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ポスター作りの難しさ

2005年03月09日 | テレビ番組
テレビ番組のポスター作りは大変だ。特にドラマは。まず、「宣伝コンセプト」
決めて、それから、プロデューサーに、ポスターに載せる出演者の人数、そして、その写真と名前の順番、そして写真の大きさを聞き、ラフ案を作る。それを各事務所に見せて、OKを貰って、ポスターの撮影に入る。この段階で事務所によっては、クレームを付けてくるところがある。写真の大きさが小さいとか、写真の位置をもっとセンターに、とか。この時点で他の事務所がOKしている場合がややっこしい。当然、クレームをつけてきた事務所の言う通りにすると、他の事務所にもう一度説明しないといけないし、そこで新たに別の事務所からクレームが出て、収拾がつかなくなる事がある。プロデューサーは、その間をくぐり抜けて、一つの案に落ち着かせるのである。特に、ドラマの場合は、まだ、撮影前だったり、台本が俳優さんに渡る前だったりするので、宣伝のイメージと俳優さんが企画書を読んで考えている役のイメージが異なっている事が多いので、このイメージの「差」を埋める作業をする。
かつて、ある大女優さんを載せた「テレフォンカード」を作り、大きさが1mm小さくて、すべて作り直した事がある。大女優さんはものさしで大きさを測ったのだろう。幻の「テレフォンカード」が誕生した瞬間だ。
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