夜、仕事を終えて家に帰る。22時を過ぎても、湿気を帯びた熱い空気が胸を突く。職場からウチまではわずか200メートルほどの距離。暗い中をとぼとぼと徒歩で帰る。この間にある家にはそれぞれガードマンがいる。ンボテは必ずみんなに大きな声であいさつをしながら通過する。
「ボンソワール」「ボンソワール」「おかえり!」
ボンソワールがあちらこちらから輪唱する。
ところがその夜、家に帰る道には、定位置にいつものガードマンがいない。あれ?どうしたのかな?
周囲を見渡すと、少し先の左手にある、大きな木の下で、大の男たちがあかりを囲んでいるのが見えた。なんだろう?!ンボテも近づいてみる。
すると、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/09/b125bb2690fa4ef0899da58f38a08eed.jpg)
なんと、どっかからコンセントを引っ張ってきて、テレビをつなげて、みんなでサッカー、アフリカカップを見ているのであった。
こんな野外で、大きな木の下で。
「ボンソワール。どうしたんだい?」
「見りゃわかるでしょ?!サッカーを見ているのさ!」
「まだゼロゼロだ。家に帰れば間に合うよ!」
「うおーっ」「アッ!!」「キメろよ、いまの!!」
あ、よく言えばパブリックビューイングね。
そしてサッカー大陸アフリカの熱い夜は続くのであった。
キックオフ!アフリカカップサッカー2017ガボン大会〜負けられない戦いがここに始まる
(おわり)
「ボンソワール」「ボンソワール」「おかえり!」
ボンソワールがあちらこちらから輪唱する。
ところがその夜、家に帰る道には、定位置にいつものガードマンがいない。あれ?どうしたのかな?
周囲を見渡すと、少し先の左手にある、大きな木の下で、大の男たちがあかりを囲んでいるのが見えた。なんだろう?!ンボテも近づいてみる。
すると、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/09/b125bb2690fa4ef0899da58f38a08eed.jpg)
なんと、どっかからコンセントを引っ張ってきて、テレビをつなげて、みんなでサッカー、アフリカカップを見ているのであった。
こんな野外で、大きな木の下で。
「ボンソワール。どうしたんだい?」
「見りゃわかるでしょ?!サッカーを見ているのさ!」
「まだゼロゼロだ。家に帰れば間に合うよ!」
「うおーっ」「アッ!!」「キメろよ、いまの!!」
あ、よく言えばパブリックビューイングね。
そしてサッカー大陸アフリカの熱い夜は続くのであった。
キックオフ!アフリカカップサッカー2017ガボン大会〜負けられない戦いがここに始まる
(おわり)