鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

有終の美?で大鮎!

2021-08-31 13:49:06 | 思いつくまま

  

なんか今日は過ごしやすい天気となっています。今午後1時50分ですが、この文では今日は30度を超えないのかもとおもったりしています。

  

今聞いているNHKFMでは地元の歌手佐藤宗幸特集をしています。うん、昔からのいい声は変わらないなと思います。ただむかしむかしというかデビュー当時からするとやけにバイブレーションが多くなったなあと感じます。

  

これはだいぶ前からそうなのですが、やはり加齢に伴い声が続きにくくなってきたためかなあなんて思ったりしています。別に責めているわけではないです。やはり高音部が大変な感じがしています。

  

そうではあっても、いつまでもテレビに出続け、歌も歌い続けてほしいです。自分の年齢とともに歌い方も変わるのは自然なことでしょうから。今ラジオから流れているのはいつの録音盤かは分かりませんが。

  

きのうの新聞から。

「日本の同調圧力は圧倒的で、正面から立ち向かうと、いじめられたり、孤立したりします。・・・。自分が本当にやりたいことを、ゆっくりでいいから探してほしいです。頭の中だけでも他人と違う自分自身を大切にしてほしいです。」(コンサル会社長 藤井宏一郎さん)

  

「大学では、社会の不公正や行き過ぎた資本主義について、よく議論しました。様々なバイト先で、個人の努力ではどうにもできない環境にいる人たちを見てきたので、『稼いでいる人=価値がある人』という価値観や自己責任論には強い違和感があります。」(弁護士・都議 五十嵐衣里さん)

  

「通行人が寝ている子をけとばして歩いていました。あのころ、私のような戦争孤児、浮浪児なんて野良犬といっしょです。でも、けられても動かない子もいた。栄養失調で死んでいるんです。当時は、人の生き死によりもなによりも、おなかがすいていることが、空腹がつらかったの」(鈴木賀子さん)

  

きょう正午の観天望気です。 天気:曇り、雲量:9割以上、気温:27.2度、湿度:53%、風速:6m/s、不快指数:74 となっています。

  

きょうは8月の晦日、もうあしたから9月ですね。きのうの午後何とか広瀬川に入れました。いつものやや上流域ではなく、久しぶりに澱橋上流のまずは岩盤底から、そこから下って急瀬や平瀬に入ろうと思っていました。

  

現場に入ったのは午後2時30分過ぎかな? 右岸側へ渡って上流に目をやれば、何となんとナント上流左岸に一人の投網師がいるではないですか。ということは、今から歳を出そうとしているところはすでに投網を打たれているということかとガッカリしました。

でも、まあせっかく来たのだし、ダメもとで竿を出してみようと気を取り直し仕掛けをセットします。きょうは一応最強の仕掛けに近い仕掛けとしました。竿は、がまかつのヴィンテージVⅡ 引き抜き荒瀬8.1メートル、天上糸は1.2号、水中糸はフロロの0.6号です。だいぶ以前にいい思いをした仕掛けです。

おとり鮎は1匹だけ。万感の期待を込めて送り出します。場所はこういうところです。

  

手前が早瀬になっていて、その奥がトロ瀬からトロの状態の静かな、穏やかな?場所です。 結果は、いやあ、天は我を見放さず! 天は我に喜びを与え給もう! でした。おとり鮎を入れて5分も経たないくらいの時、大きな当たりが伝わってきました。

それからは鮎は四方八方に逃げ回ります、というか何とかハリを外そうと暴れます。こちらは最低限下流の急瀬に入られないように、それだけは十分に注意して耐え、抜きの態勢に入りました。1匹目、でかかった!おっきい!幅広の大鮎が飛んできました。

 1-1 

やはり、抜くためには柔らかすぎる竿は合いませんね。どうしてもぶれてしまい、抜きが難しくなってしまいます。今回のように硬めの竿ならぶれも少ないです、自分の意志で動かせます。

