アメリカミステリー『ケチャップ・シンドローム』

byアナベル・ピッチャー。吉澤康子訳。ハヤカワ・ミステリ文庫。

イギリス、ロンドン郊外のバースという町に住んでいる女子高校生のゾーイはボーイフレンドの
マックスを殺めてしまったと、インターネットのサイトで知った、アメリカの死刑囚、スチュアートに
一方的に手紙を送り続ける。その手紙の中で彼女は、いつも言い争いをする両親のこと、耳の聞こえない妹、
また母がその妹につきっきりでかまってもらえずさみしい思いをする、もう一人の妹のこと、
そしてマックスが亡くなったいきさつを赤裸々に綴っていく。若さゆえの残酷さが取り返しのつかない悲劇を
招いてしまい、ゾーイは生きる気力を失っていたが・・・彼女は書くことによって自分の行動を振り返り
少しずつ生きる力を取り戻していく・・・


本日のベル

今日もお父さん、お母さんが車でお出かけ。
つまらん・・・





お土産は・・・夜、散歩のときに首の回りできらきら光るお散歩ライト。

赤、青、黄色、緑、紫、白、オレンジ、七色に光ります。