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柳本古墳群めぐりの旅1

2006年12月07日 15時48分03秒 | 柳本古墳群
その1 500系のぞみさよなら乗車

この日の早朝の川崎の街はしんと冷え込んでいて冬という感じだ。人気のない川崎駅から京浜東北線に乗り込み多摩川を渡ると黄色い満月が見えた。今回は奈良県天理市柳本町の柳本古墳群へ天皇陵問題の現状を見に出かける。今回はJR東海ツアーズの「1day奈良」という東京駅6時代の限定されたのぞみで出発し、復路は任意の新幹線の指定席で奈良まで往復して20800円という激安の日帰りパックを使用しての旅だ。

 東京駅で東海道新幹線ホームの上がり14番線に停車する500系のぞみ1号をスナップ。500系は東海道区間からの撤退がすでに報じられており、これが事実上のさよなら乗車になるだろう。
 東京駅を出発。オルゴールが「いい日旅立ち」というのがJR西日本の車両であることを感じさせる。品川付近で見る朝焼けがとてもきれいだ。筆者はA席にすわっているのだが、品川と新横浜で乗ってきたB,C席のビジネスマンたちはノートパソコンを開いて英文の報告書を打っていたり、なにやら書類に目を通して仕事モードなのにこちらの頭の中は古墳でいっぱい。由比付近で駿河湾に太陽が顔をのぞかせる。名古屋駅前のビルの温度計は「気温6度」とあり外は寒そう。

 京都に着き走り去る500系のぞみを撮影し、奈良線の区間快速に乗り換え。221系が使用されている。神奈川県民の筆者にすれば221系は今でも東海道線を走っているようなイメージがあるがそれは過去の話なのだ。黄緑に白帯の103系も入線してくる。期末テストなのか区間快速の車内には女子高生の姿もあるがノートを見るでもなく鏡を見ていた。勉強しろよなぁ。
 奈良線は京都からJR藤森まで複線化されている。昭和59年に乗ったときは純然たるローカル線だったのにだいぶ近代化されたなぁと感じる。しかし桃山で103系普通と交換するシーンは電車よりもキハ58が似合うなぁと感じる。桃山にも宮内庁が天皇陵だと言い張る古墳があるのでいつか来てみたい。単線ゆえ通過駅でもポイントで徐行しなくてはいけないからローカル急行の風情だ。交換待ちをする駅ではドアを半自動にして車内の保温をする。221系に半自動装置があったki初めて気づいたが、湖西線用にもともと着いていたのか?奈良線転用時に取り付けたのだろうか? 木津で片町線と関西本線が左右から合流する。昭和59年の夏にキハ58で乗って以来片町線には乗ってないなぁ。

 奈良駅は現在高架中。寺院風の旧駅舎は取り壊されてしまったのだろうか? あわただしく桜井線に乗り換えるので確認する余裕はなかった。桜井線はワンマン仕様の105系500番台が使用されている。かつて常磐線各駅停車-営団地下鉄千代田線直通のために作られた103系1000番台の改造車だ。まだ走っているなんてJR西日本は物持ちがいい。高田から和歌山線に入り和歌山まで直通するのだから気の遠くなるような話だ。(所要約3時間)
 建設中の高架の脇を邪魔臭そうに走り京終駅へ。奈良から一駅とは思えないような古色蒼然としたたたずまいの無人駅だ。次は宮脇俊三氏が愛した帯解駅。ここもいつか降りてみたい。桜井線は柳本、巻向、三輪、畝傍といった古墳愛好家が喜びそうな駅が続く古墳ラインである。あまり線路の手入れが行き届いていないのか、105系500番台は跳ねるような野性味あふれる走りをする。
 天理駅には大留置線があり、駅周辺には天理教関連施設がたくさん見えるが今でも天理臨って走るのだろうか? 駅前には奈良交通バスが止まり奈良県に来たことを実感させる。
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