京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

仁義・義理・人情

2011-02-07 | 教訓
最近の出来事で、長年教えてきた選手・保護者の行動で、人間が守るべき道徳に欠けるというか、他人に対して礼儀上なすべきつとめに欠けるというか、人に対する思いやりやいつくしみの心に欠けるというか、対人関係や社会関係の中で、守るべき道理に欠けるというか……
ようは仁義、義理、人情に欠ける行動があり、考えさせる事態が起きて、とてもショックでした。
選手・保護者とは、仁義、義理、人情を大切にし、いつまでも一生の付き合いでいたいと考えます。

レスリングが強くなる。勉強ができることも大切ですが、人として「人間が守るべき道徳」「人に対する思いやりやいつくしみの心」「対人関係や社会関係の中で守るべき道理」ができる選手。ようは選手の人柄や人間力を育てることが大切だとつくづく感じました。
以前のこの日記にも記したように、技術はどこかで頭打ちとなるが、人間力は限りなく育てることができ、永遠に続く力です。いま所属している中学生・高校生の選手達には、今以上に人柄・人間力を育てていきたいです。


大惨敗

2011-02-01 | 中学生レスリング
中学1・2年生と小6の5選手が福井大会に出場し、全員が初戦敗退。
しかも試合内容はフォール負け3試合、テクニカル1試合と1ポイントも奪えず、「これでもか…」というぐらいボコボコにやられ、大惨敗でした。
1年生の脇田俊之、中林来樹あたりは「それなりにやるだろう」と予測していたこともあり、蓋を開ければボコボコで、私自身、かなり痛いパンチを浴びました。甘かったです…。
一学年上の選手と対戦すると、全くって言っていいほど、相手にさせてもらえませんでした。

現状の力を認識・確認でき「日常の練習がまだまだ甘すぎる」ということが実感できたし、まだまだ努力が足りなくて、とことんやらないとなかなか差は縮まらないことも痛感しました。

下を向いていても前には進めません。とにかく練習、やるしかないので頑張らせます。

「選手の心得」
1.生活の基本をおろそかにして、技術が身につくはずがない。
2.追求なくして、進歩なし。
3.毎日の積み重ねなしにして、勝利なし。
4.ケガ、病気も実力のうち。
5.自信は、思い込めば身につくものではない。土壇場を切り抜けた回数に比例する。
6.「このまま終わればいいのに」と思った瞬間、すでに敗北が決定している。
7.「できない」のと「やろうとしない」のは、まったく違う。
8.理屈より経験を積め。
9.「もうだめだ」と思ったときからのひとふんばりが勝負を決める。
10.負けた試合から予測力が身につく。やられてもやられても向かっていけ。
11.やられたらやりかえせの気持ちが大切。
12.強くなるのは、抵抗から始まる。自滅するな。あくまで抵抗せよ。