦して勝利をしたプロレスラー)
ウィリアム・シェイクスピア
東洲斎写楽

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