
(公園の鳩さんたちです!)
詩人・以倉 紘平さんの慈愛に満ちた心根を今深く感じている沖縄の詩人がいるのですね。これは去年12月(2018 12 15)の放送です!詩人と詩人のつながりはことばとことばのつながり。ことばが魂の表出ならば、それは魂と魂のつながりになるのでしょうか。
2018 12 15 夜学生と 見つめた 戦後の日本・言葉の海に 漕(こ)ぎ出でて/以倉 紘平・いくら こうへい・詩人 明日へのことば ラジオ深夜便 4
https://www.youtube.com/watch?v=-HGzE616QH8
ラジオ拝聴しました。いいですね。井上靖さんの詩集『北国』を読みたいですね。夜学の高校生に教えてこられた33年間の経験が詩に結晶化されていることがわかります。言葉が生み出す『感動』を大切にする詩人ですね。レトリックや修辞をひねくる現代詩の難解さではなく、誰でも手にして感動できる詩、内面のリズム、内面律、音楽性を大事にする詩人は、飾りやレトリックより感動させることばを人生の断片の中に見出し、自ら生み出しているのですね。お嬢さんを癌で失った無念さ、限りない愛情が、なくなった娘と共同で詩集ができたのだと語ります。『遠い蛍』にはお嬢さんに対する思いの深さがまとめられているのですね。まだ目を通していません。読まなければです。
http://blog.livedoor.jp/aoinoyama-aoinomori/archives/12802150.html ←「川岸から」
大阪府南河内郡太子町生まれ[1]。神戸大学文学部国文科卒。同大学助手を経て、大阪市立大学大学院修士課程修了。1965年大阪府立今宮工業高等学校定時制教諭。1987年詩集『日の門』で第1回福田正夫賞受賞。1992年詩集『地球の水辺』で第43回H氏賞受賞。1998年近畿大学文芸学部教授、2000年『プシュパ・ブリシュティ』で第19回現代詩人賞受賞。2009年近畿大を退職。2010年、『フィリップ・マーロウの拳銃』で第17回丸山薫賞受賞。詩誌「les aliz'es」編集人。現代詩人賞選考委員。
『地球の水辺』に感動しました。痛み、傷み、悼みが、生きることのどうしょうもない宿命のような痛み・傷みが癒されることなくあることが胸をえぐるように迫ってきました。
鳩さんたちは猫の餌も好きですね!