☆東京ガールズコレクション☆
今回のコレクションの様子、ズームインSUPUEで見ました。いつもの事ながら、たくさんの女性ファンが会場に集まっていましたね。
特に今回目立ったのは、遠く海外から来日された女性たち。ファッションの本場はヨーロッパやアメリカとばかり思っていました。それなのになぜ日本のファッションイベントに駆けつけるのでしょうか。
それについて、インタビューを受けた南米からいらっしゃった女性が答えていました。
「ヨーロッパのショーは、モデルの人たちは怖い顔で歩いている。一方で日本のショーのモデルの人たちは、ものすごく楽しそう」
本場ヨーロッパは、商品の魅力を関係者にPRするための、真剣勝負のビジネスの場所。一方日本は、普通の女の子たちが普段のファッションを楽しむためのステージ。伝統的なコレクションとは違い、あらゆる格式や壁を取り払い、誰もが楽しめるフェスティバルなんですね。
ステージに立つモデルさんは、10代後半から20代の女性をターゲットにしたファッション雑誌で活躍している方々。そんなモデルさんたち、
「ステージを思いっきり楽しむ」
ことを大切にしているのだとか。
非現実の世界へゆく
これまでに何度か、宝塚歌劇の作品を有楽町の劇場で観劇しました。その宝塚歌劇の歴史は、私が最も尊敬する経営者・小林一三先生が始められて以来間もなく100年。それほどまでに長く、日本の大衆芸能として楽しまれ、ファンを引き付けてきたものは何か。
私は気づきました。それは、
「劇場を離れてなお、非現実(ゆめ)の世界へいざなう」
そんな魔力を持っているのです。
劇場向いにある日比谷シャンテに、『キャトルレーヴ』という宝塚歌劇のオフィシャルショップがあります。そこでグッツを眺めていた時の事、女の子の声がしました。お母さんに連れられてきたのでしょうか、年齢は幼稚園生くらい。あるトップスターのポートレートを目を輝かせながら見ています。
実はその女の子、結婚式のお嫁さんのような、真白なドレスを着ていたのです。しかもそのスカートのスソは、その子の両手を広げた時よりも幅がある。生まれてこの方、一度としてみた事のないドレスでした。
私などは、お金と暇に余裕さえあれば、チケットを取りよせ観に行きます。しかし幼稚園生はもちろん、小学生や中学生にとっては、おとぎの国に旅立つような心境なのでしょう。それならば、めいいっぱいのおしゃれをししたい。そして、舞台と自分をシンクロさせる……
そういった世界、本当にすごいの一言です。
新しい時代を作りたい
東京ガールズコレクションや宝塚歌劇を観劇する時のように、囲碁界にも女性がファッションを楽しめる場所やイベントがあります。
まずは、世界ペア碁大会。各国の代表選手がそれぞれの民族衣装を身につけて参加するのです。雑誌の巻頭カラーで取り上げられますが、本当に華やかです。
また、ダイヤモンド囲碁サロンでは、毎年の七夕の週、浴衣で来店されたお客さんに対し入場料の割引サービスがありました。今年はどうなのでしょうか。
囲碁の愛好者といえば男性、特に中高年の方が多かった。しかし最近では、若い女性たちが関心を持っているようです。囲碁専門のフリーペーパー『碁的』の第三部でも取り上げられていましたが、
「『囲碁ガール』のブームを作ろう」
と、方円企画や IGO・AMIGO のスタッフやメンバーが活動されているようです。その活動を支えるためには、『囲碁ガール』が集まれる場所やイベントが必要でしょう。ドレスコードを設定させるほどではなく、ほんの少し背伸びしたファッションを楽しみながら集まれる。現時点ではダイヤモンド囲碁サロンなどがありますが、もう少し増えてもいい。
女性ファンが増える事、女流プロが増える事は、囲碁界の発展には欠かせません。そのための活動をしている方も大勢いらっしゃいます。私もまた、何らかの形でお手伝いできるといいのですが。
