フジテレビの特別番組として、今日明日と「はだしのゲン」が放送されます。
前半分がさっき終わりました。夫婦で見ていました。声がでませんでした。
内容は分かっています。「はだしのゲン」のマンガを全巻買って家族みんなで見ていましたから。とくに次男は何回も見ていたと記憶しています。
それでも、見てしまいます。見てしまいました。ビデオもとりました。兄弟の演技が素晴らしい。圧倒されました。この二人の将来が楽しみです。
娯楽路線のフジテレビですが、ときどきいい放送をするのですね。
今日エキストラとして参加したフジテレビのドラマ「(仮称)まだ見ぬ父へ、母へ・魂で歌う青い海」ですが、今日参加して内容が分かりました。
沖縄出身の盲目のテノール歌手”新垣勉”さんの半世紀を扱うドラマでした。主演は”小池徹平”、他に”中尾明慶”、”いしだあゆみ”等が出演するそうです。
今日は、宮城学院大学の校舎を借りての撮影でした。昨日から撮影はしているそうです。
カバン、ノート、筆記用具を持参してくれというので、3点セットの他に冷たいお茶を入れた魔法瓶や眼鏡も持って行きました。
集合したのは50に弱か、大半は女性、しかも現役の女子大学生で、男は学生が4,5人、私のような年代の男が3,4人ですか。
10時に203号教室に入り、改めて出欠をとり、フィルムコミッションの担当者からドラマの内容や今日のエキストラの説明がありました。
後は出番待ちといいますか、ひたすら待ち続けるのかなと思ったら、30分後には動きがあり、校舎の中を歩いて「HANSEN HALL」へ。HANSENというので「反戦」かなと思いましたが、そうではなくて人の名前のようでした。
あまり大きくはないですが、中にはパイプオルガンもありまして、ステージ上には美女4人がスタンバイしていました。
弦楽四重奏というのでしょうか、バイオリンが二人、ビオラ、チェロという構成。何度も同じ曲を演奏していましたが、またその曲目は何度も聞いたことがあるのですが、どうしても曲名が思い出せません。学校で習った記憶があります。でも・・・。
その曲は賛美歌です。最後にアーメンという言葉が入ります。とってもいい曲で、とても心を清らかにしてくれる曲です。こう書きつつ、思い出そうとしているのですが、思い出せません。
我々50人弱がADの指示で座らされて、またここでひたすら待ちます。でも美女たちが居たので、しかも時々演奏してくれるので、そんなに時間を持て余しはしませんでしたが。
私は一番前の真ん中に座りました。見上げる形になりましたが、舞台はバッチリ見えるのでよかったです。
12時を過ぎてようやく動きが出て来ました。ADやディレクター、カメラマン等10人前後のいかにも業界の人らしい服装(半袖シャツに長いGパン、色黒でポケットは台本等で膨れ上がっている、腰にガムテープをぶら下げている、声が大きい等)で場内を動き回っていました。
そして、主役の小池徹平が出てきて、あいさつをしました。どこかで見た顔ではあるなあと思いましたが、そんなに有名な人なのかと??でした。細くてあまり大きくはない。声もそんなに響き渡るというものでもない。
最初は、声楽家の服装というのでしょうか、黒い吊りズボンに白のYシャツ姿、ピカピカの黒い靴。舞台の中央に立ち、せりふをいいます。それに対して、ディレクター?がもっと間を取って伸ばして話してはといっていまして、それを受けて本人が何回か練習し、いよいよ本番へ。
本番のときは上着を着用し、最初は白い杖を右手に持っていましたが、最終的には杖はなくし、両目を閉じてのあいさつというか生い立ちを話します。場面としては、歌った後の話しということになります。
「生まれてくるのではなかった。いっそのこと、両親を殺して自分も死のうと思いました。・・・」というせりふです。時間にして20秒もあったでしょうか。
本番は1回でOKでした。
そして、我々のエキストラも終わりました。たったのワンシーンのみ。なんだこれは!?なんともあっけないエキストラでした。エキストラとしてはつまらないものでした。さっぱり一緒に物語を作っていくというある種の連帯感みたいなものが全く感じられませんでした。ノートた筆記用具は全く必要なかったではないですか。
ということで12時30分頃に終了し、再度203教室に戻って話をきいて、写真の記念品を貰って一切が終了となりました。
楽といえば楽でした。座っているだけでよかったのですから。外では33度を越える中での撮影が行われていました。また、こんなに目の前で主人公を見られるというのも我々のみとかいわれました。小池徹平は緊張すると、両手の指の関節をポキポキと鳴らします。
放送はまだ予定ですが、12月の下旬頃とのことです。
ここまできても、曲の題名は思い出せませんでした。すみません。