（万福寺の除夜の鐘が聞こえてくる方向、２０１２年の闇と光の中のそこから音色がやってくる！）
今日からの３６０日の始まり！世界がより平和になりますように！
天と地の情けをやはり念じてやまない！
＊＊＊＊＊＊＊＊
静寂な空気の中で
ひときわ澄んで聞こえてくる鐘の音色
お隣の一人でテレビの前に座っているのが駐車場から見えた方が
亡くなったのは大晦日前だった
一人一人と
次々と消えて行く
次は誰の番か
次は誰か
消えて行く
人の命の物語が続く
斜め向かいの八重山出身の方は最近東京に住んでいた
息子さんを失った
そして後のアパートの持ち主も消えて行った
次々と人は消えて行く
現実がホラー小説や映画より怖いと思える
そう、この空間、場はシュールそのものの営みが続いている
そうなのよ
こう身近で消えて行く様を感じると
人間の一生のはかなさに
ふるえる
澄んだ鐘の音色が身体を浸していく
この澄んだ空気に浸ってことばをつらねる
これは
こうして
生きている
証
鐘の音色はときたまうねるように高く聞こえ
また小さくはにかむように聞こえる
鐘を打つ僧侶の呼吸が鐘の音色にまとわりつく
あなたの呼吸があなたの手が響かせる鐘の音色
除夜の鐘、
どんな思いで
あなたは
鐘を打っているのだろうか
万人の
心の闇に音の音色で応える
闇の音色
こうして
まだ聞こえている
２０１１年が去り
２０１２年の光と
闇の織りなす様々な物語を
紡いでいく
こうして生き生かされている
不条理と条理の最中にある
ああひときわ鐘の音色が大きくなった！
この一年「志情（しなさき）の海」
で泳げることを念じよう！
ああ小さくなった鐘の音色である
小さくなっていく
ああすこし音が大きくなった
僧侶の呼吸とリズムが音色になる
あなたの一年が心豊かであるように
わたしのこの年がスクブンを少しでも
前に踏み出せるように
実りということばが奢りではなく
形としてことばが
糸を紡ぐことができますように！
ただ念じよう！
襲われ、命を奪われた者たちの
魂が成仏しますように！
大地に戻る命！
しかし断ち切られた物語が残ったままーー
多くの彼方の人々の日々の安寧を祈ろう
この地球が多くの人間の呼吸を支え育んでいる
人間が人間として全うできる命の星が
明日もまた在り続けるように
地球爆発のない明日を
念じよう！
除夜の鐘がまだ小さく大きく聞こえている！
聞こえている間このことばを紡ごうか！
（明日ありと
思う心のあだ桜
世半に嵐の吹かぬものかは）
今のこのモメント、瞬間の繰り返しの今日であり
明日である
このブログを訪れてくださる皆さまのご多幸を
念じます！
やはり真・善・美の世界を目指したいものです。
＊＊＊
０：４７分、まだ除夜の鐘が聞こえます。
ひときわ大きくなったり、小さくか細くなったり
まだ聞こえます
鐘が聞こえなくなる時を刻もう。
【今年は年賀状を書く気力がありませんでした。それでいつも送っている皆さまには失礼をしています。
２０１２年、みなさまの人生の物語が彩り豊かに紡がれていくことを念じます!】
０：５５分、鐘の音色はまだ続く！数えることができない。
０：５７分、鐘の音色が消えた！１０８回、の音色は吸い込まれていった！
なぜかじわりと寒さがやってくる。達磨寺の音がやってくるアルミサッシの窓を開いたままにしていた！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
除夜の鐘は108回撞かれる。この「108」という数の由来については次のような複数の説がある。
1. 煩悩の数を表す 眼（げん）・耳（に）・鼻（び）・舌（ぜつ）・身（しん）・意（い）の六根のそれぞれに好（こう：気持ちが好い）・悪（あく：気持ちが悪い）・平（へい：どうでもよい）があって18類、この18類それぞれに浄（じょう）・染（せん：きたない）の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
2. 一年間を表す 月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。
3. 四苦八苦を表す 四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけたとも言われている。
今日からの３６０日の始まり！世界がより平和になりますように！
