実現しなかった新作組踊「琉神マブヤー」より、手堅い奨励賞の新作組踊なんですね。
最近、新作組踊は闊達で〜。ただ新しく創作に挑戦するのは、伝統芸能の創作講習会や大学での伝統芸能創作科目が提供されてもいないので、厳しいですね。
琉球歌劇や時代劇、史劇の創作も闊達になったらいいのですが、そのための創作推進の文化行政は弱いようです。新作沖縄演劇賞など、ジャンルは伝統演劇(組踊、沖縄芝居)から現代演劇まで網羅しても面白いかもしれません。
昨今、岸田戯曲賞が誕生する可能性もありそうです。時代を打つ斬新な作品が登場することを期待したいですね。
(琉球新報10月11日、より)