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都市伝説PART6.

2007年03月10日 | エッセイ・日記・意見
漫画・アニメ
漫画・アニメ・ゲームなどは、改変されたストーリーや、個人的な裏設定などが流布することがある。一定程度広がった情報は、原作にあったものと信じられることがある。また、続編やリメイク版などの関連作品において、都市伝説が「逆輸入」されるケースもある。なお、公共放送やWEBなどで、改変したストーリーなどを流布させた場合、著作権侵害にあたる可能性が強いので注意が必要である。

ネタばれを含むものが多いので注意。

『サザエさん』の最終回と『ドラえもん』の最終回
長期連載漫画にはつきものと言える都市伝説。口コミの他、同人誌でのパロディやネット上での創作が、真の最終回と誤解されて広まった物もある。ドラえもんは「小学四年生」で三度最終回(『さようならドラえもん』ほか ドラえもんの最終回参照)が掲載されたが、その後連載を再開し、都市伝説として広まった話に対しては原作者自らが否定している。どちらも作品未完のまま原作者が亡くなっているので、原作者自らの手による作品終了を意図した「最終回」は存在しない。
『天空の城ラピュタ』幻のエンディング
アニメ映画『天空の城ラピュタ』がテレビ放映されたとき、映画公開時には無かった別のエンディングシーンが流れたというもの。「パズーがシータの故郷に訪れるシーンがあった」、「シータが飛行石を暖炉に隠すシーンがあった」等、さまざまな証言がある。制作元のスタジオジブリは、これを公式に否定しているが「実際に見た」という声が非常に多いため、真偽は不明である。また、『小説版・天空の城ラピュタ』や『未来少年コナン』に証言と類似したシーンが見られるため、「これと混同してしまっているのではないか?」という意見もある。
『ドラゴンボール』シリーズの続編『ドラゴンボールAF』
『ドラゴンボール』は漫画では単行本42巻、アニメでは『ドラゴンボールGT』までだが、その続編として『ドラゴンボールAF』というシリーズがあるとする説。日本ではあまり知られていないが、アメリカ合衆国など日本以外の国では鳥山明の監修を経ていない、ファンによる同人的作品が横行しており、非公式作品として、この題名の物は実在する。また、インドネシアでは原作後のオリジナルストーリー(『GT』ではない)が実際に出版社から単行本化されているが、もちろんこれも鳥山の監修を経ていない。当然のように人気ががた落ちし、中途半端な形で終了となっている。
『テニスの王子様』の「テニス」名称使用禁止勧告騒動
漫画『テニスの王子様』のキャラクターたちが連載を重ねていくごとに常人離れした描写が目立つようになり、「これは一種のギャグ漫画である」とアンチから容認され始めた頃から広まったもの。国内のテニス団体から連載誌の週刊少年ジャンプ編集部及び原作者の許斐剛に「こんなものはテニスではない。だから「テニス」という名称を使わないでほしい。もしそれでも使いたいというのなら「テニヌ」か「超テニス」にしてほしい」というクレームが来たという話、またはそれらを包括したネタ。
噂の元となったものはこのウソニュース記事によるものであり、アンチの間でもネタとして取り上げられた。
もちろん現在の状況を見てみれば、この話が事実無根であることは明白である。ちなみに記事中に登場する「全日本テニス振興会」という団体は実在しない。
本物の『地獄通信』
「都市伝説的な噂だと思われていたが、それが事実であった」という前提でストーリーが展開するホラーアニメ『地獄少女』の作中に登場するホームページに関する噂。
ストーリーはあくまでもフィクションであり、ファンが作ったと思われる『地獄通信』を模して作られたホームページ(実際に午前0時にだけしかアクセスできないようになっている)が存在するが、実際に送信しても何も起こらない。しかし最近、「数年ほど前まで本物の『地獄通信』があった」といった噂が流れている。
その根拠として「作中に登場したアドレスと全く同じアドレスであった」こと、「実際にひとりの人間が行方不明になっている」こと、「このような噂が広まってしまったためにネットポリスが削除し、現在は存在しない」などが挙げられている。
しかし、ここに挙げた「根拠」は実際の都市伝説を語る際によく言われる「お約束」的な表現が多く、「地獄通信」が実在したとはっきり言い切れるものではない。

