摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

無為自然な仕事の仕方?

2010-01-07 23:27:23 | 気づき
先般、お金のことや自分がこれから
やりたい仕事のことを書きました。
今回、断捨離セミナーを1人で主催してみて感じたのは、
このスタイルはやっぱりさみしいし、
ワクワク感がちょっと足りない気がしています。

考えてみたら、私は自分だけのためにお金をもうけたいから
会社を作って仕事をしたいのではなく、
その時々にやりたいことを
ご縁のあった方とお互いのいいものを持ち寄って、
一緒に作り上げ、成果を分かち合うような
仕事をしたいのでした。
私は、社会の課題を解決する方法を考えるのが好きです。
そして、人が持って生まれた可能性を発揮して、
輝くのを見るのも好き。
次はその両方を組み合わせた
1つで2度おいしい事業をやりたいと思ってます。


それから、先般お金の話を書いた後も
だいぶお金について考えることがありました。
後から読み返してみると、
あのお金の話もなんだかえらそうに書いてありますね。
お金って本当はこういうものだって教えてあげましょう、って
上から目線が感じられる。

あの時の私が忘れてた、お金に関する大事なことがありました。
私は断捨離セミナーの値段を念頭に、
やたらと安く設定はしないことの大切さを書きましたが、
本来価格というのは固定されているものではなく、
売り手と買い手が交渉して決めるものでした。
もちろん価格だけでなく、モノ/サービスの内容についても
本来は交渉できていいはずなのです。

そんな風に考えたら、
ことさらに値段は安く設定しないという
ポリシーのようなものを掲げなくてもいいなと思えました。
基本的には価格、モノ/サービスの内容は交渉可能ということで
「希望小売価格」みたいな表示を考えようかしら??
よく言われるように、本当にいいものなら
お金は後からついてくると信じられるのです。

大好きな企画で社会に参加させてもらって、
すてきなご縁をいただいて、
一緒にワクワクしながら何か作り上げられたら、
それだけでとっても幸せ。
きっとそういう楽しいところでは、
質のいい仕事もできると思います。
そして、人もモノもお金も運も
そんなところに引きつけられてくるんじゃないかな。

そうそう、私の大好きな「老子」の中の言葉で言えば
もっと作為を減らして、無為自然に、
仏教的な言葉で言えば、空(くう)になるようにしてれば
いいのかもしれません。

やっぱり仕事でもワクワク感を感じる方向へ進もう。
というか、自然に向かって行ってしまう方への流れに
乗ってみようと思います。