少年の日々

はじめて考えるときのように

【書評】伝説のキャバ嬢コンサルタント舞ちゃんの 世界一たのしい社長の教科書

2010年08月13日 | 読書



『もしドラ』がベストセラーになり、物語形式のビジネス書が脚光を浴びている。

なんとなく、川越のBook1stで棚面陳されている

『伝説のキャバ嬢コンサルタント舞ちゃんの 世界一たのしい社長の教科書』を

手に取り購入。


設定自体は、あまり現実的ではなくて、

現役キャバ嬢が経営者に対し、

コンサルティングを行っていき、

会社を救うという話。


しかしその内容は分かり易く、

簡潔にまとめられている。


キャッシュフローについて無頓着な経営者や、

自社の強みを戦略に活かしきれていない経営者。


ポーターの『競争の戦略』も改訂されたが、

今、各企業では戦略の立て方に悩んでいるのかもしれない。


もともと戦略に正解は無いが、

業績が伸びている時代であれば、

間違った戦略でも生き延びることができた。


しかし、現代は間違った戦略により、

経営資源を無駄に消化してしまえば

それで会社の存在が危うくなる。


商売に対し、真剣に目を向ける企業が

増えている。


だからこそ、苦しいが、

苦しさを抜けたときの喜びも大きいと

信じて進むしかない。


・・・って全然書評になっていないな。