鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

縛り不動尊お祭り(その1)

2007-09-30 07:59:21 | お知らせ

 29日と30日は町内にある縛り不動尊のお祭りです。本番のおみこし渡御は30日ですが、前日はイベントを開催するようにここ十数年なっています。

 今回はそのイベントを紹介するつもりですが、その前にいろいろありましたので・・・。

 

 29日は朝5時半に起きて、6時からは町内会の役員を中心として、縛り不動尊に集合し、町内の縄張りやお不動さんの境内(といえるほどのものではないのですが)のお化粧をします。

 嬉しいことに今年は子ども会等のお父さんたち、若いお父さんたちが一杯集まってくれたのです。いやあ、嬉しかったです。こんなことはここ数年まったくなかったことですので。

 町内のほとんど全ての道路に縄を張っていきます。ただ縄を張るだけではなく、5メートルおきくらいにお「へいそく」(稲妻模様の白い紙です)を付けながら縄を張っていきます。何組かに分かれて、主に電信柱に巻きつけていきます。

 高いところの作業になるので、脚立が必要で、縄を持ち運ぶ人、へいそくを取り付ける人、若い人を指導する人?とか最低でも4人は必要です。

 いまどき藁からつくった荒縄を何束使うでしょうか、わつぃの組だけでも3束は使いました。これが太かったり、細かったりして均一の製品ではないのです。

 そういう感じで約1時間で終了しました。人が一杯集まってくれたお陰です。ありがたい。

 

 午前中はある幼稚園の運動会に招待されましたので、行って来ました。陽射しは強いのですが、風が涼しく、日陰になると寒いくらいでしたが、子供たちは元気に動き回っていました。

 幼稚園ですから、年少組・年中組・年長組があります。保護者も一杯かかわっていて、親子で一緒の競技も一杯あって、とっても和やかないい雰囲気の運動会でした。

 特に最後のリレー、年長組によるリレーは圧巻でした。私にとって、こういうやりかたの競技は初めてではないかと思います。

 何と男女別ではなく、男女対抗のリレーなのです。これが子どもたちから自然に出てきた提案だったというのです。走る順番も男女がそれぞれ工夫を凝らし、練習で負けたりすると組み替えたりもしてとても真剣に取り組んだということです。

 それぞれ15人くらい走ったでしょうか、最初は男がリードしました。一時は半周分もリードしたので、もうこれは男子の圧勝かと思ったのですが、何の何の、徐々に女子が盛り返してきて、後半には抜き返したのです。

 それからは逆に徐々にリードしていき、いよいよアンカーの出番です。赤と白の襷をかけての必死のランニング。男子のアンカーは必死です、早いです。徐々に差を詰めていきますが、如何せんそれまでの差が余りにありすぎた、それでも5,6メートルくらいまで差を縮めたのですが、負けてしまいました。

 全力疾走したのは誰が見ても認めるところですが、その男子のアンカーはゴールと同時に悔しさのために大泣きし、近くに居たお母さんの懐に飛び込んでしゃくりあげて泣きました。その後は担任の先生が引き取り、しばらくは先生に抱きついて泣いていました。

 一生懸命走ったのだけれども、全力を出したと思うのだけれど、彼にとってはそれだけでは納得できなかったのでしょう。でも、彼にとってはとってもいい経験になったのではないかと思います。

 会場の全員に大きな感動を与えてくれました。大きな励まし、よくやったという拍手が鳴り止みませんでした。年とともに涙もろくなってくるので、涙をこらえるに苦労しました。

 

 いよいよこれからが本題です。

 写真は前夜祭のイベントで私がメインで担当している『造作コーナー』で今年作らせる予定の竹製品です。全て子供向けです。

 すっかりマンネリ化していますが、それでも切り出しナイフを使わせたり、のこぎりで竹を切らせたり、錐(きり)で穴を開けさせたりするので、気を使います。協力しながら子ども自身になるべく作らせるように努力しています。

 写真では、マイ箸(はし)、紙鉄砲、チャカポコ(竹の剣玉)の既製品と材料が写っています。

 今年は新しい竹が手に入ったので、子どもには『マイ箸(はし)』を中心に作らせることにしました。

 そのためには、予め竹を箸の長さに切って、さらに鉈(なた)で1~1.5センチ幅にカットしておきます。それを切り出しナイフでゆっくり、ていねいに、怪我をしないように削らせるわけです。

 親子で着ている場合が多いので、子どもがなかなか出来ないときは親にもやらせたりしていますが、親子ともどもナイフを使った経験がなかったり、あっても竹は切ったことがなかったりで、いい経験になっているのではないかと勝手に思っています。

 とくに開始時間が5時からなので薄暗くなり、ライトで照らしながらの作業なので余計に注意が必要となります。

 いままで大きな怪我が無く、ここまできているのでほっとしています。もちろん大きな怪我があれば、それで中止となるのでしょうが。

 

 自分の所の宣伝ばかりではなくほかのコーナーのことも書きますと、『造作コーナー』では、男は竹細工関係、女性は折り紙やバルーンアート、ネックレス等の刺繍等を担当してやっています。

 食べ物としては焼きそば・焼き鳥・フランクフルト、遊びとしては「とすけ」、水ヨーヨー、ジュース等の販売となっています。

 

 もちろん場所は縛り不動尊のそばの道路で、警察の使用許可を得ていますし、周りには子どもたちの行灯に火を灯して幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

 長くなってしまいました次はお祭り本番です。

 

コメント (1)
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