鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

さらば、ベートーベン! さらば、Freude !

2010-07-25 21:18:13 | お知らせ

 覚えておいでの方は覚えておいででしょうが、今日は「運命」の日でした。そうなのです、5月16日から7月18日まで13回にわたり練習してきた”ベートーベン作曲の交響曲「第九番」””第4楽章「合唱」”、「仙台フィルと第九をうたう合唱団」の初心者コースの集大成、オーディションの日でした。

 受付は午後6時10分から。でも練習は5時30分からOKとのことで、大半の人びとは5時30分前後には控え室に集合しました。グランドピアノが置いてあり、自由に使ってもいいことになっています。大半の人は”頭の音”を確認するために弾いていましたが、何十人と集まればピアノの上手な人もいます。そのお陰で発声練習ができました。これが私にとって一番嬉しかった、ほっとしました。何しろ今までの13回の練習は、必ず30分は体操から発声練習を十分に行っていましたので。そのお陰でその後の第4楽章の練習に何とかついていくことができました。練習を重ねれればそれだけ高い音も出せるようになります。13回目のときは先生も褒めていました、テノールは高音を出せるようになったじゃないかと。

 課題は当日発表ということで、どこを歌うことになるのか不安でもあり楽しみでもあったのですが、受付で渡された文書によると、課題は『595小節から654小節(フーガの前まで)』でした。楽譜を見て確認しました。やったあ~、よかったあ~と正直思いました。二重フーガだったらちょっとやばかったのです。

 595小節(~626小節)はAndante maestoso(=72)、627小節(~654小節)はAdagio ma non troppo  divoto(=60)とかなりゆっくりな旋律となっています。

 発声練習のほかに、時間がありましたので、男同士で、または女性も入れてのグループでの練習。数回は全体での練習も行いました。高音部も何とかなりそうに思えました。そういうわけで、控え室は、まあ、熱気ムンムン、冷房が効いていなければ蒸し暑かったでしょう。みなさんの情熱は凄いものです。圧倒されます。

           

 私の出番は、グループナンバーがNo,3・4ですので、女性のパート(ソプラノ・アルト)は1回だけの本番に対し、男は2回歌うことになります。2回チャレンジできるともいえます。時間は18:38からと18:42の2階の予定。

 地下1階の控え室から2階の審査会場まで揃って向かいます。No,3の時はアルトのみ3人で、他の3つのパートは2人ずつの計9人、No,4の時は全パート2人ずつの計8人で歌いました。下の写真のように審査員の前に並んで、ピアノに合わせて歌います。いつも見慣れている先生二人とピアノの先生のほかに、今日は指揮者(仙台フィルの正指揮者)も審査員となり、立会人として事務局の事業部長も加わりました。

           

 事業部長による名前の確認に続き、指揮者から「音がずれてもいいからきちんと自分の声で歌うように、声を出すように」との注意があり、いつも練習の指導をしてくれた男性の先生が指揮をし、ピアノが奏でます。

 (595小節)Seid umschlungen , Millionen ! ・・・・・・・・・

        ・・・・・・・・ ein  lieber  Vater  wohnen.(626小節)

 ((627から630小節は間奏)631小節)Ihr sturzt nieder , Millionen ?

        ・・・・・・・wohnen . (654小節)

 1回目はまあまあの出来というか、声は十分に出たと思うし、音もずれなかったのではないかと思うのですが、問題は2回目です。

 個人的にはまったく上がったりはしなかったし、冷静に周りを見ることができたと思います。男の先生の指揮を極力見るようにしたし。でも・・・。本当に冷静だったのかと自問すると、また2回目の結果から逆に考えると、他のパートの音を十分に聞いてはいなかった、合わせようとしなかったということになるのでしょうか。

 同じテノールの人とは合わせられた、彼の声は聞こえていたし、そう思いたいのですが、2回目は結果からいうとそうはなっていなかった、ひとり独走してしまった、早く出てしまったところがあります。その後合わせたとは思うのですが、2分の3拍子での「全音符」、「2分音符」と「スラー」が組み合わさっているところ、長さを十分にとることが出来ずに、先走ってしまいました!!・・・・・。

 ということで、オーディションは不合格になるのではないかと思います。残念です。悔しいです。13回の練習は皆勤でしたし、いつも一番前で歌っていたし、全くのド素人、60の手習い、そして正指揮者がいったことば「音が外れても自分の声で歌うこと」を守ったし、いつもより声は出たし、間違っても堂々と間違ったし、ある意味楽しんで歌えたし、こういうことを加算して、これから経験者との合同の練習で十分矯正できると判断してくれないかなあと思いながら帰途に着いた次第です。

 でも、合唱はその名の通り「合わせる」こと、他のパートの人たちと、彼らの音を聞きながら一緒に歌うこと、全体が合わされての合唱のハーモニーということを考えると、「和を乱した」ということは大きな問題となるのでしょう。やっぱり、だめか・・・・。

 26日に合否の文書を発送するというので、27日(火)には届きます。

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お詫びと訂正です。

2010-07-25 06:47:48 | お知らせ
 昨日のブログですが、今朝方布団の中で何か変なことを書かなかったかな、辻褄のあわないことを書いたのではないだろうかと心配になりました。
 そして、実際に見てみたら、お恥ずかしい次第です。最初の方はまだまともだったのですが、3段目は一体何を言おうとしているのか、我ながらチンプンカンプンです。
 いくら酒に弱いとはいえ、アルコールと眠気のなせる業です。申し訳ありません。といってもアル中ではないです。350mlの缶ビール2本です、飲んでも。

 「高温が続けばいい流れになるのですが、分流の最下流、本流と合流するところがブランチとなります。」を削除させていただきます。

 3枚目の写真は、分流が本流と合流するところですが、いかに水量がないか、また分流の上流の方ではすっかり干上がってしまった部分があるのですが、それでも伏流水となって石の下の方では流れている、水脈があるということをいいたかったわけです。

 疲れと眠気と酒、要注意です。

 
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