今回のコレクションの様子、ズームインSUPUEで見ました。いつもの事ながら、たくさんの女性ファンが会場に集まっていましたね。
特に今回目立ったのは、遠く海外から来日された女性たち。ファッションの本場はヨーロッパやアメリカとばかり思っていました。それなのになぜ日本のファッションイベントに駆けつけるのでしょうか。
それについて、インタビューを受けた南米からいらっしゃった女性が答えていました。
「ヨーロッパのショーは、モデルの人たちは怖い顔で歩いている。一方で日本のショーのモデルの人たちは、ものすごく楽しそう」
本場ヨーロッパは、商品の魅力を関係者にPRするための、真剣勝負のビジネスの場所。一方日本は、普通の女の子たちが普段のファッションを楽しむためのステージ。伝統的なコレクションとは違い、あらゆる格式や壁を取り払い、誰もが楽しめるフェスティバルなんですね。
ステージに立つモデルさんは、10代後半から20代の女性をターゲットにしたファッション雑誌で活躍している方々。そんなモデルさんたち、
「ステージを思いっきり楽しむ」
ことを大切にしているのだとか。
非現実の世界へゆく
これまでに何度か、宝塚歌劇の作品を有楽町の劇場で観劇しました。その宝塚歌劇の歴史は、私が最も尊敬する経営者・小林一三先生が始められて以来間もなく100年。それほどまでに長く、日本の大衆芸能として楽しまれ、ファンを引き付けてきたものは何か。
私は気づきました。それは、
「劇場を離れてなお、非現実(ゆめ)の世界へいざなう」
そんな魔力を持っているのです。
劇場向いにある日比谷シャンテに、『キャトルレーヴ』という宝塚歌劇のオフィシャルショップがあります。そこでグッツを眺めていた時の事、女の子の声がしました。お母さんに連れられてきたのでしょうか、年齢は幼稚園生くらい。あるトップスターのポートレートを目を輝かせながら見ています。
実はその女の子、結婚式のお嫁さんのような、真白なドレスを着ていたのです。しかもそのスカートのスソは、その子の両手を広げた時よりも幅がある。生まれてこの方、一度としてみた事のないドレスでした。
私などは、お金と暇に余裕さえあれば、チケットを取りよせ観に行きます。しかし幼稚園生はもちろん、小学生や中学生にとっては、おとぎの国に旅立つような心境なのでしょう。それならば、めいいっぱいのおしゃれをししたい。そして、舞台と自分をシンクロさせる……
そういった世界、本当にすごいの一言です。
新しい時代を作りたい
東京ガールズコレクションや宝塚歌劇を観劇する時のように、囲碁界にも女性がファッションを楽しめる場所やイベントがあります。
まずは、世界ペア碁大会。各国の代表選手がそれぞれの民族衣装を身につけて参加するのです。雑誌の巻頭カラーで取り上げられますが、本当に華やかです。
また、ダイヤモンド囲碁サロンでは、毎年の七夕の週、浴衣で来店されたお客さんに対し入場料の割引サービスがありました。今年はどうなのでしょうか。
囲碁の愛好者といえば男性、特に中高年の方が多かった。しかし最近では、若い女性たちが関心を持っているようです。囲碁専門のフリーペーパー『碁的』の第三部でも取り上げられていましたが、
「『囲碁ガール』のブームを作ろう」
と、方円企画や IGO・AMIGO のスタッフやメンバーが活動されているようです。その活動を支えるためには、『囲碁ガール』が集まれる場所やイベントが必要でしょう。ドレスコードを設定させるほどではなく、ほんの少し背伸びしたファッションを楽しみながら集まれる。現時点ではダイヤモンド囲碁サロンなどがありますが、もう少し増えてもいい。
女性ファンが増える事、女流プロが増える事は、囲碁界の発展には欠かせません。そのための活動をしている方も大勢いらっしゃいます。私もまた、何らかの形でお手伝いできるといいのですが。