天と地の情けをやはり念じてやまない！
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静寂な空気の中で
ひときわ澄んで聞こえてくる鐘の音色
お隣の一人でテレビの前に座っているのが駐車場から見えた方が
亡くなったのは大晦日前だった
一人一人と
次々と消えて行く
次は誰の番か
次は誰か
消えて行く
人の命の物語が続く
斜め向かいの八重山出身の方は最近東京に住んでいた
息子さんを失った
そして後のアパートの持ち主も消えて行った
次々と人は消えて行く
現実がホラー小説や映画より怖いと思える
そう、この空間、場はシュールそのものの営みが続いている
そうなのよ
こう身近で消えて行く様を感じると
人間の一生のはかなさに
ふるえる
澄んだ鐘の音色が身体を浸していく
この澄んだ空気に浸ってことばをつらねる
これは
こうして
生きている
証
鐘の音色はときたまうねるように高く聞こえ
また小さくはにかむように聞こえる
鐘を打つ僧侶の呼吸が鐘の音色にまとわりつく
あなたの呼吸があなたの手が響かせる鐘の音色
除夜の鐘、
どんな思いで
あなたは
鐘を打っているのだろうか
万人の
心の闇に音の音色で応える
闇の音色
こうして
まだ聞こえている
２０１１年が去り
２０１２年の光と
闇の織りなす様々な物語を
紡いでいく
こうして生き生かされている
不条理と条理の最中にある
ああひときわ鐘の音色が大きくなった！
この一年「志情（しなさき）の海」
で泳げることを念じよう！
ああ小さくなった鐘の音色である
小さくなっていく
ああすこし音が大きくなった
僧侶の呼吸とリズムが音色になる
あなたの一年が心豊かであるように
わたしのこの年がスクブンを少しでも
前に踏み出せるように
実りということばが奢りではなく
形としてことばが
糸を紡ぐことができますように！
ただ念じよう！
襲われ、命を奪われた者たちの
魂が成仏しますように！
大地に戻る命！
しかし断ち切られた物語が残ったままーー
多くの彼方の人々の日々の安寧を祈ろう
この地球が多くの人間の呼吸を支え育んでいる
人間が人間として全うできる命の星が
明日もまた在り続けるように
地球爆発のない明日を
念じよう！
除夜の鐘がまだ小さく大きく聞こえている！
聞こえている間このことばを紡ごうか！
（明日ありと
思う心のあだ桜
世半に嵐の吹かぬものかは）
今のこのモメント、瞬間の繰り返しの今日であり
明日である
このブログを訪れてくださる皆さまのご多幸を
念じます！
やはり真・善・美の世界を目指したいものです。
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０：４７分、まだ除夜の鐘が聞こえます。
ひときわ大きくなったり、小さくか細くなったり
まだ聞こえます
鐘が聞こえなくなる時を刻もう。
【今年は年賀状を書く気力がありませんでした。それでいつも送っている皆さまには失礼をしています。
２０１２年、みなさまの人生の物語が彩り豊かに紡がれていくことを念じます!】
０：５５分、鐘の音色はまだ続く！数えることができない。
０：５７分、鐘の音色が消えた！１０８回、の音色は吸い込まれていった！
なぜかじわりと寒さがやってくる。達磨寺の音がやってくるアルミサッシの窓を開いたままにしていた！
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除夜の鐘は108回撞かれる。この「108」という数の由来については次のような複数の説がある。
1. 煩悩の数を表す 眼（げん）・耳（に）・鼻（び）・舌（ぜつ）・身（しん）・意（い）の六根のそれぞれに好（こう：気持ちが好い）・悪（あく：気持ちが悪い）・平（へい：どうでもよい）があって18類、この18類それぞれに浄（じょう）・染（せん：きたない）の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
2. 一年間を表す 月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。
3. 四苦八苦を表す 四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけたとも言われている。
