lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

グレンツェンピアノコンクール・地区大会へ

2014年03月29日 | 音楽

昨日は生徒さんのピアノコンクールで、大阪のザ・シンフォニーホールに行ってきました。

 

パイプオルガンの設置された、残響音の長いこのホールは、憧れの舞台ですね

 

去年の9月の予選、12月の本選、今回が近畿地区大会、

今日聴いた部は小学3,4年生のAコースでしたが、

16小節の小曲が、一人一人の子供によって、

いろんなふうに表現されていく楽しさ

みんなそれぞれの顔が違うように、違う音色を持っています。

大きい舞台、楽しかったかな?

緊張したけど精一杯弾けたかな?

どの参加者もお家の方も、お疲れ様でした!

 

いつも課題曲はシンプルなのに奥が深いです。

今回のこのコースにしても、「ワルツ」と曲名にありますが、

一般にイメージするボンチャッチャ(・・すみません)の伴奏でなく、

3声で歌われているのです。

テンポの設定やアーティキュレーションに、いろんな解釈が生まれますね。

 

ちょっと気になるのは、演奏の前、中、後ともオーバーアクション気味なことでしょうか。

しっかり自分の音を聴けている子もいましたが、

まだ多くの子は、身振りのまねであって、

演奏での必然性あってのその動きではない・・そう弾きたい気持ちに、

まだ音やテンポはついて来なかったりです。

真似ることはスタートだけど、そこから自分の音を聴いていかれますように

あと、今や子供のコンクール特有の現象になったあのお辞儀は、

課題曲公開セミナーの時、先生がはっきり注意されていました。

お辞儀の手は基本的には身体の横です。胸やお腹を押さえるのではありませんね。

 

教室の生徒さんMくんは、準優秀賞をいただきました。が、本人はまたも、

「くやしいよ4小節をちゃんと大きく感じたのに、

講評に4小節のまとまりを感じましょうって書いてある。」

「そうやったね、うん。じゃあ、それを次回は、聴く人にもっと伝わるようにしてみようよ。

どうしたらいいと思う?」

と返事したら、一生懸命考え始め、

またお母様も、にこにことその様子を温かく見守っていておられます。私もまだまだ勉強です。

参考までに、

この日の3,4年Aコースは金賞270点、銀賞268点、銅賞266点、

優秀賞通過ライン258点、準優秀賞通過ライン253点でした。

「コンクールのピアノ、前は重たかったけど、今日はすごいひびいた!

それから、他の(出場する)子と、仲良くなれたよ

去年と違うことを一歩一歩。そんなところも大事だと思っています

 


夜ふかしの時間のつぶやき

2014年03月28日 | 日記

去年の春夏は、早寝早起きの生活に直りかけていたのに、

秋冬には、また夜更かしが楽しくて、またもどってしまいました

夜早めの時間にはピアノを弾いたり、トールも描いたり、

もっと遅くなったら、熱い紅茶やお菓子をテーブルにいろいろと置いて、

録画しておいたNHKの「ねこのしっぽかえるの手」や「軍師官兵衛」、

有料テレビの「クラシカジャパン」も見なくちゃ

 

でも、そうこうしているうちに、とうとう注意されるのです。

娘・・・「ガス代がもったいないから早くお風呂に入ってね!

息子・・・「夜更かしは身体をこわすから、早くお風呂に入ってや。

 

言われてうれしいのは息子の言葉なのに、

効き目のあるのは娘の言葉かな

そう、文章を書いてる時間も夜更かしの楽しみかな。またこんな時間です



 

春になったし、また早寝早起きをめざしましょう!

卒業式に

2014年03月26日 | 日記

入学式から遠足に運動会、修学旅行、試験、・・・

我が家の学校行事の思い出は、いつも雨とともに!

そして、やっぱり雨降りの今日は

ピアノを勉強していた娘の卒業式でした

校歌の斉唱、授与式に表彰式、学長先生の言葉も簡潔で印象深かったです。「君が代」はないんだな。

続く音楽科の学生さんによるオーケストラは演奏会のようで、

清々しい、思い出に残る卒業式でした

 

二年前の大学の卒業式では、会場が別のホールだったので、保護者は別室のモニターでしたが、

今回は卒業式場が大きなところに変わって、同じホール内の保護者席で見ることができました

泣かないと思っていたのに、なつかしい校歌を歌うと、やっぱりポロポロ。

娘の6年間学んだ大学は、また、私の母校でもあります。

そのことが、うれしい反面、

なかなか一言では表せないものがあります。

それでも、親子で共通の話題や楽しみを持てるなんて、幸せな時間だったと思うのです

 

長い間お世話になった先生方や、一緒に過ごしたお友達みなさんに深く感謝し、

ひとまず、お疲れ様で、そしてまた娘が自分の目指す長い道のりをがんばって歩いていけますように。

 

