摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

選択と決断

2010-01-20 22:01:20 | 気づき
カレンダーは買うものということを私が知ったのは、
アメリカにいた時でした。
日本にいた頃は、カレンダーは年末になると
どこからかもらってくるものだと思ってましたから。

同じように、寝具を色や柄で
きちんとコーディネートして買うことを知ったのも
アメリカでした。
まるで服を買う時のように、
いや、もしかしたらそれ以上に念入りに
寝具を選ぶことは、驚きでした。
我が家の寝具は、だいたいどなたかからの
贈答品でしたから。

そうやって考えてみると、
私達があまり意識もせずに使っているものが
いかに多いか、気づかされます。
最初使うことになった時は、
「えっ?これ?」
と思ったりしても、
「ま、いいか」
って妥協してしまうことも多い気がします。

でも、そうやって過ごしていると
どんどん自分の感性にほこりがたまってしまって
本当に自分にふさわしいものに出会っても
反応できなくなっちゃうんじゃないかな?

カレンダーや寝具ならまだしも、
学校とか、大学での専攻とか、仕事とか、
保険とかマイホームなどの高い買物とか、結婚相手とか、
どんな基準で選んできたでしょう?
本当に自分の感性=断捨離で言うところの内在智で
選んでこられたでしょうか。。


昨日、友人から借りた
「現代社会のスピリチュアルな真相」という本に
17歳で亡くなったマシュー君という少年のスピリットを通して
神が語ったというメッセージが載っていました。
そこに、こんなくだりがあります。

「”ばかばかしい予言”があまりにも多い中で、
2012年に期待できる”崇高な”こととはなんだろう?
それは、どこにでも起きるすべてのことに言えるのだが、
それは1人ひとりの選択と決断次第だ。
確かなことは、地球といっしょにより高い次元に旅するあなたたちは、
約束された黄金時代に生きるだろうということだ」

選択と決断。
それに伴なう覚悟と勇気。
それが今必要なのかな。


断捨離セミナーの中で、
ひでこさんが断捨離は
生きていく力のトレーニングだと言っていました。
なぜなら、生きることは
選択と決断の連続だからだそうです。

たかがカレンダーであっても、
どんなものなら自分の部屋に飾った時
心地よく感じるのか。
1つひとつ感じとって、選んでいくことが大切なんですね。

そして、それを重ねていくことで
人生を左右するような大きな決断も
迷わずにできるようになっていくのでしょう。


最近、セミナーに出ていなかった人にまで
断捨離が伝染してきているようで
とってもうれしいです。

早く、政治家とか行政の職員の方とか
感染してくれないかしら?
ひでこさんもよく言ってますが、
断捨離ができるようになったら、
八ツ場ダムなどの公共事業は、
「途中まで作ってしまったんだから、
最後まで作らなかったらもったいない」
なんていう発想にはならないはずですから。

選択と決断。
私たちフツーの市民から政治家まで
みんなが今一番必要としていることですね、きっと。