lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

紅葉の琥珀糖♪

2016年11月28日 | 日記

娘が東京の仕事から帰ってきた時「はい、おみやげ〜♪」と渡してくれたお菓子、

と言うと東京のお菓子みたいですが、

行きしな京都駅で、向こうへの手土産を買った時に、自宅用にも買ってくれた分で

鶴屋吉信のみやこみち店「IRODORI」の琥珀糖でした。

このお店ので、スティック状で寒色系のを見たことがあるけれど、

紅葉の形はこの季節の限定だそう。どうもありがとう!

だんだん紅葉の進んでいくように

味も順に、抹茶、ダージリン、アールグレイ、アップルティー、

最後はほうじ茶

なんだか食べるのが惜しいなあと長いこと飾っていましたが^^;

いよいよ、おやつにしようと・・

ちょっとだけのせてみましたが、

吹きよせにしたほうがにぎやかでいいなあ

行く秋を惜しみながら、いただきます!

 

先週は大人の生徒さんが、レッスンの後、八幡の善方律寺に連れて行ってくれました。

今年はたくさん紅葉を見られました

 


一休寺ともみじ

2016年11月22日 | 日記

昨日、息子と近くの酬恩庵一休寺に行きました

「とんち」で知られている一休和尚が63歳から88歳で亡くなるまでを過ごしたこのお寺、

「一休寺」の通称で親しまれています。

山門から受付までの参道

境内には紅葉の時期の早いものと遅いものが植えられているのだそうです。

お庭の深い緑。この季節とくに、お掃除は大変だろうなと思いました

 

 

ああ、また失敗しました実物は自然できれいなんですよ

 

御墓所。パンフレットによると、一休さんは後小松天皇の皇子であり、

そのお墓は宮内庁の管轄にある、ということです。菊の透かしの扉。

額の中にまた額、ずーっと紅葉の絵があるみたいです

もう少し進むと、銅像が。こちらが小坊主の一休さんのイメージで

こちらは大人の一休さんですね!

 

一休さんをアニメで知ってるのはもう古い世代だと思いますが

小さい頃私も楽しみに見ていて、エピソードの真偽はともかく、

時に将軍さまも苦笑いするとんちにわくわくしていました

ユーモアで、あの「はし」や「トラのついたて」も置かれていますよ

 

 

ここで「おぜんざい」という張り紙を見つけて、注文してしまいました!

一休善哉というお餅入りぜんざいが運ばれてきて、お庭を見ながらいただきます

豆皿にのっているのは、有名な一休寺納豆で、

塩気がある甘納豆(?)と言う感じです!

気がつくと紅葉のシーズンも後半かな。

葉が散るのはちょっと寂しいのですがまた次の紅葉の季節も楽しみに!

 

 


息子ふいに帰ってくる

2016年11月20日 | くらしのこと

雨降りの休日の朝

朝食の用意をしながら、レッスンの後の一日の予定を考えていたら、

そんな時間に突然ひょっこり帰ってくる息子。夜行バス?

母校の学祭のライブにOB出演させてもらうので帰ってきたのだと言います。

「なんでいつも急に帰ってくるの

「いや、ちゃんと連絡したよ、先に

あっ、ほんとだ、「あと10分で帰ります。」ってラインが来てる

・・って、いやそれでもおかしい 東京からなんだものね

 

怒るより早く、バッグからおみやげを出したり、衣類を洗濯機に入れたり、

セキセイインコのかごの掃除をして、もう朝ごはんに加わる息子。

そんな目になじんだ光景に、息子はまだ大学生でうちにいる錯覚さえ覚えましたが、

食べ終わると家族の食器を洗ったり、「アイロン貸してくれる?」といそいそ家事をこなし、

家にいた頃、コップ一つ洗ったことがなかった息子がと思うと

この半年の成長?に、ちょっとじーんとしました。

感心感心、晩ごはんもグレードアップしよう

 と思っていると、

「あっ、晩ごはんはいいよ。今日も明日も練習で帰る時間わからんからね。」

なあんだ、感心取り消し

でも、家族が帰ってくると、やっぱり家事に張り合いが出ると思う私です

雨降りだし、お出かけしないで私もピアノの練習して

描きかけのトール作品もちょっと進めようかなあ。

 

 

 


母と奈良を歩く ・ならまちへ

2016年11月16日 | 日記

秋の日は短くて、奈良散歩ももう少し。

志賀直哉旧居と高畑町の散歩の後は、ならまちを訪れました。

 

 

