「ばっちいもの」健康学―体から出てくる、きたなくてエラいやつら!藤田 紘一郎廣済堂出版このアイテムの詳細を見る |
出版社からのコメント
本書は、「カイチュウ博士」「ウンコ博士」として知られる藤田紘
一郎氏が、「ばっちいもの」という新たなテーマで書き下ろした、画期的な面白
メディカルガイドです。
ウンコ、オシッコ、おなら、鼻くそ、つば、汗など体内からの排せつ物・汚物、
そして、ウジ、ダニなどきたない生き物やバイ菌たち----そうした「ばっちいも
の」の意外な役割・効用を、科学的な視点から解説しています。藤田流の独自の
分析で、「きれいすぎる社会」がかかえるアブなさや問題点を浮き彫りにして、
私たち日本人の生き方に新たな提言を行っています。
著者自身が体験した、ウンコ、オシッコ、おならなどにまつわる爆笑エピソード
や、写真・図表も満載。「ばっちいもの」がいかに私たちの体を守っているか、
楽しく理解できる一冊です。
<本書の目次>
第一章:「きれい」がアブない
第二章:ウンコ・オシッコの健康学
第三章:下半身から出るエラいやつら
第四章:顔から皮膚から、「ばっちいもの」健康学
第五章:きたなくても体にいい寄生虫、バイ菌たち
「きれい過ぎる社会」は「一見、きれいに見える人間しか生存させない」と最近つくづく感じている。子供の頃、馬糞が普通にあり、野壺にはまった友達もいて・・・それが人と自然の関わりじゃないかと、今になって思う。「公衆トイレが世界一きれい」と言われている日本。その事がそんなにいいことなのだろうか?