lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

ピアノの調律

2014年03月24日 | 音楽

半年に一回のピアノの調律の日でした。

今の調律師さんには、前のピアノの時から26年もお世話になっています

始めにピアノの調子や希望を聞いてくださるので、

この頃、タッチが少しかんかん当たるように思う、と伝えます。

 

そして、まず、この鍵盤の部分を、引出しみたいに前に取り出して

掃除機で鍵盤の部屋のほこりをきれいに除くところからです

鍵盤の隙間から落ちたレッスンのシールなどのほかに、

いつか、なんでだか靴下があったことが・・・すみません。

 

半年ごとというのは、普通の家よりは早めかも知れませんが、

教室のピアノは、一日に長時間弾かれることと、

弦の材質は、電柱の線と同じものだそうで、夏は伸びてたわみ、冬はぴんと引っ張り、

弾くことに加えて、季節の変わることで、弦の張り具合いも変わっていくそうでした

暑い日本の夏を越すピアノ達は大変かな。

 

それにしても、

88音もの鍵盤上の音をそろえていくなんて、気が遠くなりそうです

 

家事をしていると聞こえてくるポポォーンという音。鍵盤のまん中に近いFis、五度上がってCis、 それからA、この辺りが一番念入りなのは、よく弾かれる音なのかも。

二時間くらいで、「終わりましたよ。ちょっと弾いてみてください。」と言われ、

いつも、ここで華麗に弾きたいのだ!と思いつつ、

結局、ロ長調や変二長調のスケールを試し弾きするに終わるのでした

それはまあともかく

調律の後は、ピアノが深呼吸したみたいに、 軽やかに弾む鍵盤と、木の響きの音色になるのです

 

調律師さん、今回もお世話になりました

 

 



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2 Comments

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靴下といえば (もりもり)
2014-03-25 09:06:32
調律師さんはすごいなあと思っていましたが、やっぱりすごい!
チューナーのような機械は使わず、耳だけでやるのですか?

鍵盤の部分が前に出るなんて
ピアノくん、君もすごいよ!

隙間から出てきた靴下
びっくりだけど、私も思い出しました。
昔、息子が1歳くらいのとき、
魚を焼こうとしてコンロのグリルを開けると、
中にぺろ~んと小さい靴下が入っていたことがあります

調律されたピアノは衣替え。いい音色を響かせてくれますね
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>Re 靴下の不思議 (lemon)
2014-03-25 20:29:02
うん、調律師さんって、いつだってびっくりしてしまうよ
お仕事のじゃまと思って、他の事をしているけど、
ほんとはじ~っと見てみたいな(絶対にいややろうな

たぶん、最初の音だけ音叉で取りはって、
(う~ん、でも私の聴き間違いかも知らへんけど、Aからじゃないんよね。)
あとは5度や4度の和音を弾いてはるよ。
うちは、実はもう一台、別の部屋に、サイレントのアップライトピアノもあって、こちらは別の人が担当なんやけど、調律師さんによって違うみたいやね。

調律が終わると、ああ、よどんでいたんやな、ってやっと気が付くんやけど
ほんとやね、ピアノの衣替え

もりっちゃん、グリルのくつしたも不思議・・・
ぽん、と脱げて飛んだのかな
こげないでよかったね
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