ハルマッタンで花粉症？〜アビジャン歳時記

半月ほど前からハルマッタンの風が当地コートジボワールにもやってきた。かるかサハラ砂漠からやってきた砂で白く煙るアビジャン。



この季節に体調を崩す現地スタッフも少なくない。
「今日は目がチカチカして。」
「鼻風邪でくしゃみが止まらない。」
「なんか頭が重い、、、。」

いってみれば、西アフリカの「花粉症」笑。

かくいうンボテも日本では花粉症。気づくと、去年くらいから、この季節にくしゃみが止まらない。ええ？まさかアフリカでも花粉症が発症？！いやいや、「砂塵症」か？！


アビジャンでは最後の嵐が通り過ぎると雨季の終わり。そして砂漠からハルマッタンがやってくる。しばらく次の雨季まで雨が降らない、というのが通例。

最後の雨

しかし今年は雷鳴と豪雨が時折続いて発生している。明らかに天候異常、と地元の人々。そしておきまりの一言。「どれもこれも気候変動のせいだ！」

ん？妖怪のせい？

雨に思えば（4）〜メランコリックな会話

「あー寒い寒い。」
ジャンパーやセーターを着込むアフリカ人。でも日中はふつうに32〜33度、朝晩だって下がって24度。いくら何でも大げさじゃないの？？

「寒くて風邪ひくよ、ぶるぶる。」
「せっかくパトロンにもらったジャンパー。今着なかったらいつ着れるのさ！」


季節の変わり目は、洋の東西を問わず体調を崩しやすいもの。みなさまもご健勝で！

（おわり）