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マリの偉大な写真家、マリック・シディべがパリに蘇る〜Exposition 'Twist Malik Sidibé'

2017-11-05 07:30:28 | アフリカ音楽・アート・文化
マリック・シディべ。マリ出身、写真家。70年代からのアフリカの躍動と若者像をポートレートに写し続けた異彩のアーティスト。2016年没。

ぶら★アフでも去年4月17日に逝去の訃報をアップさせていただいた。

マリック・シディベ逝去~偉大なるマリの写真家

そしてこのアートが今パリに蘇る。10月20日から来年2月25日まで、'Mali twist'と題されたマリック・シディべの追悼写真展が、パリ14区のカルチェ財団美術館で開催されている。



ヴィンテージなアナログ機で撮り収められたマリのレトロスペクティブ。モノトーンに切り取られた画像のノスタルジー。これがめちゃくちゃかっこいい。ポートレートからはアフリカンルンバのレトロな音が聞こえてきそうだ。




「あの頃、バマコ(マリの首都)には2つだけ舗装道路があった。金曜日や土曜日の夜になると、若者たちはその通りに繰り出した。なぜかって?そこだけ舗装道路があって、電気がある。おしゃれを決め込んでも靴が汚れない。そしてライトに照らされたファッションを競ったもんだった。」とアンドレ・マニャン氏、ギャラリーのアフリカに詳しい学芸員。

マリック・シディべの生きざまと作品には、数々のエピソードがあるといわれている。写真展ではそのへんのArrière-plan(バックグラウンド)も教えてくれるに違いない。


カルチェ財団博物館はアフリカアートをとてもレスペクトしてくれている。前回ンボテが足を運んだのはこの萌え萌え美術展。
Beauté Congo~圧巻のコンゴ現代美術展!!コンゴ・キトコ
前編
後編


ンボテにとっても特別な存在のマリック・シディべ。写真展にも、なんとか期間中に足をを運びたいと思っている。

(つづく)

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