お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

「物撮り」は大変・・・

2005年03月09日 | テレビ番組
番組で、物撮りは大切だ。料理番組なら、時間をかけて照明を調整し、いちばん美味しく見える様に撮る。「肉汁」が出るような「ハンバーグ」のようなものは、「ハンバーグやコロッケを割った瞬間の湯気や肉汁の出方」で何度も撮り直しをする。また、「旅番組」や「ドキュメンタリー」などで、その地方独特の道具や国宝の仏像を撮る時は、細心の注意を払って、バックの「布」にこだわったり、何時間もかけて撮影する。
撮影する「布」の上に少しでもほこりとかがついていると、映ってしまうので、スタッフはガムテープを「輪」にして、そのほこりを一つ一つ取っていく作業をする。
放送では、ほんの数秒しか映らない「物」にもスタッフの見えない努力があるのである。
また、ヘリコプターからの「空撮」、つまり、空から見下ろした町を撮るにも、苦労がいる。お金の苦労である。ヘリコプターは一時間100万円くらいかかる。それをいかに有効に飛行させて、「いい画」を撮るかはディレクターとカメラマンの手腕にかかっている。
もう一つ、「牽引」という撮影方法がある。これはドラマなどでよく出てくる「車の中での会話のシーン」に使われる。俳優さんの乗った車の前輪を、前を走る牽引車に固定し、動かないようにする。そして、牽引車の後ろに、後ろ向きにカメラを載せて撮影する。これは、万が一、俳優さんが運転していて、事故を起こしたりしない為だ。こうして、牽引されていると、俳優さんも芝居に神経を集中させられるメリットもある。都庁前とかで、「牽引」のシーンを撮る事が多い。撮影隊の車を停めれる事ができるからだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポスター作りの難しさ | トップ | 僕のアトピーの歴史 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