 家に帰ったら、教室の生徒さんから、お花が。ありがとうございます 


ピアノの調律

2014年03月24日 | 音楽

半年に一回のピアノの調律の日でした。

今の調律師さんには、前のピアノの時から26年もお世話になっています

始めにピアノの調子や希望を聞いてくださるので、

この頃、タッチが少しかんかん当たるように思う、と伝えます。

 

そして、まず、この鍵盤の部分を、引出しみたいに前に取り出して

掃除機で鍵盤の部屋のほこりをきれいに除くところからです

鍵盤の隙間から落ちたレッスンのシールなどのほかに、

いつか、なんでだか靴下があったことが・・・すみません。

 

半年ごとというのは、普通の家よりは早めかも知れませんが、

教室のピアノは、一日に長時間弾かれることと、

弦の材質は、電柱の線と同じものだそうで、夏は伸びてたわみ、冬はぴんと引っ張り、

弾くことに加えて、季節の変わることで、弦の張り具合いも変わっていくそうでした

暑い日本の夏を越すピアノ達は大変かな。

 

それにしても、

88音もの鍵盤上の音をそろえていくなんて、気が遠くなりそうです

 

家事をしていると聞こえてくるポポォーンという音。鍵盤のまん中に近いFis、五度上がってCis、 それからA、この辺りが一番念入りなのは、よく弾かれる音なのかも。

二時間くらいで、「終わりましたよ。ちょっと弾いてみてください。」と言われ、

いつも、ここで華麗に弾きたいのだ!と思いつつ、

結局、ロ長調や変二長調のスケールを試し弾きするに終わるのでした

それはまあともかく

調律の後は、ピアノが深呼吸したみたいに、 軽やかに弾む鍵盤と、木の響きの音色になるのです

 

調律師さん、今回もお世話になりました

 

 


3月のピアノ教室・新しい門出

2014年03月24日 | 教室の風景

今日は地域の小中学校では、終業式の日です。

大掃除をすまして帰ってくる子供たちが、うちの前を足取り軽やかに通り過ぎていきました。

「春休みは宿題ないねん」と、レッスンに来た子達の顔

・・・そして、春休みの楽しい予定や、「あゆみ」(通知表)もどんどん話してくれるのだけど、(信頼してくれて、ありがとう!)

一年間がんばった足跡に、みんなうれしそう

 

今月始めは寒かったから、生徒さん達も風邪やインフルエンザの子にかかる子が多く、

6年生を送る会やクラスお別れ会、子供会での伴奏や、お別れの言葉を心配したけれど、

当日にはみんな無事出られて、よかったなあ

 

ピアノ教室でも、3月はいろんなことが。

高校や小中学校に合格した生徒さん達、本当におめでとう!

また、もうすぐブルグミュラー!とよろこんでいた、がんばり屋のMちゃんは、突然の引っ越しで関東に。

同じくがんばり屋さんで、さんすうはかせのNくんもおとなりの府県に。ピアノの先生をしているお母様とも、

お話できなくなるのは残念だな

さよならがあるのは、いつもさびしいけれど、新しいスタートをうれしく思いたいな。

これからも、いつも音楽がみんなを元気に支えてくれますように

 

そして、新しく教室にやってきた、ちょっと緊張して固まっている生徒さんたち!

こんにちは、これからよろしくね

 

 


アフタヌーンティー・くずはモール店へ

2014年03月20日 | 食べ物

雨降りだからすいているかな?と、先週リニューアルオープンした京阪くずはモールに行ってきました

 

ここは小さい時から家族でよく来た場所です!

ずいぶん昔には、通りに汽車の広場があって、横に小さなデパートとスーパーと、専門店が少し並ぶくらいで、

それでも、当時は郊外のモールはめずらしくて、うれしかったのですが、途中で駅前の大がかりな再開発があって、

また今回は大きくなり、新しいテナントや映画館もできたり、人気のある雑貨屋さんも、4月にオープンするそうです

 

知っているお店も、どこもぴかぴかでおしゃれに本屋さんも別のお店みたい

全体に曲線が多いので、お店の表情も変化ができるし、ぶらぶら歩きやすいのです♪

・・・でも、地元のお店は減って、今はどこのモールも同じふうなお店になっちゃうのは、仕方ないのかな

 

歩き回って、なにかおしゃれなものを買ったかというと、

・・・、普通にパンと雑貨とお茶と文庫本、やっぱりいつもの買い物に!

