きょうの最高気温は8度ですか、1月の晦日としては暖かい一日でした。 1月としてはきょうの8度が一番高いかなと思ったのですが、メモによると2日の最高気温が8.2度でしたので、きょうは2番目の高い気温となります。 あしたも7度とかで、きょうあすの気温は願ってもないありがたいものとなりそうです。
そういえば、きょうは寝たきり状態だった私の布団を干しました。干しましたといっては正しくないですね、干してもらったのです。 日光消毒です。 そして一日起きていました。 お昼寝もなしです。
それにしてもなんですかね、全柔連(おっ、出ました。ゼンジュウレンと入力して一発で出ました!)の対応は!? 呆れてしまいます。 女子柔道のトップクラスの15人が連名で直訴したことに対して、園田隆二監督の処分が 戒告処分(きのう時点での記者会見) だなんて、なんて甘い内輪の処分であることか!!戒告処分だけで監督留任ということを言っていました。 全柔連は当事者能力なしですね。 学校でのいじめ事件に対する学校側や教育委員会の対応と同じです。
きょうになって園田隆二監督は進退伺を出したということですが、何で進退伺なのでしょうか、辞表を出したというなのならまだしもですが。 桜宮高校のバスケットの小村基監督は一体どうしているのでしょうか?!小村基監督の暴言や暴力行為であたら若い高校生が自死しているのです。 一体どういう責任をとるつもりなのでしょうか?!
日本全体のスポーツ界にあまねく暴力による管理・指導体制が浸み渡っているとしか言えないでしょう。戦後68年経っても、組織の上位者による下位の者に対する理不尽な暴力による支配服従関係が連綿と続いているということでしょう。 根性とか愛のむちとか、精神論を強調していうことを聞かせる体質は生き続けている現状、戦前の軍隊に象徴されるいじめの体質はしぶとく生きている。
学校教育ではいじめは禁止されていますし、確か戦前の軍隊でも内務班での上官による下級兵士への理不尽なリンチは禁止されていたはずです。それでも現実には私的制裁は、天皇陛下の命令だなんていうことで日常的に繰り返し行われていたわけです。
そういえば自衛隊においても私的な制裁があり、若い自衛官が死亡したという事件があったではないですか。 企業においても形を変えた退職強要といういじめ・暴力が日常的に行われているようですし、いまやあらゆる組織で大なり小なりいじめが行われているということになってしまいます。
どうしたらいいのか? 根が深い大変な問題ですが、やはり教育の現場から正していかなければ将来はないと思います。 その際指導者である先生の資格・資質が大きな要素となるのですが、道徳教育の強化や心のノートの配布で済むような問題ではないし、学校の現場に管理職を増やすことで解決するような問題ではないと思います。 中長期的な視点で地道に対応していくべき、そうしなければ解決は不可能な問題でしょう。
米100俵の精神とも相通じると思いますが、まず何をさておいても学校の先生を増やすことです。できれば社会人経験者枠みたいなものをつくって増やしていく。 管理職ではなく、現場の先生を増やすということは、一クラスの子どもの数を減らすということです。 できれば義務教育期間だけでも、一クラスの人数を30から35人としていく。 その点では民主党政権の対応はよかったと思っています。 小学校1年と2年を一クラス35人以下とし、それを年次計画で中学校まで広げていくつもりだったようですが、政権がひっくり返って、計画も白紙になってしまったようです。
出来れば高校までの一クラスの人数を35人(本当は30人が望ましいと思いますが)にする、少子化時代ではあってもそうすれば雇用の拡大にもつながるし、新卒採用者だけでなく社会人経験者の中途採用者を3割くらい増やしていく、そうすれば職員室の雰囲気も変わるだろうし、教育以外の仕事も減ってより教育に専念できるだろうし、地域に開かれた学校の運営も変わっていくのではないか、希望的観測かもしれませんがそうなって欲しいと切に思います。 これからの学校は地域とともに歩む学校環境にならないと、先生にとっても、何よりも子どもたちにとっても好ましいとはいえません。
財政は厳しくても、教育は大事にして必要十分な予算を投入すべきです。 教育は人づくりです。 少人数学級で、いろんな経歴の先生を多く採用して、地域とともに歩む学校、そこにしか救いは見いだせないと思いますが、みなさんはどう思いますか?