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アレアレ!TPマゼンベ!~アフリカサッカークラブ選手権2017

2017-11-22 15:00:44 | アフリカサッカー・スポーツ
政局や地域紛争がいつも話題となるコンゴ民主共和国。しかしきょうはスポーツから明るい話題。

19日(日)、今年のアフリカサッカークラブ選手権(Coupe africaine de la Confédération de football: CAF)、決勝にはコンゴ民主共和国代表のTPマゼンベ(Tout puissant Mazembé)がコマを進め、南アフリカの「スーパースポーツ・ユナイテッド」をホームに迎えた。結果は、2-1で初戦をものにした。

(Goal.comウェブサイトより)


TPマゼンベ。コンゴ民主共和国は南東部、カタンガ州・ルブンバシをホームとする、アフリカ最強のクラブチーム。アフリカタイトル6回、FIFAクラブチームワールドカップには、アフリカ代表として過去2回の出場。2010年のドーハ大会ではなんと決勝まで進み、ヨーロッパ王者のインテルに敗れ、惜しくも準優勝となった栄光がある。

また2015年、日本開催のFIFAクラブチームワールドカップでは、長居スタジアムでサンフレッチェ広島と戦っている。

アレアレ!TPマゼンベ!~サッカーFIFAクラブワールドカップ

オーナーはもとカタンガ州知事にしてビジネスマン、モイズ・カツンビ。コンゴ経済を支えるコッパーベルト、カタンガ州の開発に真摯に取り組み、住民からも大きな支持を得た。2015年に知事を退き、大統領選挙への立候補を表明すると、不動産をめぐる嫌疑をかけられ、現在はベルギーに身を寄せている。

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サッカーでも実務家の手腕でクラブチームをワールドレベルまで引き上げた。このチームのフィロソフィーは、全ての選手と監督をアフリカ人で揃えていることだ。


ルブンバシでのマッチには、かのコンゴルンバの巨匠、コフィ・オロミデも参戦していたとか。

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かくして、コンゴの星★TPマゼンベ、今年のアフリカタイトルまで、あと一勝である。

(つづく)

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