   1-2 

本来なら、この大きい掛かり鮎をおとり鮎として使うはずなのですが、ちょっと使用が憚られ、おとり鮎には2度目の挑戦をお願いしました。元気でしたから。 そしたら、10分後にまたしても目印が大きく動きました。

 2-1 

これは22,3センチのおとりごろサイズでしたので、おとり交換しました。いやあ、なんじゃ、きょうは。誰も竿を出していなかったのか、ここは。ついている、この分では、もしかして・・・と期待は膨らみます。

 2-2 

そしたら、手前の流れのあるところを泳がせていた時、ガクンというようなショックが伝わってきました。うん?これはもしかして掛かったのかな?とおもむろに竿を立てたら、強い抵抗がありました。流れの中で2匹のアユが白い魚体を見せて動き回っていました。

でも、その様子がなんかおかしいのです。あまりに2匹の鮎がくっつきすぎているのです。これは団子か?逆バリが切れていないためかとも思いましたが、そうでもないような様子です。まあ、なんでもいいから抜くだけだということで、流れの中から浮かせます。

空中に出た2匹の鮎を見てびっくり、お互いの口が密着している感じでした。しかし、しかしながら、掛かり鮎はタモに入る前に水中に戻っていきました。わかりました、原因が。それはハナカンの上の背バリでした。

この時の釣りでは背バリは使いませんでした。使う必要がなかったからです。だから背バリは、水中糸とハナカンハリスの結び目の方に上げていました。そういう状態の背バリに野鮎が掛かったということです。こういうこともあるのですねえ。

この背バリの輪っかは0.6号で作っていました。それがあと少し持たずに切れてばれてしまったということでした。残念でした。ガッカリですが、掛かったのが3本イカリバリではなかったので、笑って済ませられますが。いやあ、びっくりしてしまいました。

気を取り直して、同じところをうろうろさせます。そしたら、また掛かってしまったのです。3匹目は対岸の方に逃げようと暴れます。必死に耐えて、手前に何とか寄せようとするのですが、寄ってきたと思うとまた右岸めがけて暴れます。

 3-1 

まあそれでも何とか抜きました。何とも細長い大きい鮎でした。この前もスレンダーな鮎が掛かりました。長いのですが、細いのです。

 3-2 

今度はこの大きいが細い鮎をおとり鮎にして泳がせます。やはりなんというか右岸よりをよく動きました。でも、なかなか掛かりません。 掛からない時間が長くなるとどうなるか?そうです、同じ掛かりでも”根掛かり”となるのです。

あちゃー、またやってしまった。なんてこった!いくらあおっても外れません。竿を畳んで天上糸を左手に巻いて、地球との綱引きです。こうなったら、いつも負けるのはニンゲンです。だめかあ、とおもって最後の引っ張りです。

そしたら、スーと天上糸から水中糸がこちらにやってきます。うま?く外れた、もしかして回収できたか?どこから切れたのか?手元に糸を手繰り寄せます。そしたら、おとり鮎がいるじゃないですか!!!!

根掛りして、こんなハッピーエンドは初めてです。切れたのは逆バリと水中糸のつなぎ目付近でした。いやあ、うれしかったです。ついています。 それでもうここはあきらめて、もう鮎はいないだろうと思って、釣り下ることにしました。下流の瀬を目指しました。

   

こういうところです。どこから見ても今の時期こういう流れで鮎が釣れないなんてことはない!!と思わざるを得ない場所です。

  

写真を見てもらえばお分かりのように、皮の中央に陣取って、左右に竿を出しながら釣り下りました。

  

 でも、全く掛かりそうになかったです。川そこの石に新鮮なハミアトらしいハミアトはなかったです。もう終わりなのでしょうか?

  

こういう広いところでも大鮎を掛けてみたいのですが、もう無理かな。今まででかかったのはほとんど深いトロ瀬ですね。

こういう4匹です。

  

 大きさはやはり25.5センチが一番大きかったです。どうしても25.5の壁を越えられないようです。26.5センチか27センチの大鮎はいないのか・・・・。

4匹は町内の友達にもっていきました。

また長々と書いてしまいました。お読みくださいましてありがとうございます。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする