少年の日々

はじめて考えるときのように

個人とは

2007年05月06日 | Weblog
組織に属すると、多大な人間関係の中に
自分の位置を探すことになる。

日々のルーチン・ワークでも、
新規プロジェクトにおいても、
社外・社内・個人・グループの相関関係を見出すことで、
仕事の目的と意味が分かる。


組織という相関図の中で、
自分を見つけたとき、
それは同時に他人も見つけることでもある。

さて、何が言いたいかというと、
組織という視点でみれば、
個人なんてちっちゃな点でしかないけれど、
その組織を動かすのも、結局個人でしかない。

つまり、卓越した能力を持った『個人』がいるだけで、
組織は強大になっていく。

ビジネスの偉人を見てもそうだ。
大前研一は現在の日本教育について、

「どこでも使える便利な優等生」を育てるのではなく、
ひとりのジャック・ウェルチを育てろと言っている。

予想不可能な今の日本社会において、
優等生の能力は人件費の安い
アジアに勝てない。

労働集約型はもう終わっている。
卓越した個人が必要。

少なくとも、そういう意識を持ってないとな。