ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

パリを歩けば(5)~途中下車ぶらり旅、パリで見つけたアフリカとの出会い

2015-05-13 07:30:00 | アフリカ紀行
前回ストーリーのあらすじ)
アフリカからパリについたンボテはタクシーに。カメルーン人運転手との小さな出会いから、パリのアフリカ人コミュニティ、Château Rougeを久方ぶりに訪問することにした。


ひさびさのChâteau Rouge(シャトー・ルージュ)。ンボテブログでは以前、アフリカ人コミュニティChâteau d'eauを紹介したが、規模や本格度でいえばChâteau Rougeが一枚上だ。

定宿の1区から北方面へ。パリは小さい。多少時間があれば、市内移動は徒歩で十分だ。そして目指すは、18区、Château Rouge。



近づくにつれ、人の流れや雰囲気が変わり、出現する店も装いが異なってくる。そして何より人々の発する言葉が、まったくもってアフリカ訛りのフランス語になっていく。

「よっ、グラン!コモン、サバ?!」
「バハナ、ジェレジェフ。」
「ンボテ、ナヨ!」

こっちはウォロフっぽいな。そちらはバンバラ。あっちはリンガラでもめている。

※アフリカのフランス語参照
第一話
第二話
第三話


ステキなお店。



セネガル、マリの方、歓迎ですよ~。


を、カメルーンのお店があるではないか!バトン・マニョックがあるはずだ。突撃。


ンボテ「Bonjour, バトン・マニョックは置いてある?」

お店「もう今日はないな、日曜だからね。また明日おいで。」

ンボテ「明日はもうないんですよ。残念。いくらで売ってるの?」

お店「丸ごとなら1ユーロ。半分なら50サンチームだよ。」


こっちの店はPili Pili Makasiときた。リンガラ語で「メチャメチャ辛い」。間違いなくコンゴの店だ。


ンボテ「ンボテ」

お店「ンボテ」

ンボテ「ここではどんなもの置いてあるの?」

お店「コンゴのものなら任せろ、だ。ナザマカシ。そこに書いてあるだろ。」


うわ~、シクゥワンにサフまでおいてある!


壁に貼ってあるイベントのポスターも、一般的なおパリのイメージとは大違い!



このあと、しばらくアフリカ人の井戸端会議に混ぜてもらった。ああ、なんてパリにいるのにこんなにアフリカに帰ったような気持ちになるのだろう!!


そしてンボテは次の目的地に向かったのだ。

(つづく)

※Château Rougeは治安が良くない地域とされ、スリ・置き引きのリスクはもちろん、ちょっとしたことで騒ぎに発展することがあります。また一般にはカメラを構えるのには勇気がいるゾーンとも言われますので、訪問される方は気をつけてくださいね!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。