ならまち(奈良町)は、奈良県奈良市の中心市街地東南部に位置する、

歴史的町並みが 残る地域の通称。「奈良町」という行政地名はない。

狭い街路に、江戸時代以降の町屋 が数多く建ち並ぶ。

ほぼ全域が元興寺の旧境内にあたる。・・・ウィキペディアより

(上は前に行った時のです。)

 

入り組んだ路地に、古い町屋や小さいお寺がたくさん集まったならまち

以前は土日でも静かでしたが、だんだんとにぎやかになって

この2,3年は、また特に雑貨店やカフェが増えました。

 

 この日はまだ見ていなかった今西家書院に行きました。

係の方が案内して説明してくださいます。

 重要文化財の建物は、室町時代初期の書院造りだそうです。

 

だんだん明かりがうれしい季節です。

茶室の網代(あじろ)編みの天井に竜の絵。

 

 和紙を重ねた壁や猫間障子、天井裏に砂で防火の工夫、部屋の上下段の差など、

当時の文化やくらしが表れていました。

係の人の説明の後は、自由に見学でき、和菓子などの喫茶コーナーもあります

 そして、最後に元興寺(がんごうじ)へ。

カメラのバッテリーを充電してこなかったから、ここからはスマホで

(私、どっちで撮っても同じだな

1998年に世界遺産に登録された元興寺は、ならまちの顔ともいえるお寺。

今はこじんまりした敷地ですが、昔は大きかったそう。

 

屋根に、1400年前の日本で最も古い瓦が、今も数千枚使われているそうです。

いつも静かな元興寺ですが、この日は多くの人が訪れていましたよ

 

奈良は京都とはまた違って素朴なやさしい感じ、

紅葉の季節より少し早いお出かけでしたが、とっても楽しかったです。

 

バスの一日パスは・・3回乗り降りしました!

歩いた距離は8、95キロメートル、ここ一年できっと一番歩いたかな?

季節と体調のいい時に、これからも歩くようにします

 


母と奈良を歩く ・志賀直哉旧居へ

2016年11月14日 | 日記

奈良散歩の続きです。

新薬師寺を出て、土塀の続く町なみを見ながら、次に志賀直哉旧居を訪れました。

入場は有料ですが、建物内は自由に見学できます。

 

おじゃまします

とっても広くて、どの部屋も明るく居心地がよさそう。

なんと志賀直哉自ら設計した間取りと書いてあり、びっくりです。

書斎。

二階の小窓からの庭の紅葉

干し柿がある

お茶の炉も切ってあります。

昭和の初めにサンルーム、モダンですね

多くの人がこの素敵なサロンに訪れたのだろうなあ。

ここから出ます。おじゃましました

 

 志賀直哉旧居を出て道路をはさんだ壁に、気になる通用口がある。

近づくとカフェでした。

一時からだからまだみたいだけど、素敵な建物、

今度入ってみたいなあ

 

さーっと通り過ぎた三輪車、何かな?とシャッターをきって

後で見たら、動く雑貨屋さんだったようでした

 

この道を進むと春日大社の参道に出るそうです。

・・以前、私はこの道と間違えて別のところから森に迷い込み、

山を歩き川を渡って(←大げさに言う)飛火野に無事出られた時にはほっとしました

今日は母ガイドがいるから、大丈夫ですが、

ここでお昼を食べに、広い道に戻りました。

「それにしても、こないだより道路も道際の家の塀もきれいになったわー!」

母の言っている「こないだ」は50年も前だ

 

 

道のナンキンハゼ、同じ種類でも紅葉の色も早さも違ったり。

そしてこのあたりは観光シーズンでもまだ静かで、ほっとします。

 歩いていくと、またも気になる名前のお店がありました!

「空気ケーキ」?どんなのだろうな。

後日、母が、「あのお店テレビに出てたよ。」と教えてくれました。

今度買ってみよう

お腹が空いたところで、素敵な建物のおうどん屋さんを見つけました。

奈良の野菜を使った天ぷらと冷たいおうどんで800円でした。おいしかったです!

また長くなったので、続きは明日にしますね

 


母と奈良を歩く ・鹿と新薬師寺

2016年11月11日 | 日記

今日はぽかぽかと小春日和の一日でした

暖かいうちに年末の用事を進められたらいいのですが、

つい外に出るのも今のうちに、などと思ってしまうのですよね

 

さて、もう先週になりましたが、母と奈良に行ってきました。

歩きながら撮った写真を貼っていくだけです、ってそれはいつもですね!

