アメフトボールの日大と関学大の定期戦で起きた悪質なタックル問題で
日大の内田正人前監督は常務理事の職を謹慎する考えを示した。
記者会見で同席の井上奨コーチも辞任する考えを示した。
井上コーチは一連の出来事をどのように自己分析しているのだろうか。
カリスマ監督が向けた選手への不満は、実はコーチの自分に向けられた
ものであるとの思考に及ばなかったのであろうか。
仮にそうで無かったにしても、あの段階で自らが辞任を覚悟すべきだった
のではなかろうか。
四面楚歌に気付くべきであった。
先を読む能力があったか疑問だ。 監督にも言える事。
元々優勝など語るも痴がましい断末魔のチーム状態であったといえる。
結局、監督もコーチも辞任に追い込まれてしまった。
日大を纏める組織は理事長はじめ学長、常務理事、常任理事からなる。
(常務理事)5名
・内田(前監督)人事担当
・総務、本部大学院担当
・財務担当
・企画広報担当 (記者会見で不評の進行役を務めた人物?)
・管財担当
(理事)34名
その他、監事4・顧問2・評議員が126名(内女性5名)
役員の経歴を見る限り、同学出身者で固めた村社会を形成して
いるようだ。
「日本大学広報による」
このような組織に対して、若干二十歳の選手は自責の念に苛まれ、
好きだった筈のフットボールが嫌になったという。
今後の事はどうするかわかりませんとも言った。そこまで追い込まれ
覚悟して臨んだ単独記者会見は信ぴょう性が充分伝わるものであった。
翌日の日大側記者会見は対照的なものであった。
自分の立場も理解出来ず会見に臨んだ担当コーチ。(選手はコーチを
信頼していたと語っていた・・・)
が・長いものに巻かれてしまった結果は惨めにも見える辞職であった。
「村社会」に切り込む覚悟と発言がほしかった。
カリスマ監督に至っては、今日から自社病院へ雲隠れの模様。
「捨てる神あれば拾う神あり」
宮川君を是非面倒見たいという経営者も名乗りを上げている。
彼の行く道は明るい未来が幾重にも広がっている。
政治の世界と同じに語る人がいるがそれには関心しない。
1/7 狭間
この時期 陰と日向のどちらがいいの?
2/7 孤立
この場所が落ち着くのよ。
3/7 衣替え
この気候、翻弄されるよね。
4/7 光と影
5/7 光と影
6/7 まわらない風車
7/7 稲田の鏡
あぜ道テクテク課外授業
― 完 ー