志情(しなさき)の海へ

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今日の沖縄タイムス文化蘭に小さく2月25日の「旧二十日正月記念」講演会の告知が掲載されました!新報は23日に丁寧に告知です!謝!

2024-02-20 13:23:00 | 表象文化/表象文化研究会
(沖縄タイムス2月20日)

(琉球新報2月23日)
沖縄表象文化研究会の主催です。
研究会は、今後年に1〜2回沖縄の文化表象について、知見を深めると共に、関心を持っている方々の発信の場にしていきます。
 表象とは何か?その定義は、東京大学の表象文化論学会が、出しています。
「「表象」という概念は、哲学においては「再現=代行」であり、演劇では「舞台化=演出」、政治的には「代表制」を意味しています。表象文化論学会は、この「表象」という概念を、さまざまな文化的次元の関係性の核を表わすキー・コンセプトとし、文化的事象を孤立した静的対象として扱うのではなく、それが生産され流通し消費される関係性の空間、すなわち、諸力の交錯する政治的でダイナミックな「行為」の空間の生成と構造を考察しようとするものです。」— 表象文化論学会「表象文化論学会について」より。 

マクロに捉えると、知覚できる宇宙、そしてこの地球惑星の様々な現象、事象、想像、創造された諸々が、表象になります。
 表象文化は、再現、想像、創造された対象が絞られていきますが、あらゆる芸術作品は、普遍的な表象になります。そして有史以前から、洞窟に刻まれたデザインや記号、写実画も含め、表象であり、それは人類が生きてきた歴史のエキスです。
 今スマホ入力なので、深く踏み込めません。後ほど〜。

以前、科研研究のプロジェクトとして「沖縄の文化表象にみるジュリ(遊女)の諸相」について、三回シンポジウムを開催しました。と同時に遊廓、ジュリ、芸能について博論にまとめたのですが、琉球沖縄の芸能史への取組みでもあり、社会の諸相も見えてきました。まだまだ、秘匿され、蓋をされた歴史を掘り起こし、表に出す必要があります。
 きっかけは、尾類(ジュリ)として、社会で蔑まれてきた女性たちの芸能者としての位置付けをしっかり見据え、評価することでした。
 博論の出版を意図していて、時間が経ってしまいました。家族の病気や介護もあり、しばらく保留状態でしたが、国際法研究者として著名な村瀬信也先生からいただいたメールが、エールそのものでした。
 スマホ入力はカタツムリの歩みで、詳細はまた続けます。

表象という点においてはアメリカ留学から帰沖して以来この間演劇批評をしてきました。研究も伴いますが、ゆえに表象研究という点ではこの間ずっと関わってきたことになります。
 若い映画批評者から「沖縄表象研究会」についてラインから問い合わせがありました。今時は多様なSNSで個人として批評や評論、作品などの公開が可能になっています。SNS上でチームを組んでオンラインでシンポジウムも可能な時代です。発信という点ではYoutubeもXによる動画配信もできます。
 若い方々は大いにすべての事象は表象であり、仮象も虚構も含めた時代の社会の様々な表象について論じること、単純に思いを発信することも可能です。



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