今日のTVでは、秋田県角館の桜が満開と放送していました。みちのくの小京都と呼ばれる角館。
残念ながら春は行ったことがありませんが、夏は所属の釣りクラブで2~3回は行っています。
桜の木が、武家屋敷を取り囲み、満開であったらさぞかしきれいであろうと容易に察することができます。桜が咲いてなくても、町並みは江戸時代に戻ったかのようでとても懐かしい?気持ちにさせます。本当に心が落ち着く、雰囲気のとってもいいところです。
1回は角館を流れる桧木内川でのリバーサイドホテル。テント泊。 川に沿って土手が長く続くのですが、そこに植えられている桜並木、これがまた見事なのです。TVでも圧倒的な美しさを見せていました。
桧木内川はダイワアユマスターズの全国大会の会場になったところで、 流れは穏やかで、天然アユが一杯遡上してくる川で有名です。
確かその年は8月の29日かその辺。夜になって、遠くから花火の音が聞こえてくる。遠くの空を見上げると、見上げるまでもない、遠くに目をやると、打ち上げ花火が満開に咲くのが見えた。音は光よりも大分遅れて聞こえてくる。
そうなのです、あの全国一と言われている大曲の花火が見えたのです。丁度大曲の花火大会の日でした。とっても得した感じになったのを覚えています。
前書きはそのくらいにして・・・・。 本題は、5月2日に送られてきた「清流」という(有)アユツールの会報の件です。
No.16.2006.5.1号。 アユツールといえば、フックスピナーです。使ったことがあるでしょうか?個人的に注文したりしたために、その後時々会報が送られて来る様になりました。注文をして、実際にハリにフックスピナーをセットして、使うだけにはなっているのですが、どうしてか?今まで一度も使ったことはありません。
今となっては、がまかつから「管つきハリ」が発売されているので、フックスピナーの出番がなくなったかと思いきや、今度はWフックスピナーの発売です。ハリスには2箇所で針を止めたほうが良いのか、1箇所のほうが良いのか、使ったことがないのでなんともいえません。
会報はA4版で2枚、両面印刷だから4Pのものです。巻頭言が「アユ百万匹がかえってきた」です。
多摩川に100万匹のアユが帰ってきたということを喜んでいます。下水処理場の完備、魚道の整備・改修等地道な努力の積み重ねの成果であろうと。
一方で宮崎県の五ヶ瀬川は天然アユが減少し、人工産のアユ主体の川になった。簗は全面簗で産卵アユを一網打尽にしているらしいとのこと。大量のアユを放流するために、年券を5000円から10000円に、日釣り券を2000円から5000円に値上げした。
しかしこの川は、産卵アユを保護するだけで天然アユを復活することができる。資源保護=放流ではなく、『資源保護=産卵漁の保護』なのだと。いいことを言います!!!そうなのです、産卵アユを保護すれば、いいのです。産卵場を整備して、人間や鳥の被害から守ってやればいいのです。
「ここまで分かったアユの本」の著者と同じことを言っています。 そして、最後に、川の水生生物を守り、河川環境を守るのは漁業組合ではなく、河川を利用する全ての人々だと思う、と。
皆さんはどう思いますか?