玄関に向かってお座りです。
散歩の帰りにはブロックの上に。
いま例によってラジオを聞いていますが、お昼頃のラジオも今のラジオも仙台市内で雪が降っていた、降っているといっていました。また家の奥さんも外から帰ってきて、雪が舞っていたといっていました。でも私は見ていません。 雪虫は一杯見られるようになりましたが。
今日の気温もまったくおかしなものとなっています。時間の経過とともに下がる一方です。午後2時時点では、最高は深夜の零時3分に記録した 10.4度 が最高で、その後は低下する一方です。こういう天気も珍しいですよね。
午前5時は7.8度、7時は6.7度、10時は5.7度で、お昼が5.3度で午後2時は4.4度となっています。真夜中は零下になるような雰囲気です。 冬ですねえ、当たり前ですが。
何か想像もできないようなことが発見されたようです。全く自分の想像の域を超えています。
何でも、「存在すらしなはずの巨大な恒星ブラックホール」が銀河系内で発見されたそうです。地球から1万5千光年の距離にあるブラックホールLB-1とか。太陽の70倍の質量をもっているそうです。何が何だか分かりません。分かりませんが、すごいものが見つかったようです。
見つかったと言えば、「桜を見る会」の出席者というか招待者に、マルチ商法のジャパンライフの当時の会長が ”総理枠” で招待されていたようで、素晴らしいことですね。2015年の「桜を見る会」のようですが。塁は友を呼ぶ、でしょうか。納得です。
そんな日本では考えられないようなことがお隣の韓国であったようです。前韓国の大統領パククネ被告は収賄罪とか複数の罪で起訴され裁判中ですが、韓国の最高裁判所は二審判決を覆して、前大統領を収賄罪と国庫損失の罪、両方で有罪とすべきと判断したそうです。
韓国の高裁判決では、国家損失の罪では有罪ですが、収賄罪は無罪という判決が出されていたようです。それを最高裁は破棄して両方とも有罪とすべきであると差し戻したということです。
罪の種類が異なりますが、ついこの前に広島高裁は、1票の格差が3.00倍だった7月の参議院選挙は投票価値の平等に反し違憲だとして二つの弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の判決で、”合憲”と判断しました。
この結果、合憲は12件に対して、違憲状態はたったの2件という状況となっています。『違憲』とはっきり判断して、『選挙無効』とするような骨のある裁判官はいないようです。もともと期待はしていませんでしたが。
人事に異常にに熱心で、出世することしか念頭にないような裁判官がほとんどだと前に読んだことがあります。 けんぽうで手厚く処遇されているのですけどね。
【③ すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。】 日本国憲法第76条第3項
【② 下級裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。】 日本国憲法第80条第2項
日本の裁判所は、自ら三権分立の大原則を崩して、政治に隷従する道を選んでしまいました。行政府がそういう人物を最高裁判所の長官に選んだということもありますが、それにしても情けない話ではあります。政治的判断をすることを決定的に恐れ、避けてきました。いつからこんなに意気地なしの裁判官だらけになってしまったのか。
国民の一人一人は平等であるはずなのに、投票価値が”三分の一”(=1票の格差が3倍)であっても違憲ではないと判断するのですから、その感覚や呆れてものが言えません。国民の意識をはるかに離れてしまっています。私からすれば2倍でも違憲としか判断できません。それが国民の一般論でしょう。
日本の裁判官常識とは、「具体的事件を離れて抽象的に政府や国会の行った行為についての違憲、違法を判断する権限を持たない」というものだそうです。これが伝統的な裁判官の考え方だそうです。
意外なのは、アメリカです。アメリカの憲法には違憲審査の明文規定はないそうですね。裁判官が判例で確立してきたという歴史を持つのがアメリカだそうです。独立心ということでは、アメリカは素晴らしい国です。学生時代から、打倒アメリカ帝国主義!を叫んできました(懐かしいスローガンです。というかシュピレヒコールとうべきか。)が、いいところはいいのです。