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ヤヤ・トゥーレ日本戦を振り返る「俺が欠けるとすれば足の負傷だけ」~仏語メディアから読み解く敵情

2014-06-17 07:30:44 | アフリカサッカー・スポーツ
昨日の日本戦ののち、コートジボワール代表のヤヤ・トゥーレ選手がフランス国際ラジオ放送(RFI)の取材に応じている。



ヤヤ・トゥーレ「おれが欠けるとすれば足の負傷しかない」
Yaya Touré: «Pour que je m’arrête, il faudrait que j’aie le pied cassé»


ヤヤ・トゥーレは15日レシフェでのワールドカップ第一次予選リーグ、対日本戦2-1の結果に満足している。中軸のミッドフィルダーは、自らの負傷の状況と、エレファンツを元気づけるチームの団結について語った。


RFI : ワールドカップ初戦の滑り出し、どう評価するか?

Yaya Touré : 我々にとって初戦を順調に滑り出すことが目的であった。次はコロンビアとの一戦(19日、ブラジリア)が待ち受けているが、大変タフなマッチになるだろう。その点で日本戦は落とさないことが目標であった。勝ちを収めたのでそれは達せられたと言える。次の試合に向けて幸先よいスタートだ。


ゲームの内容には満足していますか?

率直にいって満足行くものだった。たくさんのチャンスを作った。前半は決してチームがうまく機能していたとは言えなかったが、流れを変えた。我々は2006年、2010年に辛酸を舐め、気合十分だ。途中、日本の足が止まったところで我々は経験と勝利への執念をみせることができた。


過去、ワールドカップでは2006年にセルビア・モンテネグロ、2010年に北朝鮮に勝利しているが、予選リーグ突破はまだない。今回は大きな一歩にみえるが。

そうとはいいきれない。確かにこれで固さを取ることはできたが、コロンビアもまた(ギリシアに3-0で)勝利した。彼らはかなりレベルが高く、調子も整えてきている。また滅多にミスを犯さない。木曜のゲームは決定的な意味を持つだろう。そしてまたわれわれの真価が試される。


個人的に身体のコンディションはどう感じているか?

正直言って、自分は一年中怪我を抱えながらプレーをしている。今回も、テストマッチにも、本格的な練習にも参加しなかったし、なかなか難しいコンディションにある。試合の最後には内転筋の痙攣と痛みを覚えた。それでも持ちこたえた。なぜかって、チームメイトとともにピッチに残ることが大事だし、英語で言えば'enjoy'(※原文のまま)、つまりチームメイトとともにしていたい。重傷を負うか、足を骨折でもするかしないと欠場しないさ。


コートジボワール国民は最初のゲーム同様、夢が見られるのではないかと期待を持ち始めているのでは、、、?

なにを言われようとこの代表チームはまだまだ年老いたチームではない。確かにここ何試合か、いい形をそれほど作れていなかったけど、僕たちはタレントをもっているし、スイッチは入った。初戦の勝利は自信に繋がった。今晩のように集中できれば、一次予選の突破が見えてくる。


サブリ・ラムシ監督とキャプテン、デディエ・ドログバ選手が最近、重要な節目で代表の団結力に問題が生じたことがあったと述べている。その点で進歩は見られたか?

それは大きな進歩があった。全ての選手が自覚をもっているし、もっとその先へ、とのスローガンもシェアされている。結束力もそう。きょうのマッチでも見たとおり、一点目を取ったあとも、手を緩めることがなかった。このような状況はメンタル的にはなかなか難しいのだが、ゴールを狙い続けた。我々のチームにはどんな状況でも得点を決めるべき選手たちがいると知っているし、実際それを体現できたのだ。

(おわり)

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