やっほ の 散歩フォト。

四季の散歩写真と望遠視点(◎◎)の雑話。時には時事問題など綴ります。

ノーベル賞に思うこと

2017-10-07 13:44:28 | 散歩

今年のノーベル受賞者に日本人が含まれていなかったこと

はちょっと残念なことであった。

しかし日本にルーツを持つ英国籍のカズオ・イシグロ氏が

「文学賞」の受賞が決まったことは我々日本人の誇りをく

すぐる嬉しいニュースであった。

 

期待のノーベル物理学賞は重力波検出の功績に対して授与された。

いわゆる「神の数式」と言われる数式の正当性を実証するという、

宇宙の謎の解明に大きく近づいた偉業だ。

この研究には多くの日本人物理学者が参加していたが、今回は日本

人の名は聞かれなかった。

過去にはこの分野で故 南部陽一郎氏が受賞した。

終戦直後の混乱のなかで公表した論文であった。

 

将来は日本人研究者の裾野が尻つぼみになることが昨今問題と

なっている。研究費の予算が削られていることに起因している

という。資源の無い日本の根幹となる科学技術である。

少子化が進むなか国会議員の員数を削ってでも充分な予算を

確保してほしいものです。

 

平和賞には「ICAN」(核兵器廃絶国際キャンペーン)と

いうNGOに授与がきまった。

授賞理由は「ICANは核兵器のない世界の実現に向け、誰

よりも貢献してきた」としているが「ヒロシマ・ナガサキ」

の被ばくを核廃絶の象徴として世界に訴えてはいるが、

核廃絶にはなんら寄与したことにならない。

この平和賞は政治的意図から決められたものと思わざるを得ない。

 

仮に核保有国の国民が世界に核廃絶を訴えたとしても、自国の

安全を思ったときその気持ちはダブルスタンダードになるので

は無いだろうか。

国連常任理事国(5カ国)が核を持ち拒否権を行使できる以上、

核は廃絶されることはない。

 

核兵器を無効にする物理的手段はないものだろうか。

開発してほしいものです。

それはそれでまた新しい兵器が開発され、乱立対立するという

避けられない人間の、生物の習性のように思う。

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この恵まれた地球環境を破壊する奴は許せません。

1/4 散歩道で見つけた提灯のような

   フウセンカズラにカメラを向けていたら・・・

 

2/4 何処からとなくミツバチが寄ってきた。

   たぶん「コミツバチ」という種類かも?

   暫らく遊んで飛び去っていった。

 

3/4 空に向かって!

 

4/4 「ほんわか無垢モス」と名付けてみました。

    ーーー 完 ーーー