志情(しなさき)の海へ

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時代の新しい波❗️沖縄芝居「劇団花園」の舞台映像がYouTubeで人気を得ている‼️

2021-01-03 10:12:50 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
SNSを活かして世界に発信する沖縄芝居です。劇団群星も沖縄俳優協会もYoutubeによる発信です。国立劇場おきなわを凌駕する可能性ですね。

劇団花園の公演が華やかな頃、よく舞台を観ていました。あの頃は演劇の年末回顧を新聞に書いていました。団長の泉加寿子さんの男役(主人公)がクールで素敵で、多くのフアンガ押し掛けていたと言う印象です。沖縄の宝塚と言えば、乙姫劇団でしたが、50年の活躍に幕が降ろされ、その前後に元乙姫劇団の団員だった泉さんや森さん、東さんたちが三人の会を構成し、優美な歌劇を公演、その後に劇団花園が旗揚げしたのですね。
公演パンフレットもしっかり作成しVHSビデオも販売していました。
今それらの貴重なデータがネットに開示されたことは新たな舞台公演、沖縄芝居の転換だと言えそうです。

国立劇場はもはや組踊や古典音楽が主流で、組踊研修生のお披露目の場になっています。沖縄芝居の粋は必ずしも国立劇場の舞台、というわけではなくなっています。
YOUTUBEによる舞台公演の発信は外から本場の琉球史劇や琉球歌劇を観たいという観衆を増やす契機にもなるでしょう。
その点、国立劇場おきなわがその受け皿になるとは思えません。沖縄芝居用の花道、橋懸かりのある県立劇場が必要になります‼️郷土劇場の名称でも良いですね‼️
現在の国立劇場おきなわの沖縄芝居公演は、役者が片寄りすぎで、組踊伝承者や研修生のOBのものになっています。彼らのための舞台になっていますね。
劇団花園や沖縄俳優協会が税金の恩恵はほとんど受けられないですね。琉球歌劇保存会にしても、少ない助成金で、30周年記念公園も予算の関係で十分なゲネもできませんでした。
伝統芸能の保存、継承、推進の県の看板が泣いています。

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