摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

女に生まれてよかった

2010-01-31 00:10:13 | 行ってきました
昨日に引き続き、吉本有里のイベントに行ってきました。
今日はコンサートではなく、トークライブの方です。

今日のトークライブの感想を端的に言ったら、
私が今一番聞きたかった言葉を聞けたということです。
今までの学習や経験から、私が信じていることに対して
お墨付きでも得られたような感じです。

有里さんは、今でこそ自分の欲求に
素直に従って生きていらっしゃいますが、
30歳前後で最初のお子さんを産むまでは
自分の内側の声を無視してきたのだそうです。

でも、お子さんを授かった時、
「風の音しか聞こえない静かな山で生まれたい」
というお腹の赤ちゃんの声を感じたそうです。
そして、その声に従って妊娠8ヶ月でアメリカに渡り、
標高1,000メートルの電気も水道もない山小屋で
赤ちゃんを産むことにしました。

とは言え、だんだんお産が近づいた時、
赤ちゃんが死んでしまう状況や
自分が死んでしまう状況など
考えられる悪いパターンを3つくらい
夢で見たそうです。
そして、不安になっている自分の感情を
ずっと感じてあげたら、
ふと気づきがあったようです。

人の生死は自分では変えられない。
だから、自分にできることは
自分がやりたいと思ったことに集中することだけ。

そうやって自分がやりたいことに集中して、
それに伴なうリスクなどに対して
自ら全面的に責任を引き受けると、
必ず自分の内側から即座に問いに対する答えが
返ってくるようになるのだそうです。

そして、私が今日一番共感したのは、
「本当にいいお母さんになるには、がまんしないこと。
必要な助けを求めること」
という言葉でした。
どこかで聞いたような言葉だな。。
そう、我が心理分析の師匠、
長谷川泰三さんがいつも言っている
「助けて」を言えるようになることの大切さです。

同時に有里さんはこうも言っていました。
「自分で自分を抑圧したら、自分の子どもも抑圧する」
自己犠牲とか、我慢とか
これまで美徳とされてきたことですけど、
心理学的な見地から言えば、
止めたほうがいいものなんですね。
これも心理学のワークショップでは
何度も事例を見てきたことです。

また、子育てで何かつまずきそうになった時も
内側からメッセージを受け取っていたのか聞いてみたら、
特にメッセージを受けるというよりは、
常に自分が楽しめることをやるようにしていたそうです。
これもわかるなぁ。

最後に、有里さんから参加者へのメッセージは、
「本当にやりたいことをやろう。
その時には、外の情報に左右されないように。
そして、誰にも選択を委ねないように」
というものでした。


有里さんは、これだけの気づきを
妊娠して出産することで得られたそうです。
出産で、女は生まれ直すんだとか。
私の友人にも、子育てを通して
本当にすばらしい学びをしている人が何人もいます。
女に生まれてラッキー!
今日は本当にそう思えました。

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2 コメント

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はじめまして (まひろ)
2010-01-31 21:54:23
お初にコメントさせていただきます。

ゆりちゃんから飛んできました。

女に生まれてよかった、ってこのごろ思えるようになりました。

自分の好きなことをしないと、子どもも輝かない。自分の好きな道に行かないと、子どもも自己犠牲で生きてしまう。

そんなことを感じるようになりました。

有里さんのトークライブということは空歩さんですか?

私は今日はうかがえなかったのですが、近所なのです。

いつかお会いできたらうれしいです。

だんしゃりもとっても心に響いて、どんどんリサイクルに通い中です。
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ぜひお会いしましょう! (かおる)
2010-02-06 00:33:34
まひろさん

「自分の好きなことをしないと、
子どもも輝かない。
自分の好きな道に行かないと、
子どもも自己犠牲で生きてしまう」

心理学のワークショップでは、
自己犠牲をしてきた人が
まず自分を幸せにすることの大切さを
たくさん見てきました。
自己犠牲の結果を取り除くことの難しさも。

まずは、自分自身が「我がまま=自分らしく」
あることで生き生きしている姿を
見せられたらなぁと思っています。


有里さんのトークライブは、
関のカフェぷらなでありました。
今度は、てんつくマンの映画も上映されますよ。
(詳しくは、2/4の記事で見てくださいね)

まひろさんの雑穀料理教室にも
とても興味があります。
そのうち、ぜひお会いしましょうね
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