歩いても回れる距離ですが、私、なぜか8月から咳が止まらずすっきりしなくて、

母が買ってくれたバスの一日乗車券。 こんなふうに木のプレートになっていました

さっそく少しだけ乗って、国立博物館の裏から歩きます。

すぐそばまで正倉院展やフードフェスティバルでにぎやかですが、

少し入るだけで、人がほとんどいなくなってちょっと驚きます。

鹿さん、こんにちは。

鹿の頭数は公園全体で1000頭ほどだそう。私が思ったよりは少ない。

ベンチに腰かけ本を読む人や、絵を描いている人も見かけました。

古い大きい木は頼もしいです。

親子のシカさん。お母さんの目が心配そうでしたので違う道を通ることに。

飛火野の大楠。一本に見えますが、実は3本です。うまくバランスが取れていますね。

裏から見るとなんだか切り絵みたいです

それから道を折れ、土塀の続く町並みを歩いて行くと、新薬師寺に着きました。

新薬師寺は天平19年、聖武天皇の病気平癒を祈って光明天皇によって建てられたそうです。

 国宝の本堂には薬師如来に日光月光菩薩、それを守る十二神将が祀られています。

本堂内は暗いので、12神将の陰影あるお顔つきはけっこう迫力がありますね

 

 

別名「萩の寺」とも言われるのだそうで、境内のあちこちに控えめなお花が。

 

母が言うには、前はもっとさびしいお寺だったのが、

なんでもCMに出てから人が来るようになって、ずいぶんきれいになったそうで、

それでもつつましくて、ほっとするお寺でした

それではもう少し歩きますね!

 


シェフェスタ in 奈良へ

2016年11月05日 | 食べ物

正倉院展の後は、公園で開催されていたフードフェスティバル

「2016・シェフェスタ in奈良」へ。

有名なシェフの限定メニューや地元の食材を使った食べ物のお祭りなんだそうです!

ライブ演奏や屋台でとってもにぎやかな会場

パンやピザ、お肉にワインにお菓子、おいしそうなものがいろいろ。

 

 

行列に並びたくなるし、

季節のお花や地元の野菜もあって、

これは何だろ?かわいい実が!

追記・・後日「オキナワスズメウリ」だとわかりました。

一年生の蔓植物ということです♪

食べ物のにおいに、シカさんもやってきたんですね。

 

さらに、「むかご」と「さつまいも」のおむすびに、パンも買って、

 この後もう少し奈良散歩する皆さんとお別れして、

時間の都合で、一足先に帰り道へ

このお祭りは11月6日までです!

 

そして家に帰ると、

あっ、みかん君にもツノが・・

「お留守番はさみしいにゃ!」

ごめんごめん、みかん君、一緒にあそぼうね

 

次回のお出かけも奈良です


奈良・正倉院展へ

2016年11月03日 | 美術展、作品展

秋晴れの先日、近所の人達と奈良国立博物館の「第68回 正倉院展」に行きました

 今年の秋にめずらしい青い空。

こちらが本館で、展示は新館の方に回ります。

 

 

秋の虫干しの時期に開封され、この期間に合わせて毎年少しずつ公開される正倉院の宝物、

今回は64点が展示されるということで楽しみです。

混雑するそうなので、最寄り駅で先にチケットを買っておいて、

「正倉院、昔、学校の遠足で行きました。」とか、

「テストに<校倉造り>って出たね。」

と話しながら(全員が正倉院展初めてです^^;)11時ごろに着くと、

待ち時間の表示は30分・・意外に短くて、空いてるかな?と期待しましたが、

なんと、入ってから満員電車みたいに混んでいました

宝物ケースの前は人が何重にもなっていて

並んで順番が来たと思えば、また人波にのまれて後ろになったりしましたが

後半になるとようやく見やすくなってきて、できる範囲で観てきました。

今回のポスターなどにもなっている「漆胡瓶」、

薄く切った木を重ね合わせ、黒漆を塗って、動植物の形の銀の薄板を貼られているそうです。

シカや鳥の模様に、鳥の頭みたいな注ぎ口もかわいい

細かい事ですが、フタの落下防止にチェーンがつけられてるのも

道具としての利便性が感じられ、

芸術性と実用性が兼ね備えられたこのような器が、

1200年も前につくられていたということにおどろきました

これらの約9000点もある宝物は、一度公開されると次は10年以上見られない事が多いそうで、

リピーターが多いことも、動かないでずっと見ている人がいるのもわかるような・・

天平のロマンあふれる正倉院展でした

 

 

会場・・奈良国立博物館(近鉄奈良駅徒歩15分)

開催期間・・10月22日~11月7日

時間・・午前9時~午後6時(金土日祝は8時まで)

料金・・大人1100円、高校大学生700円、小中学生400円ほか