せっかく新しいのだから、あとは軽いお昼をと、混んだお店をさけて、「アフタヌーンティー」へ。

 

梅田の同じお店より広く、座席間もゆったりしています

頼んだのは、季節のランチプレート、オムレツとガーデンサラダに飲み物がついて1260円、ゆっくりできる時間を楽しみに来たいお店です♪

ランチ時間にはこのプレートとパスタの二種類があります。

でも、軽くと思ったのに、やっぱり

後から、ハーフサイズのケーキも頼んでしまいました

ケーキは、切り分けて、このようにごろんと横になって運ばれてくるので、気楽に食べやすいです

午後からの時間があれば、やっぱりおすすめは、14時からの「アフタヌーンティーセット」好きなケーキ三種と飲み物も選べます

 

買ってきてうれしくなる、前に教えてもらった本や、新しく見つけた本

また夜更かししてしまうだろうな

 


結婚記念日のイチゴケーキ

2014年03月18日 | 日記

先週は、?回目の結婚記念日があって、ケーキを焼いてきました

ちゃんと作れた、と思って得意になる私でしたが

娘と息子からは、うわ、それ写真にとるなら、

ケーキから目をそらすために小さめにいれるようにね、とアドバイスが

(・・・タテガミみたいなクリームの絞り出しが難しかったよ )

まあ、見た目はこんなとこですがきっと味は、まあまあ大丈夫だよと

みんなで分けていただきました。

たぶん・・・おいしかった!

 

丁寧な主婦でなく、熱心なピアノの先生でもありませんし、

常にパワーが足りてない感じですが、

気が付くとまわりにいろんな人がいて、元気をもらって、

こうして過ごしている横にはずっと主人がいる。

いろんなことに感謝してありがとう!です

           

 

 

 


沈丁花

2014年03月17日 | 日記

実家に行ってきました。

季節ごとの花が咲く庭を見ると、ほっとするのですが、

寝たきりの父は、介護の一番重いランクになっています。

昔からよく気がつき、こまめに動いた父だけに、
病院や施設でも対応が難しいようです。

この日はそのことで相談が。

周りにすごく怒っている時でも、私の姿を見つけると、父はぱっと優しい目にもどり、話そうとしてくれます。

とてもしんどいのに、きっと元気をかき集めてくれてるんだなって思います・・・


好物のいちご大福を持って行ったら、喜んでたくさん食べてくれ、

ベッドの脇には、前にプレゼントした絵の雑誌が置いてあるのを見て、
この日は新しい号を持って行くの忘れてしまったと気がつきました。

今度油絵のトール作品の第一号と一緒に、持って行きますね。

一雨ごとに暖かくなって、父の体調や気持ちが和らいだらいいなあ

 


ひよこのチョコレート

2014年03月15日 | 日記

少し遅れて、今日はバレンタインデーのお返しプレゼントをもらいました

日頃から、服装でもなんでも無頓着でお父さんはセンスが良くないな、と
自分の事はしっかり棚に上げて、息子に言っては、
「いやあ、まあ、ああいう感じの人はなかなかいないし、
そういう、作ったりしないところがお父さんのいいところやから。」、と説得?されたりします

あっ、でも今年は・・・、
パッケージからかわいいし、いつもよりなんか高そうだな、と思い、開けてみると、
ひよこさんが!

 

「ひよこミルク」はオレンジガナッシュ、
「ひよこホワイト」はクランチプラリネ、
「ひよこダーク」!は、バナナ風味のキャラメルガナッシュなのだと書いてあります。

ならべてみたくなったり、
これは食べられないですね、・・・と言いながら、ちゃんと食べてしまうかな
どうもありがとう!


映画「カルテット」

2014年03月14日 | 日記

急に予定が変わって時間ができ、奈良の秋篠音楽堂ホールで、少し前のコメディー映画を観ました。

「カルテット!」<人生のオペラハウス>    (2012年 イギリス)

ダスティン・ホフマンの初監督作品。

出演 マギー・スミス  トム・コートネイ  ビリー・コノリー 他

イギリスの美しい田園風景の中の建物、ビーチャムハウス

かつて活躍した音楽家たちが、豊かな老後を送るために作られた、特別な施設なのでした。

ここにはイギリス最高のカルテットとうたわれた四人のうちの三人が暮らしています

ゆったりしたサロンに、広い敷地。個性的な老音楽家たちが楽しく過ごす場も、

時代とともに音楽会の客足が遠のき、存続の危機が。

そこで計画された「ヴェルディ生誕200年コンサート」

ところが順調に進みはじめた計画に思わぬアクシデント、事態は難航・・・

そこに名カルテットの残る一人のソプラノ歌手が現れ、その再結成がホームを救うかに見えたのですが、

なんとカルテットの一人は彼女と離婚したことがあり、双方ともに参加を拒否。

はたして二人は和解できるのでしょうか、そして音楽会は。

 

自分にもやってくる、老後の生活。

スマートに立ち振る舞いたくても、現実はそうもいかない時もあって、少し身につまされるようです

それでも、老いてもなおチャーミングな登場人物達に心ひかれ(主演のマギー・スミスさんを見ていると、ハリー・ポッターを思い起こしてうれしくなります!)

オープニングのミュージカルのような「椿姫」を始め、ヴェルディにプッチーニ、バッハにハイドン、シューベルトの曲がちりばめられ、

それらは、なんと実在する往年の大音楽家が出演して奏でる音楽で、とっても素敵です

笑いあリ涙あり、いくつになっても気持ちは前向きにいられたらいいなあと思える映画でした