京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

自立心

2009-12-11 | コーチング
12月1日に期末考査が終了しましたが、その後は会議等で何かと忙しく、
午後練習に顔を出すのが途中からといった感じで、
最近、練習を始めからしっかり見られていないのが現状です。

本当に強いチーム・選手というのは、私が不在時においても
「状況を判断して、自ら考え、決断し、自ら動くことができる集団・選手」です。
これはレスリングに限らず、
日常生活においても自分自身の力で打開していかなければならない状況に
何度も遭遇します。
「私の言われたとおりにしか動けない」では話しになりません。
私が不在でも、何も言わなくても、指示しなくても、
すべて君たちの力だけで問題解決できるだけの自立心がないと
技術・体力はもちろん精神面においても強くはなれません。
目的意識のない練習は時間の無駄です。
万が一、私が不在中でも、
目的意識を持ち、「自分にとって今、何をしなくてはならないのか?」を考え
頭を使って取り組むことができないといけません。

意思表示

2009-12-10 | 教訓
小学生を指導していて感じることです。
返事がしっかりできない子供が目立ちます。
理解できたのなら、しっかり相手に伝わるように「はい」という返事、
理解できていないのなら「分かりません」というように
自分の意思をしっかり表すといった、ようは「意思表示」ができない子供が多いです。
私からすれば「こいつら、俺の話しをちゃんと聞いているのか?」といった感じです。
私の前でも返事や意思表示ができないので、多分、学校でも家庭でも同じだと思います。
返事や意思表示ができない子供の特徴として言えるのは、「人の話しを聞く姿勢になっていない」ということです。
人の話しをしっかり聞けている子供は返事ができます。
反対に、ボォーとしていたり、よそ見をしていたりしてしっかり聞けない人は返事ができません。
どこでも人の話をしっかり聞ける姿勢でいなければいけません
「人の話をしっかり聞くこと」そして「素直に吸収すること」は、強くなるための絶対条件です。
運動技能や能力を引き上げようとするとき、言葉による理解は不可欠です。
人間は言葉で理解し、考え、行動します。
言葉が理解できないと身体も動きません。
当たり前の話しですが「人の話しを聞くこと」
しっかりした返事・意思表示で自分の考えを示し、「指導者の教えを素直に吸収する」
こういった当たり前のことが自然とできないと強くはなれないでしょう。

あくなき挑戦あるのみ

2009-12-09 | 名言
◇エジソンは、発明に熱中しました。
◇フォードは、自動車にほれこみました。
◇ライト兄弟は、飛行機で、空飛ぶことを夢見ました。
自分が、今、何に熱中しているのか、常に注意を払いなさい。
なぜなら、あなたがそれを、”あきらめ”さえしなければ、
将来必ず、実現するからです。
<ポール・マイヤー>

この世に、継続に勝るものはない、才能は継続に勝ることはできない。
才能がありながら成功を収められない人々は山ほどいる。
天才も継続に勝ることはできない。
恵まれない天才などはほとんど語り種となっている。
教育も継続に勝ることはできない、
この世は教育を受けた落後者だらけだ・・・。
「継続と決意こそが、絶対的な力なのである。」
<米国元大統領 カルヴィン・クーリッジ>

偉大なる2氏の言葉を並べましたが、
ようは、あくなき挑戦あるのみ。
信念をもった継続が必要です。
いま頑張ってないと、チャンスが来たときに絶対に何もできません。

全国選抜の近畿ブロック予選まで約40日
ここから、どれだけ質の高い練習を、妥協なく積み上げられるかでしょう。