鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

一体いつの間に、

2020-11-08 14:47:29 | 思いつくまま

 

今日はさわやかな一日です(となりそうです)。今午後2時50分近くです。外は明るくまぶしく、入ってくる風も午前中は一時強かったですが、いまはさわやかな風となっています。まだ小春日和と言っていいのかな。

 

そうえばきのう7日は暦では”立冬”でした。なんか立冬と聞くと、いよいよ冬か、とついつい身構えてしまいますね。スタッドレスタイヤへの交換はいつするか、まじめに考えないといけません。今年の冬は冬らしい冬になるとか、妻さんが言っていましたから。

 

 

冬を迎えるからということではないでしょうが、6日の朝の広瀬川分流の上流域です。いまはすっかり伏流水となっていて、分流に流れはないのですが、コンクリートブロックを見てびっくらぽんでした。

 

そのまえに分流の水面を見ていたら、なんか水面が盛り上がって動くんですよね。これは魚の動きです。4,5年前の分流ではよく見られました。酒ならぬサケが動くと水量が少ないうえに、サケの体が大きいために水面が盛り上がってくるのです。

 

それの縮小版みたいな現象が分流の上流域で見られました。そして降りていったら、居たのです、魚が。大中小のアブラハヤが中心なのでしょうが、もう一杯、うじゃうじゃいました。びっくりです、圧倒されました。

 

一体いつの間にこんなに小魚が生まれたのか?!何百匹いたでしょうか。それはそれは見事な群れを成していました。こんな時期に、こんなところで、こんなに生まれて、無事成長していくのか”魚事ながら”心配してしまいます。

 

このうちかなりの小魚はサギやカワウの餌食になってしまうのでしょうね。でも、彼らはここに小魚がうじゃうじゃいることを知っているのかどうか?カワウの群れに襲われたらひとたまりもないのじゃないかと思います。

 

自然界は不思議です。人間界では子どもが少なくなって大きな社会問題、国難にまでなっているというのに・・・・・。魚と人間を比較しては、失礼ですか、 ニンゲンに?、魚に?

               

 

でも、たくさんの元気そうな魚の姿を見るのは嬉しいですよね。

      

 

きのうの朝日新聞の社説かな、嬉しいことが書かれていました。読みましたか? 著者で書評家の永田希さんが言っているそうです。「読書は本来すべて不完全なもの。やましさを感じる必要はない」と。

ーーどんなにまじめに読んだとしても、読み落としや記憶違い、記憶の欠落は避けられない。実質的にはすべての読書が拾い読みや曲解でしかない。だから、本を積んだまま眺めたり、書評だけ読んだり、本を読んだ人に感想を聞いたりするだけでも、立派な読書活動の一つと言えるのだーー

うれしいですね。私は本屋に行くのが好きで、ついつい何でもかんでも欲しくなってくるのですが、その中から悩みに悩んで、厳選?して本を買っても、ついつい積読のままというのが多いのです。

読まなければならないという強迫観念みたいなものがあり、内面で葛藤するのですが、でも、また本を眺めているだけでも楽しいのですね。手に取って、パラパラめくってもいいし、書棚に入っている背表紙をみるのも嬉しいのです。

 

でも、買ってばかりいて、たまる一方だと妻さんから嫌味を言われるのですね。まあ毎度のことですから、受け流しはするのですが、なんかそういわれると本を否定されているような気もして、本が可哀そうな気にもなるのです。自分自身を否定されているかのように感じることもあるのです。

 

まあそうではあっても、この歳になってあまり買い込むのももったいない、憚られるような気にもなっています。やはりほどほどということですか。

 


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