ゲーム
以下には、広く流布し、強く信じられたものの例を挙げる。

『ゼビウス』のバキュラは破壊できる
ゲーム『ゼビウス』で、破壊不能とされる敵「バキュラ」は、弾(ザッパー)を256発撃ち込むと破壊できる、というもの。各敵キャラの設定値を解析したハッカーが、その最上位ビットが1になっているのを見て「バキュラは256発当てれば破壊できる」と誤解したのが発端。このビットは「破壊できない」ことを意味するフラグであり、開発者も「破壊できない」と公式にコメントしたが、プレイ中に256発撃ち込み、「破壊できない」事を確認する事はできないため、根強く流布した。当時ゲーム攻略同人誌を発行していた田尻智は、「噂の真相を探ろうと各地のゲームセンターを尋ね回ることで逆に噂を広める結果となってしまった」と著作で述べている。ただし、続編『スーパーゼビウス・ガンプの謎』では破壊できるようになった。
『スパルタンX』でシルビアが襲ってくる
ファミコン移植版の『スパルタンX』で24周すると拉致されているヒロインのシルビアが襲ってくるというもの。漫画『ファミコンロッキー』で「架空の裏技」として紹介されていたが、掲載雑誌が幼年向けであったことから純粋に信じた者が多数いたために広まった。漫画作者が創作した仕様であるため、当然、再現する事は出来ない。
『スーパーマリオブラザーズ』のワールド9(アンダーカバー)
ファミコンソフト『テニス』と『スーパーマリオブラザーズ』を使うと、通常のプレイでは発生し得ない現象が多発する、というもの。子供達の噂だと思われていたが、ゲーム雑誌等で詳細な方法が発表され、再現可能であることが立証された。
詳しくはスーパーマリオブラザーズ#ワールド9騒動を参照のこと。
SFC版『ドラゴンクエストV』でエスタークが仲間になる
隠しボスキャラクター・エスタークを、9ターン以内に倒すと仲間にできるというもの。ターン数は地域、場合によって多少異なる。実際には仲間になる事実はない。
詳細は「ドラゴンクエストV#備考」参照のこと。
『ドラゴンクエストVII』でキーファが戻ってくる
冒険の途中パーティから抜けるキャラであるキーファが、ある条件を満たすと戻ってくるかわりに、その子孫であるアイラが仲間にならない、というもの。その際の条件は様々。
『ファイナルファンタジーV』のモアイ像の謎
海底に存在する謎のモアイ像にまつわる噂。神秘的な情景なため、「特定の条件を満たすと何かが起こる」とまことしやかに囁かれていたが、実際は単なるオブジェクトで何の意味もない。
詳細は「ファイナルファンタジーV#その他」参照のこと。
『ファイナルファンタジーVII』でエアリスが復活する
登場人物のひとりであるエアリスが物語の中で殺されるが、ある特定の条件を満たすと生き返る、または、「殺されるイベント」を回避できる、というもの。実際には、そのような事は無い。
詳細は「ファイナルファンタジーVII#ストーリーの謎とネット上のデマ情報」参照のこと。
『ポケットモンスター』シリーズの幻のポケモン
『ポケットモンスター 赤・緑』
「幻のポケモン」ミュウを、特殊な操作をすることで入手できる、というもの。実際に入手する事は可能だが、その方法は再現性が低い上に、成功しても入手後のプレイに深刻な問題が発生する可能性が高く、正しい意味で「入手できる」とはいえないものである。後にイベント参加者へのプレゼントなどで正式版のミュウが配布された。
詳細は「ゲームでのミュウ」参照のこと。
『ポケットモンスター 金・銀』
「幻のポケモン」が入手できる、というもの。後に「幻のポケモン セレビィ」が公式に発表されたが、発表以前から「幻のポケモン」の存在や入手方法について様々な噂がながれた。ゲーム内に多くあった意味深なアイテムやオブジェクトと関連付けられる事が多い。
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』
「幻のポケモン」が存在する、というもの。ポケモンシリーズ恒例の「幻のポケモン」は存在するのだが、公式発表以前に憶測が多く流れ、中には「証拠写真」をCGで捏造して真実味を付加するケースもあった。
裏技でプリクラが2枚出てくる
プリクラ機の撮影時にある行為をするとプリクラが2枚出てくるというもの。様々な方法が噂されたが、「代金を入れるときに10円硬貨を一緒に入れる」というものがポピュラー。しかし、この方法は、筐体の小銭投入口に10円硬貨を投入することができないため、現存の機種では不可能(無理に投入すれば、コインが詰まる)。ほかには「撮り終わってプリントアウトしている時にプリントアウト口の奥まで手を入れると棒がぶら下がっているのでそれを引っ張る」というものがあるが、実際にはプリントアウト口の奥にそのようなものは存在しないうえ、このような行為は危険であり、場合によっては高価な筐体を破損しかねない。プリントアウト口の奥にある特定のボタンを押すと、最新撮影プリクラがもう一枚出てくる機種は実際に存在した。

歌・音楽
『はないちもんめ』は人身売買を歌った童謡。
『かごめかごめ』は殺人事件を歌った歌。
 歌詞の「鶴と亀」とは、母とお腹の子のことであり、「後ろの正面だあれ」とは、犯人のことを示している。また、徳川埋蔵金の在処を示しているとされる。
『とおりゃんせ』は神隠しの歌。
『あめふり』は雨の日に迎えに来てもらえない子供の哀しみの歌。
 この歌の2番を夜に歌うと窓から女の子が覗き込むという。
『いろは歌』は無実の罪で死罪に処された人間が残した、特別な意味を成す歌。
『サッちゃん』には、様々な謎があり、それを知ると不幸に見舞われる。
 例として「バナナが半分しか食べられない」のは踏み切り事故で轢死して体が半分しか無くなったからだ、等。変わり種としてサッちゃんとはタレントの阿川佐和子であるというものもあり阿川も自ら著書に記述している。事実、作詞者と阿川の父阿川弘之が知り合いであり実際のところ近所にも住んでいたが、モデルは作詞者自身の幼少時の思い出の者であり、「別人」という返答を阿川が生前の作詞者に確認して一件落着した。
『一年生になったら』の座敷童
 この歌では100人の友達を作り、富士山の上で100人でおにぎりを食べるのだが、友達が100人いれば101人でおにぎりを食べないといけないはずである。そのため、一人は座敷童であったのではないかとされる。

「都市伝説」・・・・・スゴイ!!!!!めっちゃ面白い

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