京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

自立心

2009-12-11 | コーチング
12月1日に期末考査が終了しましたが、その後は会議等で何かと忙しく、
午後練習に顔を出すのが途中からといった感じで、
最近、練習を始めからしっかり見られていないのが現状です。

本当に強いチーム・選手というのは、私が不在時においても
「状況を判断して、自ら考え、決断し、自ら動くことができる集団・選手」です。
これはレスリングに限らず、
日常生活においても自分自身の力で打開していかなければならない状況に
何度も遭遇します。
「私の言われたとおりにしか動けない」では話しになりません。
私が不在でも、何も言わなくても、指示しなくても、
すべて君たちの力だけで問題解決できるだけの自立心がないと
技術・体力はもちろん精神面においても強くはなれません。
目的意識のない練習は時間の無駄です。
万が一、私が不在中でも、
目的意識を持ち、「自分にとって今、何をしなくてはならないのか?」を考え
頭を使って取り組むことができないといけません。